コミュニケーション手段で、「会う」を除くと、どういうランキングになるか考えてみました。
※お台場デックスにて by Leica M10
コミュニケーション手段で、格別なのは「会う」
仕事にはコミュニケーションが欠かせません。
お客様、相手があっての仕事。
連絡、相談、問い合わせなど、コミュニケーション手段で、格別で別次元なのは「会う」でしょう。
実際に会って話すのは、伝達効率が最も高いものです。
・顔を見て話すことができる
・飲食が一緒にできる
・こちらの資料、パソコンの画面等を見せることができ、お客様のものも見ることができる
・パソコンを代わりに操作することもできる
・握手もできる
・空間を共有できる
バーチャルリアリティの技術が格段に進歩したとしても、情報伝達力では、「会う」が最も効果的なコミュニケーション手段であることは変わらないでしょう。
今回は、この「会う」を除いて考えてみます。
「会う」を除いたコミュニケーション手段
会うを除いたコミュニケーション手段として考えられるのは、
・電話
・オンライン会話
・メール
・チャット
・郵便
などがあります。
第1位 メール
私の中で、1位は、メールです。
・すぐ送ることができ、すぐ確認できる
・そして、その確認は、「すぐ」でなくてもいい
・相手の状況を考えずに送ることができる
といったメリットがあります。
電話のように「夜分すいません」とメールで書く必要はないかなとも思いますが、早朝や夜は気遣いが必要でしょう。
(メールの通知はオフにしておくという大前提があればいつでもいいのでしょうか。)
なお、送信日時予約もできますが、私は使わない主義です。
▶Gmailの送信日時設定(予約)を使わない理由 | EX-IT
メールは便利な半面、テキストでのコミュニケーションスキルは、問われます。
こちらはもちろん先方が、テキストでのコミュニケーションを苦手とすると、メールのメリットは減るでしょう。
そして、ノリや温度が違うと、うまくいきません。
(スキルというより相性の問題ですが)
ただ、
・メールのスピード感(スピードがないとダメになります)
・メールにファイルを添付できること
・メールは、相手に割り込まない、邪魔しない
といった特徴がメールにはあるので、そのバランスは、やはり一番かなと。
私は一番だと思っているので最もよく使っています。
このメールには、Facebook メッセンジャー、TwitterのDM、インスタのメッセージ、LINEなども含めて考えてもいいでしょう。
第2位 ビデオ通話
コミュニケーションの手段、第2位は、ビデオ通話かなと。
顔を見て話すことができ、「会う」の要素もありますし、資料を見せたり見せていただいたりということもできたりします。
移動が必要ないという特徴は、「会う」を凌駕する魅力です。
そしてビデオ通話の場合は、いきなりかけるということはほとんどなく(ある場合も)、お互い調整してコミュニケーションをはじめることができるメリットがあります。
第3位 チャット
第3位はチャットかなと。
チャットは、メールと電話の間のような感じではありますので、どちらのメリットデメリットも含んでおり、私は中途半端な存在かなと思っています。
チャットでもメール的に使う主義です。
メールでもチャットのようになる場合もありますし。
チャットが電話に近く、それぞれの邪魔をしてしまいます。
会社のテレワークでは上司のチャットが敵でしょうし。
電話ならもっての他です。
問い合わせのチャットも私は好きではありません。
結構待たされますし、 AI か人間かわからないようなテンプレート的な回答も多いですし、チャットしている間拘束されている感もあるからです 。
ビデオ通話の問い合わせのほうがいいんじゃないかと思ったりしますが、導入されていないということは大きな敷居があるのでしょう。お互い。
「会う」を除外するなら、ビデオ通話での問い合わせってアリじゃないかなと思ってはいます。
うちはやりませんけど。
番外 電話・郵便
第4位というより番外は、電話・郵便かなと。
ここに順位をつけることはそれほど意味がないので、同順位とします。
電話は何といっても相手に割り込む、割り込まれるのがデメリットであり、顔が見えない、資料や画面を見せあえないという効率の悪さもあります。
