セミナーを自主開催する上で、オフラインとオンラインの違いはあります。
その違いについてまとめてみました
※オンラインセミナーをやっているところ by Leica M10
セミナー自主開催オフラインとオンライン 運営の違い
セミナー自主開催するとなると、その運営もやらなければいけません。
ひとりでやっている場合は、すべて自分の担当ですし、私もそうです。
オフラインとオンラインでやる場合、次のような違いがあります。
オフライン | オンライン | |
---|---|---|
場所 | 必要 | 不要(配信スペースのみ) |
会議室予約・会議室代 | 必要 | 不要 |
移動 | 必要 | 不要 |
定員 | あり | 原則なし |
なんといっても場所が必要かどうかは大きな違いでしょう。
オフラインのセミナーでは場所が必要で、会議室を予約したり会議室代を払ったり、移動したりということがあります。
会議室の大きさで定員も決まるものです(その他セミナーの性質によっても定員は変わりますが)。
その他、告知する、決済の準備をする、入金・決済を確認する、確認メールを送るといった運営は変わりません。
セミナー自主開催オフラインとオンライン 機材の違い
大きく違うのは機材です。
オフライン | オンライン | |
---|---|---|
通常 | パソコン プロジェクター(ディスプレイ) スクリーン リモコン(マウス) 延長ケーブル |
パソコン ネット回線 配信システム ディスプレイ 照明 カメラ マイク スピーカー |
撮影 | カメラ 三脚 マイク |
同上 |
上記の比較は、オフラインではパソコンとスライドを使うセミナーとして考えています。
オンラインの場合は通常時でも必要な機材が増えるのが特徴です。
ネット回線や配信システムも欠かせません。
ノートパソコンであれば、カメラもマイクもスピーカーも付いています。
ウェブカメラが手に入らないのであれば、ノートパソコン買うということも必要になるでしょう。
オフラインセミナーで撮影する場合は、さらにカメラや三脚やマイクが必要となりますが、オンラインの場合は通常の機材で、撮影(録画、録音)ができるのが特徴です。
(Zoomだと録画もできます)
冒頭の写真にあるとおり私は、
・ノートパソコン(配信システム操作、パワポ、チャット、参加者一覧表示など)
・ ディスプレイ(パワポのスライドショー)
・確認用ノートパソコン(参加者側の映像を確認)
・カメラ( Panasonic GH5)+ 三脚
・マイク Blue Yeti
・グリーンスクリーン(背景用)
といったものを使っています。
セミナー自主開催オフラインとオンライン セミナー中の違い
セミナー中にも違いはあります。
紙の資料配布可能配布しにくい
オフライン | オンライン | |
---|---|---|
目の前 | いる | いない |
スライドの指差し | できる | できない |
紙の資料 | 配布可能 | 配布が難しい |
ホワイトボード | 使える | 工夫が必要 |
背景 | 会議室 | 自宅(オフィス) |
最も大きな違いは、オンラインセミナーの場合は目の前に誰もいないということです。
参加者の方の顔をカメラで写し出すこともできますが、実際に目の前にいらっしゃるのとは感覚が違います。
私が使っているZoomのビデオウェビナープランだと、参加者の顔はうつらず、参加者同士の顔をうつりません。
「カメラの前で話す」ということをしなければいけません。
Zoomビデオウェビナー(+月額5,400円)でセミナーをやるメリット | EX-IT
開催する講師側が、どう適用するかどうかが、オフラインセミナーとオンラインセミナーの大きな違いともいえます。
オンラインセミナーならではの練習は必要です。
参加者の方の顔を見る、つまりカメラ目線にするのも、オフラインよりもオンラインのほうが難しく感じます。
これも練習していきましょう。
目の前に人がいないので話しやすいという考え方もありますが。
緊張の種類も違います。
また、オフラインセミナーでは紙の資料を配ることができますが、オンラインではできません。
事前にお送りする、プリントアウトしていただくということもできますが。
オンラインセミナーでは、プロジェクターやスクリーンの画面を指差すこともできませんので、パワポのスライドであればマウスやレーザーポインター(パワポのスライド中にCtrl+L)を使うことになります。
ホワイトボードは、オンラインでも使えますが、ペン対応のパソコンやタブレットを使ったほうがいいでしょう。
マウスだと、きれいに書けませんので。
そして、背景。
オフラインではその場所次第ですが、オンラインだと、自宅やオフィスが写ってしまうので、その配慮は必要です。
Zoomでは、バーチャル背景というものも使えます。
オフラインとオンラインセミナーは違いもあり、メリット・デメリットありますが、根底にある「セミナーで価値提供する」ということは変わりません。
ぜひ挑戦してみましょう 。
そして「会えない」というオンラインセミナーのデメリットは、新型コロナウイルスという状況下ではメリットになります。
■編集後記
昨日は、11時にオンラインで打ち合わせ。
新たな仕事の柱をつくります。
夜は、オンラインセミナー自主開催セミナーを開催しました。
ぜひ、開催していただければと思います。
オンラインセミナー自主開催セミナーを開催
娘と新しい場所を探検
■娘(3歳0ヶ月)日記
それぞれの実家に行きたいと、最近よくいいます。
「コロナで飛行機がお休みなの。行けるようになったら行こうね」と話してはいますが、「じゃあ、歩いていく!」と返してきます。
散歩中に飛行機が飛んでいるのも見かけて、「あ、ママにいわなくちゃ」と。
飛行機を見たことがうれしいのかなと思っていたら、「ママー飛行機飛んでたよー。もう始まってるんじゃない?」と。
か、かしこい……。
■著書
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『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
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