独立後の人生は、さらに短いもの。
突き抜けるしかありません。
まんべんなく他人と同じようなことをやっている暇はないのです。
※地上に出てから突き抜けるセミ by Canon R6+100-400mmF5.6-8
「自分だけじゃ絶対できませんでした」
お客様からいただく声でうれしいものの1つに、
「自分だけじゃ絶対できませんでした」「ありがとうございます」
というものがあります。
私ができること、知っていることを伝えたときにいただくお言葉です。
メニューに掲げていることには、誰よりも情熱を注いでいますし、時間とお金も投資しています。
それがお役にたてることがうれしいのです。
最近だと喜んでいただいたものとして、こういったものがありました。
税金、お金、経理、IT、効率化、ブログ、Kindle、カメラ、写真、トライアスロン、プログラミング、セミナー開催、動画販売、値付けなどです。
こういったものは、たまたま私ができる、知っているというだけ。
できないこと、知らないことはやまほどあります。
その分、好きなことやできること、知っていることは突き抜けているつもりです。
イメージとしてこんな感じに。
人生は短く、独立後の人生はさらに短いもの。
突き抜けたほうがいい
ではなく、
突き抜けるしかない
のです。
独立後の人生はさらに短い
私は、34歳で独立しました。
今49歳で、15年です。
独立がもっと早かったら、もっと楽しめたでしょう。
24歳で独立していれば、今年25年です。
そして、後何年生きられるか。
後何年仕事ができるか、お役に立てるか。
50歳なら、あと1年きっていますし、60歳なら11年、100歳まで生きたら51年ありますが、まあそこまではいかないでしょう。
生きていたとしてもどうなっているか。
一応、そのときもITじいさんとして生きているつもりですが。
トライアスロンは無理としても。
歳を重ねたときのことを考えて、今の仕事を選び、腕を磨いています。
ただ、いつ人生、独立後の人生が終わるかわかりません。
「最初の10年はコツコツと」
「下積みをしつつ」
「幅広く」
という姿勢では、そのまま人生が終わってしまう可能性があります。
最初から全力で、かつ短い期間に成果を出すには、突き抜けるしかありません。
突き抜けて、長く生きられればそれはそれでいいことです。
では、突き抜けるにはどうすればいいか。
私がやっていることをまとめてみました。
独立後は、突き抜けるしかない
まず、突き抜けることへの抵抗をなくしましょう。
独立前の人生は、突き抜けることを咎められるものです。
特に日本は。
独立前の人生も長いもので、そのくせが染み付いてしまっています。
それをちょっとずつ取り除いていかなければいけません。
突き抜ける分、できないこと・知らないことが増えていきます。
それを自分が許せるかどうか。
許したらいいやんと思います。
時間が限られている以上、捨てるものがないと突き抜けられません。
突き抜けている人=すごい人は、必ずできないこと、知らないことがありますから。
もし、突き抜けている人を見たら、じっくり観察してみましょう。
私は、すべてのことで突き抜けている人を見たことがありません。
もしかしたらいるのかもしれませんが。
「突き抜ける」とはそういうことです。
独立後も、突き抜けることを咎められる気がしてしまいます。
「お客様に嫌われたらどうしよう」
「同業になにか言われたらどうしよう」
「諸先輩方に怒られるかも……」
と。
すべてのお客様に好かれることはありませんし、その必要性はありません。
突き抜けるとは、そういうことです。
誰にでも好かれたとしても、その仕事受けきれませんから。
突き抜けることをせずに、誰にでもいい顔をしていると自分がつらくなりますし、値段勝負になってしまいます。
同業は敵ではなく、好敵手(ライバル)。
必要以上に馴れ合ってはいけません。
お互いが突き抜けて、それを認め合う間柄が好敵手です。
それぞれ突き抜けたものがあるからこそ、仲良くできます。
諸先輩方には敬意を払いつつも、突き抜けましょう。
後発でも、同じフィードに立っているわけです。
遠慮する必要はありません。
後発だからと遠慮していると、値段勝負になります。
安く、時間に追われるのです。
時間に追われていたらいい仕事はできないでしょう。
突き抜けて、
「誰にも負けない」
「誰よりも熱意を注いでいる」
「ふ、甘いな」
くらいでないと、望む生き方はできません。
そして、突き抜け方が中途半端だと、自分の壁や他人の壁を崩せなくなります。
どちらの壁からでもいいのですが、ちょっとずつ突き抜けていきましょう。
突き抜けるという鍛錬を日々続けるわけです。
短い人生で成果を出すために。
■編集後記
昨日は、朝5時からセミナーを開催。
独立記念日には毎年やっています。
(メルマガ税理士進化論読者むけ)
その後、娘と朝ラン、新宿で仕入、戻って午後から個別コンサルティング(税理士業の効率化)、自分の7月の数字のまとめなどを。
夜はSwitchのゼノブレイド3をTVで。
PS5やXBOXがあると、グラフィックが厳しいです……。
有機ELの携帯モードでやったほうがきれいに見えます。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
娘と朝ラン
TVモードでゼノブレイド3
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
朝ランに行こうとすると、「行く!」と。
1kmくらいなら普通に同じペースで走れます。
パパは全力ではありませんが。
夕方は、観覧車へ。
ただ、暑すぎてゴンドラ内が36℃……やめました。
金曜日くらいに温度が下がりそうなので、タイミングをうかがいます。
■著書
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