MOS Excel 365 &2019 合格の秘訣

MOS Excel 365 &2019 は、Excelの検定試験。
Excelを勉強する上で1つの指標としておすすめです。
その合格の秘訣をまとめてみました。

※MOSの教材 by Canon R6+100mmF2.8

MOS Excel 365 &2019とは

MOSとは、Microsoft Office Specialistという資格試験です。
Excelをはじめ、パワポ、Wordもあり、私は、Excelをちょこちょこ受験しています。
どういうものが出題されているのかを確かめるためです。

Excel本を書いたりセミナーをしたりする上で、「どんなものか」は知っておきたいなと。

もちろん、受験するならば合格するつもりで、毎回勉強しています。
最新のMOS Excel 365 &2019も合格しました。
1つミスをしましたけど。

この試験は、このような形で行われます。
・一斉試験と随時試験がある→会場が近くにあれば随時試験のほうが便利。
・私は有楽町のオデッセイテスティングセンターで毎回受講
・受講料は、Excel 365&2019で10,780円
・当日は身分証明書が必要
・試験は、会場のパソコンを利用(2019)
・結果は、その場で表示→後日認定証。ただし、詳細の採点結果はわからない。
・試験問題は、毎回ランダム
・試験時間は、50分(途中退出可能。27分ほどで終わりました)

会場のパソコンを使わざるを得ないのは、私によってはちょっと好ましくありません。
キーボードやマウスの操作性もよくありませんし……。
ま、しかたありません。

会場のExcelが2019だと、普段Microsoft365を使っていると、画面や名称がちょっと違います。
これもしかたありません。

このMOSは、社内の評価や転職、就職に役立つ公的な資格を言われています。
実際にどうかはわかりませんが。
私の独立前からある資格で(当時MOUSという名称でした)、履歴書に書いたり、面接で話したりはしていましたが、当時は誰もご存知ではありませんでした。
まあ、公務員、税理士事務所でしたから。
民間企業もありましたけど。

このMOSを独立後に受ける意味があるかどうか。
私はあると思っています。

独立後にMOS Excel 365 &2019を受ける意味

MOS Excel 365 &2019の出題範囲には、
・使ったことない
・こんな機能あったのか
・あのスキルがないな
というものも正直あります。

ただ、Excelをひととおり勉強する方法の1つです。
そもそも試験とはそういうものですから。
資格を持っているから仕事ができるわけでもありません。
(税理士資格も)

勉強する過程で、問題を解くことがいい鍛錬になります。
MOSは、2016から実際の仕事の場面を想定した出題形式に変わりました。
なおさら受ける価値はあるでしょう。

MOS Excel2016合格の秘訣。出題範囲のExcelスキル

このMOSの合格を目指すようなセミナーもやってみようかなとは思っています。
(やっても問題ないかと思いますけど)

では、私が勉強し、合格した上で、MOS Excel 365 &2019の合格の秘訣をまとめてみました。
(どういった問題が出たかというのは書けません)

MOS Excel 365 &2019  合格の秘訣

 

教材

勉強に使える教材があります。

テキストと問題集が一緒のもの。
■MOS Excel 365&2019 対策テキスト&問題集 (よくわかるマスター)

テキストと問題集が別のもの
MOS対策テキスト Excel 365 & 2019

MOS攻略問題集Excel 365&2019

現状のExcelスキルにもよりますが、勉強はアウトプット重視がおすすめです。
■をつけたものを買って、付属の問題集をひたすら解きましょう。

これらのものは、試験と同じ形式で、問題を解けます。
6つの問題があり、それぞれに5から7の小問があるという形式です。

もう1つ、ダウンロードできる教材もあります。
ただ、これはちょっと使いにくいので買わなくてもいいでしょう。
上記のものと問題の出方も違いますし、採点もしづらいです。
私は、解かずに受験しました。
上記の2冊だけです。

MOS Excel 365&2019 一般レベル

勉強方法

私の資格試験の勉強方法は、公務員、税理士、その他の試験も一貫しています。
・問題を解く
・間違えたところを記録する
・その記録を繰り返し見る
というもの。

今回もそうしました。
たとえばこんな感じです。
・インポート先のセルの指定をしていなかった
・グラフのレイアウトとスタイルを間違えた
・PDFにするシートを間違えた
・テーブル 先頭行のチェックをしていない
・日付書式の変更をダブルクリックコピーしてしまった
・クイックアクセスツールバー そのブックのみの指定をしていない
・テーブルで参照せずに、セル名で指定
・「達成」という条件は、>=
・テーブル空白行削除 行全体を削除してしまった
・列の固定 列を指定して固定
・関数という指定なのに、&を使った
・関数という指定なのに、+を使った

一度ミスしたところは二度とミスしないようにして、問題をさらに解いていきます。

教材でよく出てくるもの

教材を解いていて、よく出てくるなぁと思うものにはこういったものがありました。
・名前の定義
・テーブル、範囲に変換、名前
・グラフ(軸のラベル、グラフラベル、スタイル、レイアウト、データテーブル、グラフシート)
・関数(IF、SUM、COUNT、COUNTA、MAX、MIN、UPPER、LOWER、TEXTJOIN、CONCAT、AVERAGE、COUNTBLANK、LEFT、MID、RIGHT)
・条件付き書式
・セルのスタイル
・ハイパーリンク
・アクセシティビティ
・ページ設定、印刷範囲、ヘッダー、フッター
・検索
・フィルター
・プロパティ
・行の高さ、列の幅
・インポート
・行の固定
・クイックアクセスツールバー
・ブックの保存(PDF)
・書式のみ貼り付け
・オートフィル
・セルの結合、解除
・数値の書式
・スパークライン

プリントアウト(印刷)しないので、印刷関係は苦手でした。

テーブル、グラフ、書式、条件付き書式は大事なので、MOSの勉強でしっかり身につけておくといいかと思います。
関数は……XLOOKUP、VLOOKUPがあればいいのになぁと。
範囲に、ピボットテーブルがないのも残念です。

試験日を決めて申し込み、教材を買って勉強してみましょう。
1ヶ月や2週間と期間を限定することをおすすめします。
必要ないスキルもあるでしょうし、このあとにも勉強すべきことはありますので。

受講料1万円ちょっとに、テキストが2冊で4,000円ほど。
合計1万4000円で、これらのスキルが身につくなら安いものです。
(勉強時間は必要ですけど)

 



■編集後記
昨日は、門前仲町へ。
カフェに行き、スパイ×ファミリーのタオルを手に入れ、そのまま仕事。
ランダム6種類で、見事アーニャを。
夜、娘にあけてもらいました。

そして、昨日はライブの当選発表日。
こちらも当選。
いい日でした。

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楽カフェ
富岡八幡宮

■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
最近は、Echo Show 15を使って、ばぁばに電話できるように。
「電話しといて」というと、かけて用件を伝えてくれます。
声とタッチでの操作はお手のものです。
スパイ×ファミリーも自分でつけて見ています。