カメラ選びで、Sony、Nikon、Canonで考えるならどれか。
私のおすすめをまとめてみました。
※Sony、Nikon、Canonのカメラたち by FUJIFILM X-E4
Sony・Nikon・Canonという選択
カメラには、種類があります。
まず、ミラーレス一眼(ミラーレス)と一眼レフ。
レフがないのがミラーレス。
軽くて小さくて新しいという特徴があります。
今買うならミラーレスでしょう。
古めの一眼レフがよほど安ければいいのですが、そうでもありません。
新しいほうがいいというわけではありませんが、カメラが小さくて軽いというのがは大事です。
これはカメラだけではなく、レンズにも言えることで、ミラーレス用のレンズは小さくて軽くなっています。
カメラは、そのセンサーのサイズによりフルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズという種類があり、フルサイズが最も大きく重く、そしていい写真を撮るのに有利です。
すべての種類を使ってみて、フルサイズは余力があると感じます。
迷うならフルサイズを買っておくのが効率的です。
APS-C、マイクロフォーサーズを使っていて、「フルサイズってどんな感じだろう?」と思うことも多いので。
ただ、フルサイズのカメラやレンズは、一般的に重くて大きいもの。
大事な「軽くて小さい」と逆方向なのです。
写りがいいカメラやレンズは、重くて大きいというのが通説でしたが、今は違います。
ミラーレスの時代になり、フルサイズでも軽くて小さくなりつつあるのです。
技術の進化として、
・APS-C、マイクロフォーサーズがセンサーサイズの限界をこえる
よりも
・フルサイズが軽く小さくなる
というほうが実現しているのが現状です。
マイクロフォーサーズのカメラでも、軽さ・小ささではスマホにかまいません。
どうあがいてもポケットには入りませんから。
私は小さいAPS-Cは持っています。
フジフィルムのカメラを買い直した話。FUJIFILM X-E4を選んだ理由。
(Fujifilmはフルサイズを出していません)
ミラーレス・フルサイズを選んでおくのがおすすめです。
そして、次の選択基準は、メーカー。
基本的に違うメーカーのレンズをつけることはできません。
最初のメーカー選びが大事なのです。
買い替えもできますが。
シェアだけが大事ではありませんが、現状のシェアはSony、Canon、Nikonの順。
(なお、Fujifilmは4位です)
このあたりから選んだほうが結果的に安く便利に使うことができます。
それぞれミラーレスでフルサイズのカメラ・レンズを出しているので、今回の記事ではここから選んでいきます。
そして、2022年11月時点では、値段にも気をつけなければいけません。
円安・品薄のカメラへの影響
昨今の円安はカメラにも影響しています。
Sony,Nikon、Canonともに2022年に値上げしました。
Canonは値上げ幅も大きく、2回の値上げがありました。
また、世界的な半導体不足も値段に影響しています。
ここ最近は、発売日に手に入れないと半年、1年待ちということも珍しくありません。
半導体不足はやや解消しつつあるようなイメージです。
ただ、円安、品薄を大義名分に値上げしていることもあるでしょう。
現状カメラを買う上では見逃せないポイントです。
新品の値上げが、中古市場にも影響してきてはいます。
値上げがあろうと、高かろうと必要または欲しいものであればしかたありません。
しかしながら、安く買うにこしたことがないのも事実。
今買うなら、2022年夏以前に発売されたものがおすすめです。
それ以降に発売されたもの、発売されるものは、円安や品薄という事情が反映されている可能性が高くなっています。
カメラなら5万円から10万円は高いかなと。
もちろん性能も上がってはいますが、上がり過ぎな感も。
2022年秋以降のフルサイズ・ミラーレスだと、こういったものがあります。
・Sony
α7RⅣ
・Nikon
なし
・Canon
R6MkⅡ
Canonは、11/4に既存のカメラを値上げしました。
このあたりの事情も踏まえると、
・ミラーレス
・フルサイズ
・Sony、Canon、Nikon
・軽くて小さめ
・性能のバランスがいいカメラ
・2022年夏以前に発売(かつ大幅な値上げがない)
・中古
