「紹介を受けられない」「紹介を受けたくない」という欠点の取り扱い方

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独立後の営業手法の1つは、「紹介」。
この紹介を受けることができない、受けたくないというのは欠点です。
私がどう扱っているかをまとめてみました。


※紹介で出会う by Sony α7S  70-200mmF4

 

紹介のメリット・デメリット

紹介していただくのはありがたいことです。
他の営業手法とはまた違ったメリットがあります。
ブログやSNSで日々発信しなくても、パンフレットをつくらなくても、看板をたてなくても、仕事の依頼を受けることができるのです。
もちろん、紹介も楽ではなく、既存の仕事ぶりや紹介者の評価が必要ではありますが。

「紹介だけで仕事が増えてきた」
「紹介だけで、営業はしたことない」
というのは、ある意味、1つの理想形です。

一方で、紹介にはデメリットもあります。
「紹介だから、断れなくて」
「紹介だから、安くしてしまって」
「紹介先がなくなったらどうしよう」
といったことはよく聞かれることです。

私もそこに陥りました。
すべての紹介がデメリットだったわけではありません。
ありがたい紹介もあり、今もお付き合いがあるお客様もいらっしゃいます。

ただ、デメリットがあったのも事実。
結果、「紹介は受けられない」「紹介は受けたくない」という結論にいたりました。

「紹介を受けられない」というのは、独立して食べていく上での欠点です。

紹介を受けられないのは、欠点

紹介は、「営業」の1つ。
この紹介を受けられない、受けないというのは、営業の幅、仕事の可能性をせばめることになります。
欠点にほかなりません。

細分化すれば、いただいてもいい紹介と、そうではない紹介があります。
ご紹介いただいても問題ない、むしろご紹介していただきたいのは、発信です。

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・執筆の依頼
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紹介を受けていないのは、
・個別コンサルティング
税務顧問
といったものです。

直接お目にかかるか(オンライン含む)どうかにもよります。

紹介は、紹介された側もある程度のリスクがあるものです。
合うかどうか、望む条件かどうかは、当事者の話ですから。

マッチング、合うかどうかはとことん考えてからの紹介はそれほどない気がしています。
紹介であれば、無料のメディアのほうが紹介しやすいものです。

紹介を受けていないメニューをご紹介いただくときには、そのページをみていただいて、直接お申し込みいただくようにお願いします。
紹介者抜きで、判断していただければと思うからです。
「高い!」
「厳しそう!」
「ガンガン拡大したいのに、方向性が合わなそう」
といった判断は、事前にしていただいたほうが、お互い好ましいでしょう。

その紹介を受けられない欠点をどう取り扱えばいいかを考えてみました。

紹介を受けられない欠点の取り扱い方

紹介を厳選する

受けた紹介を厳選する方法があります。
紹介であっても、条件や考え方が合わないことはあり、むしろ合わないことも珍しくありません。
きっぱりとお断りするのも大事です。

「紹介を断ったら、もう紹介はいただけないかも」と思われるかもしれません。
そのとおり、そこで紹介が途絶えることはあります。
そのときの財政状況により判断しましょう。

自分が紹介した案件が成立しないからといって、その後の紹介をしないというのは、また別の話のような気もしますが。

しかしながら、紹介していただき、お目にかかると、「断れない」という方も多いでしょう。
私もある意味そうです。
紹介だからといって気軽に会うべきではありません。
お互い時間も使いますし。

だからこそ、お目にかかる前に判断していただけるような工夫が必要なのです。
私の場合は、紹介を厳選するというよりも、紹介を原則受けない、直接お申し込みいただくということにしています。

紹介以外の営業をする

「紹介を受けられない」「紹介を受けたくない」というなら、当然、なにかしら他の営業をしなければいけません。
自分が望む生き方をするために。
食べていくのはかんたんではありませんが、食べていけるようになったその先もあるわけです。
どんな生き方をしたいか、その理想を実現していきましょう。

・理想の紹介者を待つか
・理想の仕事の依頼を受けるよう工夫するか

私は後者を選んでいます。
紹介を受けられないという欠点には目をつぶって、他の解決策を見出す方向です。

欠点は、克服するか、迂回するか。
どちらかです。

自分が紹介するときにも活かす

「紹介を受けられない」「受けたくない」という欠点は、自分がもし紹介するときにも活かせます。
私が紹介するときは、事前の打診はするとしても直接依頼していただくようにしていますし、「お会いしてから判断してくださいね」と、双方に伝えています。
そのほうが気楽でしょうし、もし私が紹介したことによりどちらかまたは双方が苦しむということは絶対に避けたいからです。

もし該当する方がいらっしゃれば、税理士の紹介をすることもあります。
ただ、押し付けるような紹介はしません。

料金がまったくわからないような場合は、だいたいの予算感を伝えることも。
間違っても、「安くしといて」ということは言いません。
(昔、「安くしといて」という紹介が多く、凹みましたので)

また、ややこしくなるので、紹介手数料はいただかないようにしています。
保険、不動産も含めて。

こう考えると、欠点も悪くないものです。

紹介のデメリットが気になる方は、なにかしらの手を打ちましょう。
紹介していただいた案件で、現に苦しんでいる方は、特に。
そういったことは、紹介してくださった方も望んでいないはずです。
ミスマッチ、「ふたをあけてみれば」というのはありえますから。
(私は、今苦しんでいるような案件は皆無です)

 



■編集後記
昨日は、朝に個別コンサルティング。
その後、家族との予定でした。

1日1新Kindle『1日1新』Instagram『1日1新』
ドルビーシネマ『竜とそばかすの姫』
博多 肉の壱丁田

■娘(4歳6ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
好きなキャラがいると、シールにしたがります。
できることがわかったようで。
今のお気に入りは、『竜とそばかすの姫』のAIたち(深海魚をモチーフにしたキャラ)。
「えーあいって何?」と聞いてきたので、解説しました。

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