独立後、時間が足りないときは言語化しよう

独立後、「時間が足りない」となったときに、おすすめしているのは言語化です。

※有楽町にて　by　Leica M10 75mmF2.5

時間が足りない

1日24時間とわかっていても、「時間が足りない」と思ってしまいます。

・これといった予定があるわけじゃないのに
・独立後は勤務時間（8時間×5日）がなくなったのに
・独立後は、通勤時間がなくなったのに
と思うこともあるでしょう。

独立後は、時間が自由になっているからこそ、より精密な時間管理が必要です。
そこを乗り越えれば、独立をより楽しめます。

時間が足りないと思うときに、おすすめなのは、言語化です。

時間が足りないときに言語化して得たもの

私は言語化することにより、「時間が足りない」という状況を脱してきました。
それでも、ときには「時間が足りない」ということがあるもの。
そういったときにも言語化しています。

言語化することにより得てきたものは次のようなことです。

「スケジュール」が時間を奪う

時間の使いみちを大きく分けると、
・スケジュール
・タスク
に分けられます。

スケジュールは、自分以外との約束。
タスクは自分との約束。

このうち、スケジュールを入れすぎると時間がなくなります。
独立前の勤務時間（8時間×5日）は、いわばスケジュール。
この中で、多少は自分のやりたいことができますが、限界はあります。

独立後は、そのスケジュールがないのですが、そこを埋めるようにスケジュールが入りがちであり、スケジュールを入れがちです。
もちろん、食べていくためにはスケジュールがある程度は必要ですが、多すぎるスケジュールは、自分の時間を減らしてしまいます。

・本当はなくしたいスケジュール
・改めて見返すとムダに思えるスケジュール
・なんとなく入れているスケジュール
を減らしていきましょう。

言語化して、スケジュールが多くの時間を占めていることを感じ、
・スケジュールは極力入れない、安易に入れない
・1日にスケジュールは基本1つ
・平日のスケジュールを入れない日を最低1日、だいたい2日つくる
・夜、土日はオフにする
というようなことができました。

 

好きでないことが時間を奪う

時間の使い方を言語化してみると、いろいろ考えます。
・こ、このスケジュールは憂鬱だな
・○○さん、苦手だな…
・この仕事はあんまり好きじゃないな
と。

気がすすまないことをやっていたら、時間はうまく使えません。
30分で済むことが、1時間、2時間となってしまうでしょう。

言語化すると、そういうことが明るみに出てくるのです。

言語化して
・好きなことを選ぶと、時間を楽しく、かつ効率的に使える
・どういった方から依頼を受けるかを徹底的に考える
・好きでないことは排除する
ということができました。

もちろん、そのときどきの財政状況によります。

かかる時間を過小評価しがち

何にどのくらい時間がかかっているかを言語化すると、だいたい予想以上の時間がかかっています。
これは20分でできるだろうと思うことが、実は、80分かかっていたり。
1日で終わると思うことが、数日かかったり。

言語化することにより、
・自分はそんなに早くこなせない
・1日にできることは数少ない。そして一生にできることも
・仕事にかかる時間を圧縮しないと、新しいこと、やりたいことはできない
ということがわかり、
・仕事量を減らす
・複数の意味があることをやる
・拡散性がある仕事（売上がいくら増えても手間は変わらない）を選ぶ
・他と違いをつくり、値付けする
・自分の手がかからない売上（人を雇うこと以外で）をつくる
といったことができました。

こういったことができる言語化。
ある意味自分に時間の使い方を染み込ませることができる言語化がおすすめです。

時間が足りないときの言語化

私自身は、こういったExcelで、タスク、スケジュールごとの時間を見積もり、記録しています。
これが言語化です。
数値化というよりも、もうちょっと範囲が広いので、「言語化」と表現しました。

いきなりこういったことをやらなくても、例えば、昨日1日の時間を言語化してみましょう。
できれば細かく言語化したほうがいいのですが、ざっくりとでもかまいません。

たとえばこんな感じです。
私の9/10の時間の使い方で、実際には、上記のように細かく記録はしています。

こういった1日を見て、「残りの人生が少ない中で、この時間の使い方でいいか」を問うわけです。
外出はやむをえない予定でしたし、個別コンサルティング、OBP（オンラインブランディング講座）も間違いなく望む仕事でした。
YouTubeは、時間をちょっとかけ過ぎでしたが。

ちょっとしたトラブル対応（カメラの返金交渉）で、時間をとられたという事情もありましたが。
夜にちょっとゲームをしようと思いつつも、寝落ちしたのも無念です……。

まずはこんな感じの言語化をしてみてはいかがでしょうか。
言語化してこそ得られることもあります。

こういう本も出していますので、参考にしていただければ。

ひとりしごとの時間術

 

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■編集後記
昨日は、YouTubeの収録・配信、体のメンテ、夕方から個別コンサルティングでした。

iPadにひび（画面全体に1本）が入ってしまい、そのままでも使えるのですが、どうもテンションが上がらず……。
新調する方向で、ひとまず発注しました。
ちょっと違うタイプにしてみようかと。

■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
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■娘(4歳5ヶ月）日記→Kindle『娘日記』
ばぁばとのZoom中に、「ちょっとまって」と自分のカメラを持ってきて、パシャリと。
プリントアウトしたいそうです。
カメラをかまえると自分の顔が隠れる、カメラをかまえないと写真が撮れないということで、苦戦していましたけど。
なお、娘のカメラは、カシオのデジカメ（使わなくなったもの）。
落合陽一さんは、4歳の息子さんにLeicaQ2（70万ほど）を与えたということ。
……ちょっと（だいぶ）無理です。