勉強する場合、今でも「繰り返し」を意識しています。
※自宅にて
腕を上げるための勉強
独立後、勉強は欠かせません。
独立後まもなく、欠かせないと思うようになりました。
腕を上げること、仕事を磨くことは必要です。
それが提供する価値になり、値段となります。
(値段に反映する要素は、腕だけではないのが難しいところですが。だからこそ売り方・見せ方の勉強も必要です。)
何かしら、勉強をしなければいけません。
ただ、勉強ばかりやっていては、食べていけないので、何かしらの工夫は必要です。
私は、勉強になる仕事をやることで、その工夫をしています。
その勉強で、成果を出すのは、繰り返しと考えて、これまでも今も実践しているところです。
勉強は「繰り返し」を意識
最近、受験した、ACA(アドビ公認アソシエイト)のPhotoshop。
Photoshopというデザインソフトの試験です。
40問~50問で50分。
選択問題(知識を問う)と、操作問題(実際に操作する)があります。
そのうち、選択問題の勉強は、問題集(市販のもの2冊)を繰り返し解けるよう、次の工夫をしました。
・スマホでスキャンし(AndroidのAdobe Scanアプリ)
・クラウド(AdobeのCreativeCloud経由で、そのファイルをiPadProのAdobePDFReaderで開く
・iPadProのUPADで開き、ペンで問題を解く
・答え合わせをし、間違ったところ、あいまいだったところを、Googleスプレッドシートに記録
という流れです。
問題に書き込んでしまうと、次に解くときに困りますが、かといってコピーに行くのもめんどくさいので、スキャンしています。
2冊の問題をそれぞれ3回解いて、なんとか試験は合格しました。
このやり方は、税理士試験のときからやっています。
解答用紙をコピーするのが当時めんどくさく、間違えた問題や重点的にやりたい問題を随時解きたかったので、Excelで解答用紙を同じようにつくっていました。
税理士試験で法人税があり(税理士は5科目合格が必要。1年で受験できるのはボリューム的に1~3なので複数年かかる)、1年では合格できないと学校からも言われる中、1年で合格したのも、この繰り返しのおかげです。
年末年始に問題集を2回解いたり、苦手論点(減価償却、有価証券など)を繰り返し解いたりしました。
そもそも簿記が苦手で、繰り返し解き、なんとか合格したのもいい思い出ではあります。
(今でも得意ではないのですが)
つくるのほうがめんどくさいかもしれませんが、人それぞれです。
当時、スキャンがあれば・・・タブレットがあれば・・・と思いますが、しかたありません。
(税理士試験をやっていたのは、2000年から2003年です)
解答用紙をつくって繰り返し解くようにしていたわけです。
独立してから受験した選択式の試験には、こういったものがあり、同じ方法でやりました。
・ドローン検定1級
・世界遺産検定2級
・パンシェルジュ検定3級
・ITパスポート
勉強には「繰り返す」が大事だと思っています。
毎日繰り返す勉強
毎日繰り返す勉強には次のようなものが考えられます。
話す
人に話すことで、勉強の効率は上がるものです。
伝えるように話すには、物事を整理しなければいけません。
やるのと違って、教えるのが難しいのは、また別のスキルであり、トレーニングが必要だからです。
ただ、ひとりで仕事をしていると、この話す相手がいません。
それでも音読という方法もありますし、今なら音声認識入力が、おすすめです。
声に出して書くとまた違った学びがあります。
ひとりでもできる「話す」の1つです。
私は、毎朝のメルマガ、ブログはときどき、音声認識で書いています。
Windowsで音声認識入力するなら、有線ヘッドセット+Googleドキュメント | EX-IT
音声認識入力のためにささげるべきこと。時間・声・編集。 | EX-IT
また、毎日ではありませんが、日々の仕事はもちろん、セミナーをやることで「話す」勉強はできるものです。
セミナーを自主開催しているのは、勉強のためでもあります。
読む
毎日読むこともできます。
新聞、雑誌、ネット、書籍などを日々読んでおくことこそが勉強です。
ただ、目的をもって「繰り返し」になるよう読むとより効果があるでしょう。
私は、勉強したいことがあれば、Amazonで検索し、根こそぎ10冊から20冊買って読みます。
そうすることで繰り返しになるからです。
その中で、これは!と思った本は繰り返し読んでいます。
5万円で詳しくなるなら安いもの。高速同種多読のすすめ | EX-IT
この記事のころ読んでいたAI・RPA関係は成果につながりました。
書く
毎日書くこともできます。
書く、アウトプットすることは、問題を解くことと同じ効果があるものです。
頭の中で考えているだけはなく、実際に書いてみることで、気づきもありますし、自分を客観視できます。
ブログを書いている理由の1つは、繰り返し勉強するためでもあるわけです。
そして書ける、話せるということはそれがお金につながる可能性があります。
私の場合、書く、話すことで、これまでの売上累計の51%です。
世の中、ウルトラCや必殺技や魔法はなく、日々の繰り返しが、しんどいけど確率が高い勉強だと思っています。
(本当は何かもっと楽なものがあり、私が知らないだけかもしれませんが)
独立したころ、いろんな方に会うようになり世界が広がり、愕然としたことがありました。
それは、長い期間、日々努力している、つまり繰り返している人には勝てないということです。
基本的に業歴や年齢は関係ないと思っています。
ただ、その業歴や年齢を、きちんと重ねている人には到底勝てません。
そう考えて11年。自分が重ねてきているか、繰り返せているか。。
私のことはともかく、日々繰り返し勉強できるかどうかは、大きな差になるはずです。
繰り返し勉強していて損はないかと。
その勉強の時間をどれだけ捻出するか、食べていくこととどうバランスをとるかを考えると、仕事の効率・時間管理、利益率、お金管理あらゆることが大事なわけです。
そのためには、効率・時間管理といった時間や利益率・お金管理といったお金の勉強は欠かせません。
勉強には時間、ときにはお金が必要。
その時間をつくる勉強、お金をつくる勉強も必要。
人生における難しい命題の1つです。
こんなことなら、勉強だけをしておける学生時代にもっとやっておけばよかったと考えてしまうものですが、まあそれはしかたありません。
今、繰り返し勉強していきましょう。
(この記事自体が、勉強時間がちょっと減っている自分への戒めです)
■編集後記
昨日は確定申告(不動産収入、売却)の案件で、お客様宅へ。
昨年引っ越しされたので、新しいところでした。
その後、自宅近くで2件打ち合わせ。
私にしては予定もりだくさんでした。
■昨日の「1日1新」
お客様の新居
池袋 ローステッドコーヒー
とある打ち合わせ
■昨日の娘日記
「あんまり」という言葉を覚えました。
「あんまりおいしくない」「あんまり好きじゃない」というもので、何かを食べて怪訝な顔をしたり出したりしたときに、「あんまり?」って聞いていたから覚えたようです。
昨日は、あまおうジュースを、「あんまり」と。私も「あんまり」でした。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方