というのが狙い目でしょう。
中古で大丈夫?と思われるかもしれません。
カメラ、レンズは中古市場が大きく、値段差も大きいです。
もちろんリスクはありますので、
・ヤフオク、メルカリでは買わない
・マップカメラで美品、良品、並品……のうち、できれば美品。
・届いたら即確認し、汚れや不具合があればすぐに連絡(返金、交換してもらったこともあります)
ということでリスクは減らしていきましょう。
その上で具体的な機種をおすすめしてみます。
2022年11月時点のおすすめ
私のおすすめは、
・Sony α7Ⅳ
・Nikon Z6Ⅱ
・Canon RP
です。
私が今持っているのは、
・Sony α7SⅢ
・Nikon Z7Ⅱ
・Canon R6
「自分が持っているものはおすすめじゃないのか?」と思われるかもしれません。
もちろん持っている機種はおすすめです。
ただ、ちょっと割高感はあります。
・他のカメラとの兼ね合い
・プロフィール写真撮影の仕事で使う
・技術的に興味があるものを試したいという特異性
などからちょっと変わった選び方をしているのです。
それゆえ、「おすすめ」となると、先に掲げたカメラになります。
・Sony α7Ⅳ
王者Sony。
いち早くミラーレスを出し(2013年。CanonとNikonは2018年)、そのアドバンテージはまだまだあります。
古くからカメラ、レンズを出しているので、中古でお手頃なものも。
純然たるカメラメーカーにはない斬新なものも多いです
軽さ・小ささにもこだわっています。
フルサイズのミラーレスは、
・ベーシックなα7、α7Ⅱ、α7Ⅲ、α7Ⅳ
・高画素なα7R、α7RⅡ、α7RⅢ、α7RⅣ、α7RⅤ
・高感度(暗いところでも撮れる)なα7S、α7SⅡ、α7SⅢ
・連写に強いα9、α9Ⅱ
・小型のα7C
・最高峰のα1
というラインナップ。
似たようなもので、
・α6600,α6500、α6400
など、6000番台はAPS-Cです。
小型のα7Cを選ぶ手もありますが、小型といっても500g。
中古で20万円ほどと安くありません。
ベーシックな7系で選ぶのがいいかと。
α7、α7Ⅱはいい状態のものが少なくなってきており、10万円ほど。
私が持っていたα7Sもそうです。
カメラを選んだ理由 Sony α7S 編。4歳の娘でも撮れる小さいフルサイズ・1220万画素・10万円
Sony α7SⅢと初代α7Sの比較。値段分(25万円)の差はあるかどうか。
もうちょっと出して、α7Ⅲ(中古で20万円)か、もうちょっと出してα7Ⅳか。
中古だと30万円、新品だと32万円ほど。
2021年12月に出た機種です。
ここで重視したいのが操作性とエフェクト。
Sonyのカメラで私が使いにくいなと思うのはメニューとエフェクトでした。
エフェクトというのは、写真につけることができる効果。
これらが1新され、α7SⅢ以降、α1、α7Ⅳ、α7RⅤは新メニュー、エフェクトです。
旧メニューで中古のα7Ⅲなら、新メニューの新品のα7Ⅳをおすすめします。
中古でも出てきつつあり、セールを利用すれば、25万円くらいで買えることも。
(セール攻略法は後述します)
Sonyのミラーレス・フルサイズは、Eマウントという種類。
マウントとは、カメラのレンズをつける部分のことで、ここが違いので、他メーカーのレンズは原則としてつけられません。
なお、Aマウントは、一眼レフです。
Sonyは人気なので、シグマ、タムロンなど他メーカーのレンズも豊富です。
いいレンズなのですが、私はきりがないので買わないことにしています。
Sonyのレンズは、フルサイズとAPS-Cがあり、レンズの型番にFEとあるのがフルサイズ、EとあるのがAPS-Cです。
基本的には、フルサイズのカメラにはフルサイズのレンズを使いましょう。
Sonyのレンズだとこういったものがおすすめです。
焦点距離が28mm以下だと広い範囲、35mm,50mmが標準的な範囲、それ以上が望遠。
子どもを普段撮るなら、28mm以下、発表会・運動会なら400mm以上があると便利です。
○24-70mmF2.8Ⅱ(Ⅰは重いのですが安いです)
○70-200mmF2.8Ⅱ(これも同様、Iだと重く安いです)
・50mmF1.8
・35mmF1.8
・55mmF1.8
・85mmF1.8
○は持っているもの。
Fのあとの数字が小さくほど明るくボケますが、重く大きく高くなります。
