勉強するときに有料・無料という選択肢があります。
お金をかけるべきところ、そうでないところについて書いてみました。
※勉強中の娘 by Nikon Z7Ⅱ+Ai35mmF1.4
勉強には本来お金がかかる
独立後、勉強にお金をかけています。
勉強にお金をかける=自分にお金をかける
ということになるからです。
自分=商品ですので、お金をかけておきたいもの。
無料でできる勉強もありますが、そうでないものもあります。
気をつけたいのは、お金をかけないで勉強しようとすることです。
私が知る限り、お金がかけなければいけない勉強もあります。
勉強にも投資するようにしましょう。
そもそも勉強にはお金がかかるものという認識が大事です。
多くの場合、勉強=無料と考えてしまいます。
なぜなら、自分で払っていないことが多いからです。
義務教育を含めて学校は親に出してもらうことがほとんど。
無料と錯覚してしまうのです。
また、就職しても、会社で研修やセミナーがあったり、本があったりします。
勉強=無料と考えてしまうのは無理もありません。
そういう私も独立前はそう考えていました。
独立前は、自分で本を買うこともほとんどなく、教わることもほぼありません。
例外として、公務員試験、税理士試験を受けました。
このうち公務員試験は父に出してもらっています。
(就職浪人だったのでいたしかたなく……。)
税理士試験は自分で払い、3年で70万円ほど払いました。
独立後は、学校のように通うものもあれば、本やセミナーなどの勉強にお金を払っています。
勉強として、どこかに行って実際に見たり、何かを買って試したりということを考えると、使っているのは、月30万円ほどです。
人1人分くらいは、投資すべきかと。
一方で、無料でできる勉強もあります。
無料でできる勉強
無料でできる勉強は、
・図書館で借りる
・人に聞く
・ネットで検索する
といったもの。
この他、無料で練習する、試すということもできます。
「図書館で借りる」のは、時間を考えると非効率なので私はやっていません。
買えば、家に届くので。
(立ち読みということもできるのでしょうが)
「人に聞く」も気をつけたいところ。
ただで聞いていい場合そうでない場合があります。
無料で勉強できる方法として有力なのは、「ネットで検索する」でしょう。
YouTube、ブログなどで学ぶことができます。
無料のものもうまく活用しましょう。
今や無料だけではなく、安く勉強できるしくみがあります。
勉強にかけるお金はそれほど多くなくてもいいのです。
月1万円、月5万円……といったところからはじめてみましょう。
勉強にお金をかけるということは、食べていく+αを稼ぐ必要があるということ。
そして、勉強には時間も必要です。
お金を払うだけで賢くなる方法はありません。
・食べていく+αのお金をつくる
・勉強する時間をつくる
というのはかんたんなことではありませんが、必須です。
勉強をおろそかにすると、食べていくだけでお金も時間もせいいっぱいになります。
そうならないように勉強を絶やさないようにしましょう。
無料の勉強に有料の勉強を組み合わせたいものです。
お金をかけるべき勉強とは
無料のものがある中、お金をかけるべき勉強とはどういったものか。
私は次のように考えています。
・自分が勉強し始めた分野
・教わる人を選ぶ場合
・1対1
自分が学び始めた分野はお金をかけてしっかり学びたいもの。
そこでお金をかけておき自分のものにすれば、あとはお金がそれほどかかりません。
私も独立当初はお金をかけたいたものがあります。
営業もその1つです。
今も本は読みますがお金はそれほどかけていません。
自らが実践する、工夫するという勉強は続けています。
これはお金がかからないことです。
営業をさらに学んで売上を増やして……とは考えていません。
時間も大事にするという前提が多くの場合ないので、自分でやるしかないのです。
今、私が提供しているもの、ITや税金、Excel、写真なども、お金をかけてきましたし、今もゼロではありません。
できることが増えると勉強にお金がかからず、独学できるようになります。
「独学」はお金がかからないというイメージがありますが、決してそうではなく、多少はかかるものです。
そして、最初から「独学」というのは効率がよくありません。
最初こそお金を払うのがおすすめです。
独立当初にお金がないときに、勉強にお金をかけたほうがいいということになります。
といっても一度に100万円、200万円というものではありません。
独立当初であっても、できれば月10万円は確保したいものです。
人を雇わず、オフィスを借りず、確保しましょう。
勉強は、お金を払えばすむものではなく、「独学」が欠かせません。
教わる人を選びたい場合もお金がかかることがあります。
その人が値づけしていれば、喜んで払いたいものです。
無料だと聞きにくいので、むしろありがたいことでもあります。
1対1で勉強するとお金がよりかかるもの。
1対多、セミナーだと安くなりますが、効率はやや落ちます。
どちらもよさがあり、両方必要です。
セミナーには無料もあります。
勉強は、有料と無料をうまく組み合わせたいものです。
私は
・勉強し始め→有料が多め
・一定のレベルをクリア→無料&本が多め
というパターンが多く、常に「勉強し始め」があります。
本は安い(30冊読んでも6万円)という絶大なるメリットがあるので、勉強の方法としては欠かせないものです。
安い本と無料のネットでほとんどのことは勉強でき、勉強後の実践(鍛錬)にはお金がそれほどかかりません。
日々の読書、ネット、実践(鍛錬)での勉強に有料をちょっとだけ足すのがいいバランスです。
・かけるお金が少なすぎる
・お金を払うだけ
ということは避けましょう。
■編集後記
昨日は、朝に税理士実務セミナー【インボイス】。
税理士側もいろいろ考えたいインボイス。
税理士に特化してお届けしました。
その後は、公園でのリースづくり、いったんランチで帰って、また別のクリスマスケーキキャンドルづくりでした。
夜は家族でプールへ。
■1日1新→Kindle『1日1新』
Canon R7
クリスマスケーキキャンドルづくり
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
つくるのが好きなので、いろいろ申し込んで参加しています。
定例の工作教室(Zoom)に加えて。
昨日は、リース、クリスマスケーキキャンドル。
来週も行ってみようかと。
新ブーツも買い、「走りやすいー!」と走り回っていました。
夜はプールへ。
ついにもぐれるように。
今までは、鼻をつままないと顔をつけられませんでした。
おもしろがって、ずっともぐっています。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方