GoogleのスマホPixel 3と、iPhone XSを比べてみました。
私は、Pixel 3がお気に入りです。
※実家にて iPadPro
GoogleかAppleか
スマホの選択肢は、大きく分けると、GoogleとAppleがあります。
それぞれ、OS(基本ソフト)は、AndroidとiOS。
Androidは、Google以外にも各社がスマホをつくり、iOSは,Apple自身がスマホをつくっています。
国内の人気はiOSのほうがあり、使いやすさも上でした。
が、Androidを使ってみるとなかなかの使い勝手です。
これまで、iPhone4からiPhoneXSまで歴代のスマホでは、Apple(iOS、iPhone)を選びつつも、Google(Android)を試していました。
iPhone(iOS)とAndroidスマホの比較。OSにとらわれないスマホの選び方。 | EX-IT iPhone(iOS)とAndroid、MacとWindowsのどちらでも使えるサービス・アプリを使っておこう。 | EX-IT
直近では、8.4インチのAndroidタブレットを使っています。
Huawei MediaPad M5。スマホではなく、8.4インチSIMフリータブレットという選択。 | EX-IT
AndroidとiOSは、使えるアプリや操作性が多少違いますが、どちらもそれほど差がなくなってきました。
Androidでないなぁと思うのは、
・Scrivener(執筆ソフト)
・メモ(Apple純正。チェックリストで愛用していたので)
・Moca(月表示のカレンダー)
くらいです。
(これはこれで痛いのですが、代わりを本格的に探します)
そのAndroidをつくっているGoogleが出すスマホは、ここのところ日本では販売されていませんでした。
Nexusという機種のころは販売されたいましたが、Pixel、Pixel 3は販売されず。
そんな中、2018年、Pixel 3が販売されることになったのです。
そのPixel 3とiPhone XSを比べてみました。
Pixel 3もiPhone XSもより大きなタイプ(Pixel 3 XL、iPhone XSMAX)がありますが、今回比較するのは、小さいタイプのものです。
カメラの性能は変わりません。
Google Pixel 3とiPhone XS カメラの比較
Pixel 3とiPhone XSの最たる違いかつ気に入っているところは、カメラです。
ちょっと前に、こういった記事を書いたのですが、Pixel 3はそれ以上の驚きでした。
iPhone XとiPhone XS(Max)のカメラ比較。ポートレート(ぼけ)調整・夜景&暗いところに強い・広角というメリット。 | EX-IT
Pixel 3は背面レンズ1つ、前面レンズ1つ
最近のスマホは、レンズが増える傾向になります。
2つ、3つ、4つというものも。
iPhone XSは、メインの背面レンズ2つです。
一方、Pixel 3は、レンズが1つ。
だからといって、その写真が劣るわけではなく、AIで、きれいな写真を撮ったり効果をつけたりできます。
AIといえば、画像認識が得意であり、GoogleはAppleよりもAI分野では一歩リードしている印象です。
だからこそ、このPixel 3を試したいという思いもありました。
前面のレンズ(インカメラ)については、iPhone XSは、1つ。Pixel 3は2つです。
これにより後述する広い範囲を撮る機能が使えます。
ポートレートモード
カメラレンズが2つあるメリットの1つは、ポートレートモード。
背景をぼかして、いい感じにしてくれる機能です。
iPhoneでは、7Plusからつきました。
最新のiPhone XRでは、1つのレンズでポートレートモードを使えるようになりましたが、認識するのは人物だけです。
Pixel 3は、あらゆるものをAIで画像処理し、背景をぼかしてくれます。
上がPixel 3、下がiPhone XS。
Pixel 3のほうが椅子の部分の処理がきれいにできています。
iPhone XSの場合、フォーカスするものとの距離が少々シビアです。
「離れてください」や「近づいてください」という警告がでて、なかなかうまくいかないこと。
Pixel 3は、こういった調整や気遣いもいりません。
なんとなく撮れば、判断してくれます。
妻にポートレートモードで撮ってもらったところ、その写真を見せるときれいに背景がぼけていて、びっくりしていました。
