独立後、「どこまで自分でつくるか」は悩みどころです。
その基準をまとめてみました。
※うさぎをつくっている娘 by Sony α7S +70-200mmF2.8
自分でつくるかどうか
独立後は、自分しかいません。
自分でなんでもできるのはうれしいのですが、なんでもやらなければいけないともいえます。
自分でやらずに誰かにつくってもらうということもできます。
悩むところです。
私も自分でつくっているもの・つくっていないものがあります。
自分でつくっているもの・つくっていないもの
私が自分でつくっているものは、
・このブログ
・ブログの文章
・本(文章)
・Kindle本(文章、表紙)
・メルマガ
・タスク管理Excel
・経理Excel
・その他プログラミング(Excelマクロ、Python、GAS、RPA)
・セルフマガジン
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・YouTube(動画収録、編集、サムネイル画像など)
・セミナー(運営、スライド、関連の仕事)
・写真
・図
・料理(妻も含めて。むしろ妻主体)
・書斎(スタジオ)
・デスクトップパソコン
パソコン自作入門。はじめてやるときの注意点。
・コーヒー
・お茶
効率的に温かいお茶を楽しめる!デロンギ 電子ケトル&ハリオ ワンカップティーメーカー
などといったものです。
デスクトップパソコンのように、パーツを組み合わせているものもあれば、Kindleのように、ウェブサービスやアプリを使っているものもあります。
料理はたまに、弁当を買ったり、外で食べたりも。
つくっていないものは、
・家具、仕事用の机
・ソフトで利用したほうがいいもの
などくらいです。
米、野菜などもつくれるといいのですが……。
IT関係なら、プログラミングである程度のことはできますが、
・会計ソフト
・税務ソフト
・アプリ
・メルマガ配信サービス
・WordPressのテーマ、プラグイン
などを使ったほうがいいものは、つくっていません。
ただ、つくるかつくらないかの基準をつくるために、いったん自分でつくってみるのがおすすめです。
それで大変であれば、つくらないという基準ができます。
また、何かを利用してつくらないとしても、「自分でつくったことがある」というのは大きな財産です。
まずは、自分でつくれないかを考えてみましょう。
そのようにして「自分でつくるか」の基準を磨いてきました。
次のようなものです。
どこまで自分でつくるか
次のような基準でつくるようにしています。
・自分でつくりたいか
まずはつくりたいかどうか。
料理は自分がつくりたいからつくっています。
つくりたくなければ、外注したり買ったりしたほうがいいでしょう。
私がつくっているものは、自分がつくりたいものです。
自分でつくってみて、だいたいわかったら、つくらないようにするということもできますが、自分でつくると愛着やこだわりが出てきて、だいたい続けてつくっています。
このブログもそうです。
たとえお金があり余ることがあっても、誰かに頼むことはありません。
(別の理由でやめることはあるかもしれませんが。)
つくりたいものなら、自分でつくったほうが楽しめます。
・自分でつくったほうが効果的か
自分でつくったほうが効果的かどうか。
料理は自分がつくったほうがより喜んでもらえます。
家族にレトルトのシチューはだしません。
自分でつくります。
たとえば、ブログの文章。
この文章を誰かに頼むこともできますが、そうするくらいなら私はやりません。
自分のことを、表現できるのは、自分だけだからです。
プログラミングも、自分のやりたいことや好みは自分が一番わかっています。
だからこそ、自分がつくったほうが効果的なのです。
また、自分でつくることにより、学べることも多く、無駄にはなりません。
・自分でつくったほうが安いか
自分でつくると、多くの場合安くなります。
料理をつくったほうが、なんだかんだ安いです。
外で食べると、つくるコスト、場所が上乗せされますので。
安くすませた分は、別のところに投資できるわけです。
私は、それなりに自分でつくっているので、広告、デザイン、ソフトなどにかかるお金を大幅に削減しています。
そのかわり、他の方に払うときは躊躇なく払う主義です。
そこをケチるのではなく、自給でまかなっています。
できることを増やせば増やすほどお金を使わなくて済み、いわば、知識やスキルを自給しているようなものです。
確定申告なんかも、自分でやると、どれだけ節約できるか。
さらには、必要なコストが少ないので、必要な利益も少なく、無理をして売上を増やすことはしなくてすみます。
ただ、一方で時間は、めちゃくちゃかかるので、そのバランスをどう考えるかです。
つくりたいものだったら、その時間は惜しくありませんが。
・自分でつくったほうが早いか
時間に関していえば、自分でつくったほうが早いかどうか。
ブログやHPは、自分でつくったほうが、変えるのも早いです。
外注すると、どうしてもやりとりが必要となります。
そのやりとりがないので、間違いなく早いのです。
結果、時間を有効に、かつ、「つくる」ことに使えます。
・自分でつくったほうがうまいか
自分でつくったほうがうまくできるか。
料理は、自分がつくったほうがうまくできるものもあります。
気軽に外で食事をしないのは、お金もかかり、おいしくないこともあるからです。
ただ、一方で、うまくできないのも味となります。
きれいに切ったり、盛り付けたりは苦手なので。
これは、仕事でも同様で、自分でつくったほうがうまくできないのがいいということもあります。
このブログもデザインや文章を誰かに頼んだほうが、うまくできるでしょう。
ただ、それがいいことかどうか。
きれいに見せすぎるのがいいこととは限らず、手づくりのものがいい場合もあります。
最も大事なのは、つくりたいかどうか。
つくりたかったら、手間がいくらかかろうと、周りにとやかくいわれようと、思う存分つくってみましょう。
それで気が済めばそれでいいですし、思った以上大変だったら「自分でつくらない」という選択もできます。
「自分でつくろうかな、どうしようかな」ともやもやしている時間がもったいないです。
■編集後記
昨日は、朝に税理士実務セミナー【懲戒処分・損害賠償請求】を開催。
その後は、オフでした。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
税理士実務セミナー【懲戒処分・損害賠償請求】の開催
■娘(4歳9ヶ月)日記→Kindle『娘日記』
「パパはママにやさしくない」といきなり。
ちょっと前にした会話のことを取り上げ、たしなめられました。
もっとやさしく話すようにと。
反省します……。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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