「作業」という言葉を使わないようにしています。
自分の仕事は、作業という位置づけではないからです。
※昨日の仕事部屋 by FUJIFILM X-E4+16mmF2.8
「作業」とは
「作業」という言葉が好きではなく、使っていません。
このブログで検索すると、「作業を効率化する」という表現では使っていますが、ここ数年は使っていませんでした。
「作業」という言葉を使うのがダメというわけではなく、私がひっかかるだけです。
自分が書いたり、「作業」という言葉を目にしたときに違和感があります。
同様に、
「作る」
「デスクワーク」
「事務作業」
という言葉も使いません。
「いやいや、作業してるじゃん」と思われるかもしれませんが、私にはその認識がないのです。
このブログも、見方によっては、作業でしょう。
しかし、私にとっては仕事です。
作業をしていないのは理由があります。
作業をしていない理由
作業とは、
・誰にでもできる
・決まったことをする
・しかたなくする
というイメージがあります。
私にとって。
誰にでもできる、決まったことを、しかたなくやるために、リスクを負って独立し、それを続けているわけではありません。
作業は、AI、IT,そして、別の人でもできること。
私が定義する作業を続けていたら、食べていけなくなる可能性があります。
だからこそ、作業をしていないのです。
その他のあらゆる仕事も「作業」ではありません。
ご依頼いただいた仕事、お客様のためにする仕事を「作業」とは呼ばないようにしています。
この「作業」は、私の仕事の定義に関わることです。
「作業」に限らず、「仕事」をどう定義するか。
独立後は、その仕事の定義も自分でしやすいものです。
「仕事」とは
私にとって、仕事とは、
・自分にしかできない
・自由度がある
・楽しい
という定義です。
もちろん、「食べていくために」という役割もあります。
仕事の定義は、「食べていくため」だけなのか、それ以外のものもあるのかということです。
昔、20歳ごろに、「1日8時間が5日、人生のほとんどを使う仕事が楽しければいいな。無理かな……」とふと考えたことがありました。
30年ほどたとうとしている今、私が当時の自分に言いたいのは、
「無理じゃないけど、それをなしえるのも、続けるのも楽ではないぞよ」
ということです。
私が楽しくないものは、「作業」と呼ばれているものがほとんど。
ある意味、自分が楽しくないと感じることを「作業」と総称しているともいえます。
私は、楽しいか楽しくないかという判断基準で、仕事しているということです。
判断基準がなんであれ、独立後、「仕事」の定義をしておきたいものです。
その定義によって、仕事を受けるかどうか、メニューにするかどうか、値付けが決まってきます。
定義とは言葉。
自分の仕事の定義を言葉で表現してみましょう。
迷いが減ります。
日々書いていると、自分の中に定義ができてくるのがメリットの1つです。
楽じゃないですけど。
なお、最近は、「働く」「働き方」なども好きではなく、使っていません。
「生きる」「生き方」のほうがしっくりきます。
■編集後記
昨日は、鳳明館という旅館で仕事。
デイユースプランです。
撮影も楽しめました。
■1日1新→Kindle『1日1新』 ・Instagram『1日1新』
鳳明館森川別館
Bakery FAVORE
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
「仕事、どうすればいいかわかんない」と将来が不安なようです。
「パパが教えるよ。パパは仕事を教える仕事しているから」と言うと、「えーーー」と怪しんでいました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
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