本の話はどこから来るのか。ネットかつながり。

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本の話、出版の仕事はどこから来るのか?とよく聞かれます。
先日、妹からも聞かれました。
ネットか、つながりから、本の話をいただいています。

※著書 by Leica M10

本の話ってどこから来るの?

本を出すというのは、自分の意思でできるものではありません。
自分以外にも出版社が絡んでくるからです。
出版には、編集、校正、デザイン、印刷、製本、販売などといった過程で、様々な人が関わるものですので、出したいからといって出せるものではありません。

「お金を出してくれるなら出版できますよ」という自費出版があるのも、ある意味しかたがないことなのでしょう。
(おすすめしませんが。)

こちらから原稿を持ち込んで出版が実現するという方法もありますが、敷居は高いものです。
本の話、出版の依頼をいただけるような工夫をしていきましょう。

まず、私のこれまでの商業出版15冊の話はどこから来たのか、カウントしてみました。

井ノ上陽一のAmazon著書ページ

 

本の話はネットかつながりから

15冊のうちネットからご依頼いただいたものが、8冊、残りの7冊はつながりからご依頼いただいたものです。

つながりというのは、もともとの知り合いというわけではなく、ネットからご依頼いただいた本と同じ出版社・編集者の方からご依頼いただいたというものでした。

編集者さんと知り合いになってそこから出版を目指すという方法もあるでしょう。
著者と出版社の交流会というようなものにも行ったことはあります。
ただそこから本の話にまで、なったことはありません。

つながりがないのであれば、ネットから本の話をいただくのが近道でしょう。
ネットで検索して著者や本のネタを探しているケースも多いからです。
そのときにおもしろそうな経歴だったり、おもしろそうなことをやっていたりすれば、本になる可能性があります。

私の場合、最初にご依頼いただいたのはたまたまな部分もありました。
「経理とExcel」について、2009年5月16日のブログに書き、それがきっかけでご連絡をいただいたのです。
それ以前にも記事執筆の話はいただいていただので、ブログと書く仕事の相性はいいといえるでしょう。

その後から今に至るまで、ネットから本の話をいただけるよう、ある程度工夫をしています。

 

ネットから本の話をいただく工夫

ネットから本の話をいただくには、まず検索して見つけていただかなければいけません。

ブログやホームページで本になるそうなネタを、ネット上に書いておきたい(置いておきたい)ものです。
見つけていただける可能性を高めるためには、アクセス=読まれる数も増やしておきたいもの。
もちろん本の話だけではなく、他の仕事の依頼も受けるためにこれらは必要ですので、仮に本の話が来なくても十分、元がとれるものです。

本の話につなげるのであれば、やはり文章を書いておいたほうがでしょう。
(毎日かどうかは別として)
それが本の話に備えるトレーニングにもなりますし、どういう文章を書くか見ていただけることにもなります。

自分が書きたいなと思う本があれば、そのネタをどんどんネット上に出していきましょう。
ネット上に出すと、それがパクられて他の人が本にしてしまうと思うかもしれませんが、気にする必要はありません。
むしろ、それができるようなネタであるなら、そこまでの話でしょうし、本にもならないでしょう。
自分以外の人が書いても本になるということですので。

Kindle本を出して、Amazon上で検索していただけるようにしておくのも有効です。
通常の出版の前に、本を出すこともできますし、売上の柱にもなります。

動画 Kindle出版セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

また、本の仕事を受け付けているということは明らかにしておいたほうがいいでしょう。
本を書きたいと思っている、本を書くだけの時間をつくれるということを示すためにも、出版の依頼フォームを準備しておきたいものです。

そもそもネット上で連絡手段がまったくない(またはわかりにくい)という、もったいないケースがよくあります。
「その仕事を受け付けている」ということを明らかにするのは本の話だけではありません。
すべての仕事でやっておきたいものです。

未婚なのか既婚なのか、結婚を考えているのか考えていないのかというのを明らかにするようなものです
あきらかな方がアプローチしやすいわけですから。

ただ、「本を書きたいです」と書いてしまうとちょっと直接的すぎますので、「出版を承ります」ぐらいにしておいたほうがいいでしょうね。

 

 



■編集後記
昨日、ふるさと納税のしまあじが鹿児島県長島町から届きました。
大きくて、私の手には負えず、妻に。
感謝です。
刺身は絶品でした。

「1日1新」

Nik collection 3
ラクスル テスト入稿
OK ORIGINAL POTATO

■娘(3歳10ヶ月)日記

お菓子を食べていると、「ちょっと食べすぎじゃない?」と言われます。
「◯ちゃんが食べてあげるよ」とも。
確かに、いっぱい食べていましたけど……。
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