Pixel 3は、iPhone XSと同様、ぼかし具合を後から調整でき、さらにフォーカスするものも変えられます。
この辺は、他のAndroid端末でもできていましたが、実際にやってみると便利です。
夜景モード
Pixel 3には、夜景モードがあります。
夜景がきれいに撮れるという意味では、iPhone XSもなかなかのものでした。
Pixel 3は、さらにきれいに撮れます。
上がPixel 3、下がiPhone XS。
遠くの空はちょっと明るくしすぎかなという感じですが。
暗いところに置いたしまじろうもこんな感じに撮れます。
超解像ズーム
ズームしても画像が粗くならないということで比べてみました。
上がPixel 3、下がiPhone XS。
最大倍率は、iPhone XSのほうが高く、画像の粗さも変わりないように思えます。
トップショット
笑顔かどうかを検知するトップショット。
たとえば、連続写真でこのように48枚撮ってみました。
笑っていない写真もあります。
Pixel 3が選んだトップショットはこれでした。
確かに笑っています。
インカメラ(自撮り)で、笑ったり、変な顔をしたりしたらシャッターを切るという機能もあり、AIによる顔認識のすごさ・おもしろさがわかり、興味深いです。
Googleレンズ
他のAndroid端末でも使えるようになったGoogleレンズ。
カメラでとらえたものが何かを認識し、表示してくれます。
このように会社名を読み取る場合も、
商品名を読み取る場合もあります。
植物も認識でき、その名前がわかることも。
AIは確率論で判断するので、100%ではありません。
この場合は、植物を牛肉と判断していました。
本にカメラをかざすと、その本を検索したり、フリマ(中古を売買するアプリ)で探せます。
テキストをカメラでとらえ、
コピーして
利用することもできます。
広範囲の自撮り
インカメラの自撮りは、写す範囲を広くして撮ることができます。
これが通常。
これが最大に広めた場合。
みんなで写真を撮るときに便利です。
Google Pixel 3とiPhone XS の比較
Pixel 3、カメラだけで結構気に入っているのですが、他にも魅力があります。
SIMフリー
Pixel 3はSIMフリーでも買えます。
Googleのサイトで注文し、海外(私の場合は香港)から発送される流れです。
国内のストアでは買えません。
(ドコモ、ソフトバンクと契約すれば買えますが)
iPhone XSのSIMフリーは、Appleのサイトで注文するか、AppleStoreで買えます。
値段
値段はこのようになっています。
・Pixel 3 95,000円(64GB)107,000円(128GB)
・iPhone XS 121,824円(64GB)140,184円 (256GB)165,024円(512GB)
Pixel 3はその安さも魅力です。
私が買ったのはどちらも64GB。
音楽をストリーミングで聞き(OCNモバイルのSIMでミュージックフリーを使っています)、写真をGoogleフォトに入れておけば、それほど容量は使いません。
(ゲームをやらなければ。私はやらないので。スマホでは)
音楽聞き放題SIM OCNのMUSICカウントフリー+独占アーティストが多いdヒッツ+αという組み合わせ。 | EX-IT
大きさ
Pixel 3は、iPhone XSよりもちょっと小さめです。
・Pixel 3 5.5インチで 縦145㎜ 横68㎜ 高さ7.9㎜
・iPhone XS 5.8インチ 縦143㎜ 横70㎜ 高さ7.7㎜
大型化する傾向のスマホ。
Pixel 3は小さめのスマホが欲しい方にもおすすめです。
横幅は2㎜の差ですが、Pixel 3のほうが持ちやすく感じます。
重さ
うれしいのは、重さ。
・Pixel 3 148g
・iPhone XS 177g
Pixel 3は、30gほど軽いです。
認証
AIを活かしているスマホではあるのですが、意外と顔認証はありません。
スマホ裏側で、人差し指を使って指紋認証できます。
iPhone XSの顔認証は気に入っているので、ここだけは残念ですが。
まあ、顔認証でコストが上がるなら指紋でいいですけど。
防水
Pixel 3もiPhone XSも防水です。
ただ、Pixel 3純正のケースは水には弱そうな感じなのがちょっと困りますが。
Suica
Pixel 3はお財布ケータイ(懐かしい・・私にとっては)、GooglePayに対応しています。