F1.8だとバランスがいいです。
望遠だと100−400mmもあります。
24-105mmF4が13万円前後、これに2万円ほどの50mmF1.8があればひとまず十分です。
まずは撮影できる範囲を埋めることを考えましょう。
本体がα7Ⅳだと総額45万円ほどです。
それなりに高くはなります。
α7Ⅲにすれば、総額35万円ほどです。
さらに望遠だと旧70-200mmF2.8が20万円、70-200mmF4が13万円。
100-400mmだと26万円ほど。
旧70-200mmF2.8を買うなら、新70-200mmF2.8でしょうね。
30万円ですが、0.5kg軽く、近くも撮れますので。
Sony 70-200mmF4(SEL70200G)と70-200mmF2.8(SEL70200GM2)の比較。軽量・最短撮影距離が魅力のF2.8。
70-300mmF4.5-5.6が10万円ほどです。
純正以外にもあります。
・Nikon Z6Ⅱ
Nikonは古くからあるメーカー。
「写真機!」というイメージの堅い作りです。
外装もきっちりしていて、持ちやすいですし、ファインダーはスペック以上にきれいに見えます。
軽く小さく安くするにしても、このラインは守る!という姿勢が好きです。
他の2社は、手段を選ばないところもあるような。
レンズはどれもよく写ります。
安いレンズも。
職人芸という感じです。
イマイチだなーというレンズが少ない気が。
Nikonのフルサイズのミラーレスは、
・初代Z6、7
・安くしたZ5
・改良型のZ6Ⅱ、Z7Ⅱ
・最高峰のZ9
といったもの。
似たようなもので、
・Z50
・Z30
・Zfc
があり、これらは、APS-C。
その他、D6、D850などは、一眼レフです。
Z6・Z6Ⅱ、Z7・Z7Ⅱの大きな違いは画素。
前者は2400万の標準的なもの、後者は4500万画素ほど。
通常は4500万画素はいりません。
私は興味があって買いましたが。
Z6とZ7は、SDカードが使えません。
XQDカード、CFexpressカードTypeBというカード、そしてリーダーを買う必要があります。
2万円ほど飛んでいきます……。
これらのカードは、読み込みが速くていいんですけどね。
私は、Z7ⅡでSDカードを使えるにもかかわらず買いました。
次世代のカード CFexpress(Type A・B)とSDカードの比較
Nikonは堅いつくりなのですが、その分頑ななところもあります。
それがデジタル化でも遅れ、Sony、Canonの少し後を走っている感じです。
操作性も今ひとつなところが。
そして、最も安いZ5はどうか。
買って使っていました。
いいんですけど、AF(オートフォーカス)がいまいちでした。
センサーが他の機種とは違うからです。
ある意味、堅いNikonらしくない機種かと。
Z5(AF遅い) 13万円
Z6(SDカードを使えない)17万円
Z6Ⅱ 23万円
この値段差ならZ6Ⅱかなぁと。
処理速度も速くなっています。
Nikon Z5とNikon Z7Ⅱを比較。20万円差はあるかどうか
レンズは、
○24−200mmF4-6.3(万能)
○50mmF2.8(小さくて軽くてマクロ=近くを撮れる)
35mmF1.8
50mmF1.8
85mmF1.8
40mmF2
28mmF2
などがおすすめです。
Nikonのフルサイズ・ミラーレスのレンズは、FXと呼ばれ、APS-CはDXと呼ばれています。
28mmF2.8、40mmF2は新品でも3万円ほど。
それでいて軽くて小さいです。
40mmは持っていました。
24-50mmF4-6.3、24-70mmF4、14-30mmF4なども小さくて軽いのですが、沈胴式というもので、撮る前にレンズを操作しなければいけません。
私は苦手です。
万能で安めの24−200mmF4-6.3とマクロの50mmF2.8があれば、もう十分な感もあります。
ただ、24-200mmは最近値上がり気味で10万円ほど。
Z6Ⅱ+24-200mm+50mmF2.8で、30万円ほどになります。
望遠だと70-200mmF2.8、100-400mmが30万円ほどで高いです。
タムロンの70-300mmF4.5-6.3が最近出て7万円ほど。
これもアリかもです。
・Canon RP
CanonもNikonと並ぶ2トップ。
Sonyに王座をわたし、猛追中(ある意味抜いている)です。