電話問い合わせだと待たされるということも。
さらに、電話は、場所を選ぶというデメリットもあります。
ただ、意外と、電話はできる場が増えました。
自宅だと電話できるというケースも増えているでしょう。
家族がいると、電話をしにくいもので、これはビデオ通話も同じです。
だからこそビデオ通話は1位になりえません。
電話のメリットは「誰でもできる」ということ。
しかしながら、これは問題でもあると思っています。
誰でもできるようで、誰でもできているわけじゃないかなと。
要領を得て、ちゃんと電話ができるケースが少ないと思っています。
メールで必須なテキストでコミュニケーションするスキルと同様に、電話でコミュニケーションするスキルは本来大事ではないかと。
要領を得ない話し方で困ることは多いものです。
本人確認で、会員番号があるのに、住所、氏名、電話番号と聞かれるのも……。
なんといっても長い。
自己紹介、アナウンス、前置きとかが多く、「お疲れさまです、今、大丈夫ですか」のその時間が無駄でしょう。
「今、お電話いただいているのはご本人ですか」の数秒も無駄ではないかと。
メールは、こちらの努力・鍛錬で読むスピードを極限まで上げることができますが、電話だと早送り、スキップできないのも非効率であり、電話を使わない理由です。
・直接つながらない(代表電話で呼び出してもらう必要あり)
・違う人が出る可能性がある(会社など)
・かけ直すという概念。かけ直してくれとか、折返しがないというけど、自分出ないやんという問題。
・通信状況によっては電話の音が途切れる
・固定電話があると、場所をとる(うちはありません)
・すぐでるという期待値があるので、待たされる、挙げ句に留守電だとがっかりする
・すぐ答えるという期待値があるので、適当なその場しのぎのコミュニケーションにもなる可能性
・対面で会っている自分がいるのに、割り込まれ電話を優先されると、むむむ…‥となる
など、番外に値します。
会うを除外してコミュニケーションを考えるとしても電話の順位は上がってこないかなーと思ったりします。
郵便も、時間・手間もかかるというところでは除外したいところです。
手書きというコミュニケーションというメリットもあるでしょうけど。
コミュニケーションのランキングの順位が近い人は、「会う」ならぬ「合う」ということでしょうね。
どのコミュニケーションスキルを磨くか
コミュニケーションとは1対1のものだけではありません。
1対1だけではなく、1対多のコミュニケーションもあるかなと。
1対多のコミュニケーションとは、このブログだったりメルマガだったり SNS だったりします。
仕事に欠かせないコミュニケーションの形態の1つです。
このゆるやかなコミュニケーションも、テキストコミュニケーションスキル、言語化スキルが必要で、コミュニケーションの1位であるメールと同様なのです。
会うを除外するなら、テキストコミュニケーションスキルは高めておいて損はありません。
書くだけではなく話すことも大事であり、その話すことの土台として書くことがあるからです。
書いていれば話す土台、練習になります。
「会う」を除外するとなると、メール=テキストコミュニケーションスキルの重要度は上がるものです。
そして、「会う」を除外せざるを得ない世の中なら特に。
(私も練習に励みます)
■編集後記
昨日は、届いたパーツでPCを自作。
13時頃から5時間。ちょっと休憩してさらに4時間。
なんとか画面がついてそこで終わりにしました。
ふう。
続きを今日やります。
PC自作
オンラインヨガ 寝落ちヨガ
■娘(3歳3ヶ月)日記
昨日は、ひさしぶりに近くにある水槽へ。
魚、喜んでいました。
PC自作を手伝ってくれたりも。電源を入れるときれいな光が出るのを気に入っています。(親子ともども)
夜は、入院しているじぃじ(うちの父)へ、絵を書いてくれました。
明日、送る荷物があるので、一緒に送ります。
■著書
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ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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