先日読んだ本で、”人間が「 知っていること、わかること 」は一定量”という言葉がありました。
なるほどなぁと思うところがあったので,記事にしてみます。
人間が「 知っていること、わかること 」は一定量
現代は、情報があふれている時代といわれ、情報収集よりも情報選択が必要です。
『SOUL RESET 魂の再起動 魂の声に耳を澄まし、未来を見通す方法』は、情報過多時代、物質主義時代にどう対処していくかという本でした。
その中でこんな表現があります。
”人間が「 知っていること、わかること 」は一定量と決まっていて、入口は三つある。一つは誰かと対面で話すことで得られるもの、二つめはメディアを通じてわかること、知ったこと。三つ目はなんだかわからないけどわかること、すなわち虫の知らせのようなものや直感によって感じること。”
人間の情報摂取量、理解量は一定だということです。
なんとなく実感できます。
こんな感じで情報を取得していることが多い気がします。
メディアとはTV、新聞、ラジオ、雑誌、そしてインターネットが含まれるでしょう。
さらに高城さんは”全体として一定量しか受け取れないとすれば、情報を制限すれば直感力は上がると僕は考えています。”といっています。
メディアからの情報を減らせば、おのずと自分で考える、自分で気づくものが増えるのでしょう。
※グラフは私の見解で作成したものです。割合に特に意味はありません。
メディアからの情報
私はメディアからほとんど情報をとっていません。
情報を思い切って遮断しても、意外となんとかなるものです。
テレビは見ません。ニュースを流し続けることもしていません。
CMの話もまったく分かりません。
ネットのニュースも、特定のサイトをRSSで読みますが、いわゆるポータルサイト(Yahoo!など)でニュースを取得することはしません。
新聞もとっていません。
雑誌の定期購読もやっていません。
Twitter、Facebookでの情報も厳選しています。
メディアから情報をとっていない理由は5つあります。
1 なんらかの意図がある情報もある
メディアに流れる情報は、人の意図が含まれるものも多いです。
大きく取り上げられているから、重要な情報というわけでもないと思います。
2 結論ではなく、過程
日々の新聞で流れている情報は、結論のないものも多い気がします。
税金関係でも、「こうなりそうだ」「○○大臣がこういった」などという情報は特にいらないと考えています。
その過程を日々追っている必要はない気がします。
自分に必要な情報は、ほうっておいても自然に入ってきます。
3 集中力
ニュースなどが目に入ると、集中力がそがれる場合も多いです。
特に仕事中に、関係のない情報が入ってこないようにしています。
Yahoo!を使わないのもそのためです。何か検索しようと思うとニュースが目に入りますからね。
駅を歩くときもキオスクにある新聞の見出しや中吊りは目にいれないようにしています。
4 お金
新聞、雑誌の定期購読にも、そこそこお金がかかります。
なんとなく得る情報に、なんとなくお金を払いたくないのです。
5 時間
情報を収集するにも、時間が必要です。
お金と同様に、なんとなく得る情報になんとなく時間を使いたくないのです。
その時間は、自分が選んだことに使いたいと思っています。
読書?
対面、メディア、直感という、情報の入り口で、<読書>ってどこに入るのだろう?と考えました。
私の情報収集手段として、読書は大きな割合を占めます。
ただ、最近は読書量を減らしました。
今年は現段階で115冊。昨年同時期と比べると、40冊くらい減っています。
なおかつ、一度読んだ本を再読することが増えました。
やむくもに新しい本を読むよりも効果があると考えているからです。
35歳くらいまで本をほとんど読んでなかった私にとっては、読書から得る情報の下地がありませんでした。
約4年、1日1冊程度読んできた結果、ある程度下地ができたのかもしれません。
(飽きただけかもしれませんが)
本にも<メディア>的要素があるものが多い気がします。
一方で、<対面>的な要素がある深い本もあります。
はやりの本、それこそメディアで話題になっている本は、気をつけなければいけないでしょうね。
厳選して本を選びたいものですが、本の特性上、<読んでみないと分からない>というものがあります。
ある程度の多読は必続けていきます。
「情報はどこから得るか?」というのは人それぞれで、新聞雑誌が中心でもいいし、テレビが中心でもいいでしょう。
情報過多の時代、いずれにせよ、情報を制限・遮断するくらいがちょうどいいのは間違いないと思っています。
昨日は上海2日目、お客様と合流しました。
合流場所まで9km走っていきましたが(^_^;)
上海は、信号も守らないし、どんどん車がつっこんでくるし、クラクションが常に鳴り響いてますし、落ち着きません(T_T)
楽しい部分もありますけどね。
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