自他共に認める紙嫌いではあるのですが、紙の仕事もやっています
紙の本の仕事をする理由をまとめてみました。
※とある書店にて(許可いただきました) Pixel 3
仕事の整合性は大事
仕事をやる上で、整合性を大事にしています。
・仕事として提供するものは自分もやる
・自分の考えと仕事を一致させる
・自分が買わないものは売らない
といったものです。
たとえば、効率化を提供するのであれば自分も効率化しますし、効率化するという考え方と提供する仕事を一致させますし、自分が買うセミナーやコンサルティング、動画などを提供しています。
紙の本を書く仕事をやっているのも、私自身が紙の本を買って読むからです。
紙の書類が嫌いで、デジタル派ペーパレス派なのですが、紙の本は読んでいます。
Kindle にあるものは Kindle で買う可能性がありますし、紙の本を買っても手元に置いておきたいものならKindle 買いなおすことも。
そもそも紙の本を出す・出したときに、 Kindle 化するかどうか、こちらは選べません。
(価格、タイトル、表紙なども、ほぼ選べないことです)
できれば Kindle にしてほしいのですが、そうもいかないのです。
今出している紙の本12冊+監修本1冊のうち Kindle 化しているのは 6冊。
Kindle ではありませんがBookLive!で電子書籍になっているのは4冊です。
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本を書くときまたは書いた後に Kindle かするかどうかという打診(契約)があり、許可をします。
断る理由はありませんのですべて OK にしているところです。
いずれにせよ、私は紙の本も読むので紙の本を出すことに整合性はあるかなとは思っています。
紙の本を出す理由
紙の本を出す理由は次の3つです
知っていただくため
本を出すことで知っていただく機会が増えます。
これは予想以上の効果でした。
ネットで日々配信しているとそれなりに知っていただけているだろうと思っていましたが、本を出すとまた違った経路から知っていただけます。
・書店で見かけました
・アマゾンで見かけて
と、本から知っていただくことも多いのです。
その知っていただく経路の1つとして本を考えています。
知られていないと独立していないのと同じです。
自分ではできないため
紙の本を出すことは、自分ではなかなか難しいものです。
書いて印刷して製本するのも難しいですし、それを書店に置いていただくも簡単ではありません。
ましてや10万部以上印刷なんて無理です。
(累計ですが)
自分ではできないことを力を借りてやる方法の1つとして、紙の本の仕事とやっています。
勉強になるため
私の仕事をする基準と1つとして、勉強になるかどうかというのがあります。
お金とだけの引き換えだとやりません。
(魂との引き換えはもちろんやりません)
その仕事をやることで知識・スキルを得られるかということです。
紙の本を出すこと=出版するということは、出版社側に
「こういう本が求められているだろう」
「こういう本ならこれくらい売れるだろう」
「この人はこれを語る価値があるだろう」
と認められるものです。
客観的に自分の知識やスキルを見直す機会にもなります。
また自分の書いた文章を編集・校正していただくことによって、文章に関しても客観的に見直すとどうです。
これがめちゃくちゃ勉強になります。
もちろん、出版のしくみ、考え方を知ることができることも大きな収穫です。
紙の本を出すには
出版不況といわれつつも、紙の本は確実に出ています。
チャンスはゼロではありません。
・オワコン(もう終わり。終わったコンテンツ)
・今は〇〇
・成功しない
などといわれることはありますが、あくまで他人の意見であり、自分がやる理由があると思えばやればいいでしょう。
ブログだってもう終わっているとか今更ブログなんてといわれて、早何年経ちますので。
・みんながやっている
・これをやれば成功
・今やらないと乗り遅れる
みたいなものこそ、あてになりません。
みんなと違うことをやろうとしているのに同じことをやっても意味がないことです。
紙の本を出すには、やはり知っていただかなければいけません。
出版社、編集者の方に知っていただくことが近道です。
(持ち込みという方法もありますが。)
知っていただく1つの方法としては、ブログや SNS があります。
私が本を出せたきっかけはすべてブログです。
どういうことを書けるのか、提供できるのかということを、ネットに載せておきましょう。
もちろん、そこに整合性を持たせることは欠かせません。
きれいに取り繕ったり大きく見せようとしたり整合性は保てないでしょう 。
これは本に限らず、自分が提供したい仕事をすべてに共通することです。
ネットに載せておくというのは、実は投資効果が非常に高いことなのです。
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■編集後記
今、本を2冊進行中です。
1冊は、今月末に最初の原稿締切で、ほぼできています。
もう1冊は、1回目の原稿(ゲラ)チェック。
どちらも今年だせそうです。たぶん。
高野ゼリー
■娘(2歳)日記
写真を見て、「これ食べたい、つくって」というように。
つくれないものは見せられません。
食材が手に入りにくいものとか季節ものとか。
■著書
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