仕事がたまったら、徹夜して一気にやったほうがいいかどうか

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仕事がたまってきたときに、「徹夜して一気にやるか」と思われるかもしれませんが、私はやらないようにしていますし、おすすめしません。


※夜も仕事 by Panasonic S1

仕事がたまると落ち着かない

・あれもやらなきゃ
・締切がせまったきた
・まだまだ時間がかかりそう
と、仕事がたまってくると、落ち着かないでしょう。
(私も同じです)

そうなったときにどうするか。
放り出すわけにはいきません。
(放り出せることもありますけど)

仕事がたまってきたときの選択肢の1つは、「一気にやってしまうこと」。
休みの日や、早朝、そして、夜を利用して仕事をやり、たまっている仕事をこなす方法があります。
(すでにそれらを使っているとどうしようもありませんが)

ときには、徹夜してでもたまった仕事をこなしてでも、一気に片づけたくなるかもしれません。

徹夜して一気にやるかどうか

一夜漬けという言葉があるとおり、夜寝なければ、それなりの時間を得ることができます。
通常、17時まで仕事をするところを、24時までやれば、7時間。
翌朝4時までやれば、11時間も得ることができるわけです。

それなりの仕事をこなすことができるでしょう。
たまった仕事が一気に片づくわけです。

ただ、私はやらないようにしています。
・翌日に疲れが残る
・そういうクセがつく
・奥の手はとっておきたい
からです。

徹夜して仕事を終えることができるとしても、体に負担がかかり、翌日ときには翌日以降に影響があるでしょう。
一発勝負の試験なら、一夜漬けはありでしょうが、そうではなく中長期的な独立後に、一夜漬けは好ましくないでしょう。

徹夜して仕事をするというクセがついてしまうと、それに期待してしまいます。
「仕事がたまったら徹夜すればいいや」と。
徹夜することも含めて、仕事のペースをつくったり、徹夜することも想定して仕事の依頼を受けたりしてしまうでしょう。

奥の手=禁じ手として、持っておきたいものです。
「奥の手だから使わなきゃ」というよりも、奥の手だから一生使わずにすませましょう。

奥の手を使わずに、仕事をたまっている状態をなんとかしたいものです。

 

仕事がたまったときには

理想は、仕事がたまらないようにすることではあるのですが、どうしようもないこともあるでしょう。
せめて早めに手を打つということが大事です。

「仕事がたまっている」というラインを高め・厳し目にしておくのがおすすめです。
私の場合、結構このラインを高くしています。
それがリスクヘッジにもなります。

たとえば、予定でいえば、
・1日に2件以上いれなきゃいけない
・平日に予定がない日が1日もない
となると黄信号です。

感覚でいえば、
・その日ゲームを立ち上げる気がしない
・習慣に苦戦する(今日は遅いので、黄信号です)
・娘のお迎えの時間が、「あ、もう時間か」と感じる
となると、「仕事がたまっている」と感じ、改善していきます。

仕事量にかんしては、ある意味、ひ弱、打たれ弱いほうが、仕事がたまりません。
「自分は大丈夫」というのが危険です。

そして、その「仕事がたまっている」と感じたときには、次のようなことをやっています。
・予定を見直す
・習慣を圧縮する
・仕事を整理する

まず、予定を見直して、なくせるもの、延期できるものを考えましょう。
約束があるものは、延期できないことが多いのですが。
このときに、「なんでこの予定を入れただろう」と思うものがあったら、やらないことリストにも反映します。
今回はしかたないとしても、今後はそういった予定を安易に入れないようにするためです。
最近は、そういったことはありませんが。

毎日やると決めている習慣。
これを圧縮できないか、考えます。
あくまで圧縮です。
やらなかったら、「習慣」じゃなくなりますから。
私の場合だと、ブログを書く時間を短くする、短くなるようなネタを選ぶ、本を読む量を減らすといったことです。

そして、そのたまっている仕事量を把握するために、いったん細かく書き出します。
「書き出す」といっても、Excelに入力するわけですが。
もちろん、日々書き出してはいますが、再度、より細かく書き出し、優先順位やボリュームを把握するわけです。

早めにこれをやっておくと、仕事がたまりすぎなくなります。
仕事がたまる、仕事量が多いというのはありがたいことではあるのですが、自分の限界以上やってもしかたありません。
質を落とすことにもなりかねませんし。

仕事をためないために、効率化やスピードも大事ではありますが、それらをこえる量があるとどうしようもありません。
逆説的ですが、効率化やスピードは、余力があるときに効果があるものです。
本当にせっぱつまったら、「効率的に」とか考えてられないでしょうから。
(残念ながらそういったケースもおおいようなきがします)

また、逆に考えて、自分が仕事を依頼した方が、徹夜をしてまでこなしていたらどう思うか。
私は嫌です。
だからこそ、自分もそこまでいかないように、仕事をためないようにしています。

どうしても仕事がたまりすぎているときは、一時的に負荷を高めることもしかたないかもしれませんが、できる限り奥の手は使わずに解決しつつ、根本的に見直して仕事がたまらない体質づくりを目指しましょう。

 



■編集後記
昨日は、IT仕事術入門セミナーの開催。
前回開催からも結構変わった(変えた)ので、かなり追加修正をしました。
最新版として、動画も販売する予定です。

「1日1新」
三幸の揚げせん

■娘(4歳2ヶ月)日記
保育園の先生が、ゲゲゲの鬼太郎のTシャツを着ていたそうです。
「鬼太郎と親父がのったよ」と。
親父……って。
保育園の友だちは、知っている人がすくなったそうで。
まあ、普通見ないでしょうから。
(娘はAmazonプライムで観て結構ハマっていました)

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