Suica、ID、楽天Edy、Waonなどにも対応していますが、今のところ、SuicaとIDがあればいいかなという感じです。
Googleアシスタント
音声認識でAppleよりもMicrosoftよりも優れていると感じるのはGoogle。
そのGoogleの音声認識、Googleアシスタントが使いやすいのはPixel 3のメリットです。
今や欠かせません。
口も使うAI仕事術。Google Home×経理・Evernoteメモ、Googleドキュメント×執筆。 | EX-IT
このように、スマホをぎゅっと握ると、Googleアシスタントが立ち上がります。
ややストレスな「Ok、Google」を言わなくていいのです。
iPhone XSだと、「Hey、Siri!」の反応がいまいちな場合もあり、認識も弱い気がします。
Googleフォト
Pixel 3は、GoogleのスマホなのでGoogleサービスも使いやすく新機能も早く導入されています。
Googleフォトもその1つです。
iPhone XSだと、Googleフォトアプリをたちあげて同期させてという感じですが、Pixel 3は、Googleフォトに直接つながっており、写真を撮る→Googleフォトへとスムーズに連携できます。
Google Pixel 3 Stand
Pixel 3には、純正のスタンドがあり、これに置けば急速充電できます。
9,504円しますが、おすすめです。
時計スタンドがわりにもなり、この状態で、Googleアシスタントも使えます。
GoogleHomeがわりにもなるのです。
(もうすでに持っていますが)
Pixel 3は、スマホにしては音がよく、スピーカーとしても十分使えます。
私の感覚だと、GoogleHomeMiniよりは確実にいい音かと。
そして、Googleフォトのお気に入りアルバムをスライドショーで表示してくれるのがうれしいポイントです。
娘の写真を表示して楽しんでいます。
Apple Watch 対応
Pixel 3の最大の欠点は、Apple Watchに対応していないこと。
まあ、当然です。
Googleのスマートウォッチもあるのですが、Suicaに対応しているものはありません。
Apple Watchの最大の魅力は、Suica(ID)。
このApple WatchはiPhoneがないと、
・アクティベーションできない(使い始められない)
・アップデートできない
・Suicaのチャージ、オートチャージができない
となってしまいます。
考えてるな・・Appleという感じですが。
現状の解決策は、iPhoneを残しておくか(iPhone XSを売ることも考えています)、古いiPhoneをApple Watch用に使うかというものです。
幸い、母が使っていた古いiPhone5SがあるのでApple Watch用に使います。
iPhoneとApple Watch を使っている方が、Pixel 3にする際の最大の関門です。
Pixel 3は、仮に次のPixel 4が出たときに日本で販売するかどうかなんともいえないのが不確定要素ではあるのですが、この1年は、Pixel 3でいこうかなと思っています。
Appleはいろいろと停滞を感じるところです。
2018年は、MacからWindowsへ。
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そして、iOSからAndroidへ。
と、変えることとになりました。
タブレットはiPadProですが。
iPad Pro 12.9インチ(2018)を買った理由。体験を買うことでITに強くなれる。 | EX-IT
次のスマホ選びの参考にしていただければ。
昨日は、地元宮崎での青島太平洋マラソン。
宮崎とは思えない寒さの中、なんとか完走。
4時間切りを狙っていたのですが、失速し、4時間33分でした。
■昨日の1日1新
※詳細は→「1日1新」
Switch スマブラ
ミニオンで青島太平洋マラソン
■昨日の娘日記
マラソン中4回会えました。
海岸沿いのコースなので、砂浜でも遊べたようです。
帰ってからは、おばあちゃんがつくった大好物のたこやきをほうばっていました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
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