GAS(Google Apps Script)をコピペして使う方法

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GAS(ガス・Google Apps Script)のプログラムをコピペして使う方法についてまとめました。

※GASのプログラム by Sony α7S +E30mmF3.5

GASの使い道

プログラミングは、それなりの敷居があるものです。
ただ、最初のうちは、ネット上にあるプログラム(コード)をコピペして使いつつ、実際に書いてみましょう。
私も、プログラミングをはじめたころは、そうしていました。

プログラミング言語の1つ、Excelマクロ(VBA)はこちらを参考にしていただければ。
ネット上のExcelマクロを自分のファイルに流用する方法

今回取り上げるのは、GAS(ガス・Google Apps Script)。
Googleのサービス(Gmail、スプレッドシート、ドキュメント、カレンダーなど)を自動化するプログラミング言語です。

過去にこういったものを取り上げています。
私も日々使っている事例です。
Amazonの購入履歴をGmailから集めるGAS。2022年1月からの電子帳簿保存法改正対応。

Googleカレンダーの予定をデータ形式(スプレッドシート)にするGAS(プログラム)

GAS正規表現置換で、Googleドキュメント音声認識入力のデメリットを補う方法

プログラムは、当ブログを含めて、ネット上に落ちています。
ただ、どこにコピペすればいいか、どう使えばいいかがわからないと、活用できません。

このGASのプログラムをコピペして使えるようにしておきましょう。

GASは、そういったソフトがあるわけではなく、ブラウザ(Google Chrome)上で使うものです。

じゃあ、自分のブラウザで、Google Apps Scriptを開いて、コピペすればいいのか。

GoogleドライブのページからGoogle Apps Scriptを開くことはできます。

 

このように。


ただ、GASは、多くの場合、スプレッドシート(Excel)を操作またはスプレッドシートへ出力します。
スプレッドシートに紐づけて使うことが多いのです。
(少なくとも私は)

その場合、スプレッドシートからGoogle Apps Scriptを紐付けて開いたほうが、扱いやすくなります。
使いたいGASのプログラムを見て、このように、SpreadsheetAppという語があれば、新規のスプレッドシートから開き、

DocumentAppという語があれば、新規のドキュメントから開きましょう。

新規のスプレッドシートは、Google スプレッドシート をクリックし、[空白]を選びます。

さらに[拡張機能]→[Apps Script]を選びましょう。

このように開くので、ここにプログラムをコピペするのです。


では、実際にコピペして使ってみましょう。

GASのプログラムをコピペ

練習として、次のプログラムをコピペして使ってみましょう。


function myFunction() {
  
  //スプレッドシートを指定
  const sp
  SpreadsheetApp.getActiveSheet();
  
  //スプレッドシートのセルA1に100を入力
  sp.getRange('a1').setValue(100);

}

貼り付けたら、[実行]のクリックまたは、Ctrl+R(Macは、Command+R)で実行してみましょう。
スプレッドシートを使う場合、初回はうまくいきません。

 

こういった警告が出ます。
スプレッドシートへの承認を許可する必要があるのです。

Googleアカウントを選び、

次の画面では、びっくりせずに、[詳細]をクリックし、

[◯◯◯(安全ではないページ)に移動]をクリックし、

※◯◯◯は、このプログラム名。
何もしていなければ「無題のプロジェクト」

次の画面で、[許可]をクリックすれば、元のApps Scriptの画面に戻ります。
もう一度、実行しましょう。

 

事例のプログラムは、
・スプレッドシートのセルA1に100を入れる
というものです。

スプレッドシートで確認してみましょう。

このようにGASをコピペして使うには、
・該当のスプレッドシートまたはドキュメント等を開く
・Apps Scriptを開く
・コピペする
・実行または保存すると出てくる画面をすすめ、承認する
・実行する
という流れとなります。

一度承認すれば、あとは実行のみです。
プログラムを編集したとしても、すぐ実行ができます。
新たなApps Scriptを開くと、承認は必要です。

最後に、GASのプログラムをちょっと読んでみましょう。

GASのプログラムを読む

この画像で解説していきます。
コピペして使うだけではなく、編集する、ゼロから書くことをあくまで目指しましょう。
そうすることで、真の効率化をなしえます。
コピペだけだと応用できませんし、エラーが出たときに対処できませんので。

・最初のfunctionのあとの文字は、プログラムの名前(と思っていただければ)。任意につけることができるもの。
そのあとの{ から 最後の}までがひとくくり。

・constやlet、varとあるのは、変数を定義している部分。
変数とは、このプログラムだと、6行目では本来、
SpreadsheetApp.getActiveSheet().clear();
と書く必要があるのですが、その前で、spという変数(箱)に、SpreadsheetApp.getActiveSheet()を入れているので、その後は、spだけで通じるのです。

この変数は任意。
人により違ってきます。
コピペしたものの変数を自分好みに変えてみて、それでも動くかどうか試してみましょう。

・//をつけると、色がうすいグレーに変わり、「コメント」として扱われます。
このコメントは、人間にしか見えないものです。
//をつけないと、GASに通じずエラーが出てしまいます。
コピペしたGASのコメントを読みつつ、自分がわかりやすいように編集、追加、削除していきましょう。

たとえると、漢字にふりがなを振るイメージです。
読みやすくしていき、GASに慣れていきましょう。
自分が書いたプログラムにもコメントは必要です。
後で見てわかるようにしておきたいものですので。

当ブログのGAS記事のプログラムも、このように使っていただければ。
GAS(Google Apps Script) | EX-IT

 



■編集後記
昨日は、公園へ。
夜は、税理士のための柱づくり音声講座の最終セミナーを開催しました。
30日間の講座の締めくくりです。
次回の募集もはじめています。
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■娘(4歳7ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
早朝からお気に入りの公園へ。
しばらく貸し切りで遊べました。
公園をはしごしつつ、ランチ。
疲れてスタバで寝ていました。
そのすきに、ブログを。

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