望遠レンズは便利ですが、重くて大きくて高いもの。
できる限り軽くて小さくて安いものを選びたいものです。
2つの望遠レンズを比較してみました。
※望遠レンズをつけたカメラ by Canon R6+50mmF1.8
望遠レンズのデメリット
望遠レンズは、遠くを写すことができるもの。
その望遠レンズの存在がスマホではなく、カメラを使う理由の1つです。
望遠レンズはある程度の大きさが必要ですので、スマホでは限界があります。
ただ、望遠レンズは、一般的に、重い・大きい・高いというデメリットがあるものです。
私はある程度の重さなら耐えられますが、さすがに限度はあります。
レンズだけで、1.5kgがギリギリ、2kgだとつらいです。
(何度か買おうとしましたが)
カメラ本体が、0.5kgから0.7kg。
レンズが1kgきって、トータル1.5kgをきるくらいがベターです。
がんばるとしてもトータル2kgでしょう。
以前、1kgのカメラに1.3kgのレンズをつけるとつらく感じました。
どちらも売ってしまったくらいに。
今使っている望遠レンズは、軽く・小さく・安めで、写りも気に入っています。
妻もなんとか持てるくらいです。
小さくて軽いフルサイズという選択肢
軽くて小さいカメラ、望遠レンズというと、マイクロフォーサーズという種類があります。
カメラのセンサーのサイズで、小さいものから
・マイクロフォーサーズ
・APS-C
・フルサイズ
とあり、一般的には、この順に画質がいいのです。
(一概には言えませんが)
私も望遠レンズは、マイクロフォーサーズでそろえていました。
Panasonic G9 PROと200mmF2.8です。
これを愛用していたのですが、フルサイズのCanon RP+100-400mmF5.6-8を買ってからは、状況が変わりました。
フルサイズのほうが小さくて軽くて安いのです。
技術の進化(&世の中の流れ)により、フルサイズでも軽くて小さくて安いものが出てきています。
左がマイクロフォーサーズ、右がフルサイズ。
マイクロフォーサーズならもっと小さくて軽いものはあります。
このマイクロフォーサーズは大きめです。
レンズはこんな感じです。
より詳しく比較してみました。
マイクロフォーサーズPanasonic G9 PROとフルサイズCanon R6の比較
さすがにレンズを伸ばすと、フルサイズのほうが大きいです。
ただ、今回比較したレンズは、左のマイクロフォーサーズは、200mm(フルサイズに換算すると400mm)のみ、右のフルサイズは、100-400mmにズームできます。
この写真は、それぞれテレコンバーター(テレコン)と言われるものをつけており、より遠くまで(2倍)写せるようにしたものです。
800mmという焦点距離まで写せます。
数値で比較してみました。
フルサイズの軽さ、小ささ、安さが際立っています。
その分、防塵防滴じゃないというデメリットはありますが、ズームできるのは便利です。
(マイクロフォーサーズにも換算で200-800mmというものはあります)
200mmF2.8は、F2.8という明るさが武器。
ただ、ISO感度を上がることができれば(明るくなる)、その差はさほどありません。
200mmF2.8 | 100-400mmF5.6-8 | |
センサー | マイクロ | フルサイズ |
換算焦点距離 | 400mm | 100-400mm |
重さ | 1245g | 635g |
大きさ | 87mm×174mm | 79×164mm |
価格 | 30万円(22万円) | 8万円 |
防塵防滴 | ◯ | |
手ブレ補正 | ◯ | ◯ |
最短撮影距離 | 1.15m | 最短0.88m |
2倍テレコン | 160g 4.7万円 | 340g 7.4万円 |
カメラを比較すると次のようになります。
フルサイズのRPのほうが軽く、値段は同じくらいです。
マイクロフォーサーズのG9Proは、2018年、RPは、2020年発売ということもあります。
RPは手ブレ補正がありません。
G9Pro | RP | |
センサー | マイクロ | フルサイズ |
重さ | 658g | 485g |
大きさ | 136mm×97mm×91mm | 132x85x70 mm |
価格 | 11万円 | 11万円 |
防塵防滴 | ◯ | ◯ |
手ブレ補正 | ◯ |
|
肝心の写りはどうか。
同じような条件で撮ってみました。
こういった距離感のところです。
(スマホ=24mmで撮影)
換算400mm、F8。
ぱっと見では、違いはわかりません。
拡大すると、右のフルサイズのほうが解像度は高いです。
これら2つは、近くも写すことができるのです。
フルサイズでCanonには、800mmF11というレンズもあるのですが、最短撮影距離が6mmでズームもできず、レンズも重く、大きくなってしまいます。
近くのアリも。
2倍のテレコンをつけて換算800mmにしてみました。
F16になりますが、まあ、日中なら。
飛行機も。
800mmまで必要となることはほとんどありませんが、あると便利です。
最後に動きもの。
こういう距離感です。
小さく娘が写っています。
(スマホ24mm)
400mmで走る娘を撮ってみたところ。
それぞれ遜色はありません。
幼稚園・保育園の運動会なら、400mmで十分、ときには、長すぎることもあります。
(前回は、70-200mmがちょうどでした。)
小学校以上になると遠くなるので、800mmあるといいかと。
フルサイズのCanon RP+100-400mmF5.6-8は軽くて小さくて安めでおすすめです。
ちょっと暗い=F値が大きいのですが。
カメラを選んだ理由 Canon RP。レンズ・小ささ・AF。
■編集後記
昨日は、オフ。
朝はボウリングへ。
Switchスポーツで、娘が興味を持ったので。
自宅近くにあるボウリング。
はじめて行きました。
……ひさしぶりとはいえ、スコアは55。
娘が優勝でした。
しかし、ボウリング場も進化していて、ディスプレイはあるわ、リプレイ動画を見ることはできるわ。
コソ練しようと思っています。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
近くのボウリング場
海岸で写真撮影(自分、家族)
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ボウリングは、バンパー(ガーターにならないよう)やすべり台(ボールを転がす)を駆使。
見事、家族でトップでした。
ゲームでは、パパとママのほうがうまかったので、「パパとママは、ゲームは上手なんだね……」と。
まあ、負けると泣くので、これでいいかもしれませんが。
■著書
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