SUMIF関数よりもピボットテーブル ーSUMIFとピボットテーブルの比較ー

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ピボットテーブルを使えるようになると、SUMIF関数を使わなくてもすむようになります。
ピボットテーブルとSUMIF関数を比較してみました。
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1 SUMIFは手間がかかる

SUMIFは、関数ですので、当然入力しなければいけません。
数ある関数の中でも難易度が高い方です。
その分手間がかかります。
WS000000

ピボットテーブルは、マウスで簡単に集計ができます。

 

 

2 SUMIFは項目のリストがもれなく必要

SUMIFで集計するときは項目のリストが必要です。
例えば、次の例では、PCのメーカー名のリストを入力しています。
スクリーンショット 2012 06 06 7 27 23

これが1つでも欠けると正しい集計ができません。
次の例では、<SONY>が抜けているため、集計されていません。
スクリーンショット 2012 06 06 7 27 52

ピボットテーブルは、もれなく集計ができます。
(範囲指定が正しいことが条件です)

 

 

3 SUMIFはフォームの変更が大変

SUMIFで集計している場合、この表をPCの種類別集計に変更するのは大変です
スクリーンショット 2012 06 06 7 27 23

一から表を作らないといけません。
スクリーンショット 2012 06 06 7 30 07

ピボットテーブルだと、項目をクリックするだけで表の集計項目を変えることができます。
スクリーンショット 2012 06 06 7 58 06

 

 

4 SUMIFは複数項目の集計ができない

SUMIFでは、次のような表を作ることができません。
スクリーンショット 2012 06 06 7 34 41

SUMIFSという別の関数が必要です。
さらに難度が高く、複雑になります。
WS000001

ピボットテーブルだと、クリック、ドラッグで簡単に表の組み合わせを変えることができます。
スクリーンショット 2012 06 06 7 35 32

 

 

5 SUMIFは個数の集計ができない

SUMIFは数値を集計する関数です。
個数をカウントするには、別の関数、COUNTIFを使わなければいけません。

スクリーンショット 2012 06 06 7 38 02

ピボットテーブルだと簡単に個数の集計へ変更できます。
スクリーンショット 2012 06 06 7 38 21

さらには、個数の集計+数値の集計の表にすることも可能です。
スクリーンショット 2012 06 06 7 38 34

 

 

6 SUMIFは個々のデータを確認できない

SUMIFでは、どのデータが集計されているかを確認することはできません。
ピボットテーブルでは、数値をダブルクリックすれば、データの詳細を確認できます。

[DELL]の296,000円の明細は、数値をダブルクリックすると、
スクリーンショット 2012 06 06 7 40 49

別シートに表示されます。
スクリーンショット 2012 06 06 7 40 59

 

 

7 ピボットテーブルはリアルタイムに集計できない

SUMIFは元データを変更した場合、リアルタイムに集計してくれます。
自動的に集計されるということです。

一方、ピボットテーブルは、元データを変更しても集計されません。
[更新]という操作が必要となります。
[更新]には、ピボットテーブルを右クリックして[更新]を選ぶ、ピボットテーブルを選択してAlt+F5、リボンの[更新]という方法があります。

黄色い部分を変更しても、ピボットテーブルは変更されませんが、SUMIFでは自動集計されています。(再計算を自動にしている場合)
スクリーンショット 2012 06 06 7 45 39

7をどう考えるかにもよりますが、1〜6の理由から考えると、SUMIF関数よりピボットテーブルを使った方が便利な場面が多いです。
私はほとんどの場面でピボットテーブルを使っています。

 

 





【編集後記】
昨日、ひさびさにクアアイナに行きました。
ハワイ生まれのハンバーガー屋です。
ここのハンバーガーしか食べないほど、気に入っています。

ちょっと高いですけどね。

ちなみにハワイでは食べませんでした。

 

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