フルサイズのミラーレスは
・初代のR
・小型軽量なRP
・高画素のR5
・標準のR6
・最高峰のR3
があります。
一眼レフは、5Dや6DとDがつき、同じRがつくR7,R10は、APS-Cです。
R,RPは手ブレ補正がありません。
Canonは値付けが巧妙で、
・手ブレ補正をなくして安くする
・外装をプラスティックにして安くする
・レンズフード(レンズに取り付けるもの)を別売りにして安くする
といったことが多いです。
Rは17万円
RPは新品でも12万円ほど
R6は、28万円ほど
とRPの安さが際立ちます。
RPからR6へ買い替えましたが、RPでもよかったかなと。
RPのほうが小さくて軽いですし。
ただ、
・シャッター音
・連写
・手ブレ補正
は重宝しています。
しかしこの値段差分はないかなぁと。
Canonのフルサイズミラーレス RPとR6の比較・おすすめポイント
α7S→α7SⅢ
Z5→Z7Ⅱ
RP→R6
と買い替えましたが、RPには戻ってもいいかなと思っています。
手ブレ補正がないので、撮るときには気をつけましょう。
手ブレ補正がないほうがいい鍛錬になります。
レンズは、
○50mmF1.8
○16mmF2.8
○100-400mmF5.6-8
・24-105mmF4-7.1
など。
これらはRFがつきます。
RF-SはミラーレスのAPS-C、EFは一眼レフのレンズです。
EFのレンズもアダプターで使えます。
ただ、Nikonほどは安くありません。
これらはCanonの中では、信じられないくらい安く、特に100-400mmは、安く軽く小さく破格です。
ただ、一方で、Lがつくレンズは高く、だいたい30万円前後。
Canonは、10万円前後と30万円前後をうまく棲み分けしています。
上記の4つは、Lがつかないレンズですので、これらをうまく使えば問題ありません。
望遠を考えるなら、CanonRP+100-400mmF5.6-8で、20万円弱で収まります。
これに3万円ほどの50mmF1.8か、24-105mmF4-7.1があれば、十分です。
なお、マップカメラのセールを狙うには、17時から18時にセールの告知がHPに出るので、それをまずチェックしましょう。
その告知が出たら18時からセールです。
セールになってからではなく、日頃から買うものは目星をつけておきましょう。
そうしないと買いそびれてしまいます。
注文後10分ならキャンセルができるので、まず買ってしまい、9分考えましょう。
本体だと4,5万円安くなります。
(明日11/21もセールがある可能性は高いです。11/19、20とセールだったので)
カメラ選びの参考にしていただければ。
■編集後記
昨日は、タスク実行デー。
動画のセールもスタートしました。
ブラックフライデーセール~11/21
朝はダウンロード版のポケモンを早速娘とプレイ。
夕方から娘と新宿へ。
鬼滅の刃 リアル脱出ゲームのためです。
はじめての脱出ゲーム。
6人1組で、知らない方とチームを組んで謎解きをします。
チームを組むのは、ちょっと抵抗がありましたが、楽しめました。
制限時間は60分。
無事脱出できました。
■1日1新→Kindle『1日1新』
鬼滅の刃 リアル脱出ゲーム
ポケモン スカーレット
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
『鬼滅の刃 リアル脱出ゲーム』へ。
5歳でも同伴で参加できます。
漢字の謎解きもありますが、娘でもできるものもあり、娘が気づいたものも。
子どものほうが速いものも多いです。
場所は歌舞伎町。
あんまり通らせたくないところはありますが、ペットショップに寄ったり、呼び込み?のおねえさんに「かわいいー』と言われたり楽しんでいました。
「悪い大人たちが親切そうに声をかけてくるので気をつけるように」というアナウンスにびっくりしていましたけど。
「悪い大人いるってよー」と。
まあ、いっぱいいますからね、悪い大人。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
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【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方