断るのは難しいもの。
断れるようになるためにやっておきたいことをまとめてみました。
※断りきれなくて落ちたドブ by FUJIFILM X-E4+30mmF2.8
断りきれなくて後悔
断りきれないことはありえることです。
・気が進まない
・怖い
・なんと思われるか不安
といった理由で断りきれないことはあるでしょう。
ただ、そういった「断りきれない」ということは、その結果、後悔することが多いような気がします。
無理やりだったり、嫌々だったりすると、後悔する確率も上がるものです。
昨日、実家近くの河川敷をランしているときに、ここが目に止まりました。
断りきれなくて後悔したところです。
当時、小学校1年生。
友達と、この川をジャンプして飛び越える遊びをしていました。
怖かったし、断りたかったのですが断りきれずに、ジャンプ。
なぜかランドセルを背負ってジャンプしていたので、ランドセルごと、川に落ちました。
浅い川なので、けがはなかったのですが、ランドセル、教科書などはずぶ濡れ。
しかもドブ川……。
泣きながら干していました。
友達も手伝ってくれつつ。
小学校だと特に、断りきれないものです。
弱虫、臆病者と思われたくないという気持ちもあります。
じゃあ、おとなになって断ることができているかどうか。
決してそうではありません。
やはり、弱虫、臆病者と思われるのが怖くて、周りに合わせてしまいがちです。
独立後もそれで後悔したことはやまほどありました。
それなりの工夫をして、今は断ることができていますし、自信があります。
そのためのやったこと、やっていることは次のとおりです。
断ることができるようになるには
理由を言わない
断るときには理由を言わないようにしています。
理由を言ったほうがいいと思われるかもしれませんが、逆です。
「理由をいうと角がたつ」と、他の理由を考えるのは大変なこと。
大変なので、断ること自体をやめることもありえます。
本当の理由を言わないのも礼儀ではないかと。
日程を理由にしたり、忙しいからという理由にしたりすると、また誘いが来てしまいます。
「そのとき」が理由ではなく、「その人」や「そのこと」が理由なら、中途半端に取り繕わないほうがいいです。
「やめておきます」
「遠慮しておきます」
「ちょっとむずかしいです」
など、サクッと断るようにしてみましょう。
理由を突っ込まれたら、「すいません」や「申し訳ありません」のあとに、上記の断り文句をくっつけて、スルーします。
逆から考える
こちらからも何かをおすすめしたり、誘ったりすることもあるでしょう。
そのときに、本当は断りたいのに断っていただかなかったら、どう思うでしょうか。
断ってくれればいいのにと思うはずです。
このように逆から考えて、「断ったほうがいい・相手のため」と自分に言い聞かせましょう。
やらないことリストをつくって、毎日見る
すぐにかつ確実に断ることができるかは、準備が必要です。
日々準備しておきましょう。
私はやらないことリストをつくって、毎日見ています。
過去に断りきれなくて後悔したことも、リストに入れているのです。
少なくとも同じ過ちを繰り返さないようにしています。
つい同じようなことで断りきれなくて、後悔するものですから。
断りたいこともリストに入れておきましょう。
いい準備になります。
「みんながやってるから」
「多くの方が買っているから」
「あの人がやっているから」
などといった誘惑に打ち勝ちましょう。
そして、何よりも「断る」ことをなくしたいものです。
「断る」をなくす
私は、仕事でもちょっとした誘いでも、ここ数年断ることがほとんどありません。
上記のように断ることができるようになったのですが(昔に比べると)、断るのがエネルギーも必要なもの。
断れないのが理想です。
断るような依頼、誘い、おすすめをなくすことを目指しましょう。
1 断れるようにする
↓
2 断ることがなくなる
というステップです。
断ることがなくなるようにするには、
・気が進まないコミュニティに属さない
・押し付ける方と付き合わない
・自分の好みを伝えておく
ということをやっていきましょう。
独立後は、コミュニティも選ぶことができます。
(独立前でも会社というコミュニティを変えるかやめればいいのですが)
それなのに、コミュニティを選んでいない方も多く、それで断りきれなくて苦しんでいることも多いです。
そのコミュニティ自体を断ることも欠かせません。
断りたいようなことを押し付ける方とは距離を置きましょう。
それがお客様だったら、その仕事=売上をあきらめることも考えたいものです。
断るということは、人間関係を断つ覚悟も欠かせません。
人間関係を維持しつつ、断るのはなかなか難しいので、覚悟しましょう。
その人間関係を選ぶために独立するようなものです。
自分の好みを伝えておくと、断らずにすむようになります。
「これは嫌いだよね」
「好きじゃないよね」
「断るよね」
ということを事前に伝えておきたいものです。
とはいえ、ひとりひとりに伝えるのは難しいもの。
その解決策の1つが、日々の発信です。
私が断らずにすむようになった理由の1つは、発信しているから。
好きではないこと、気がすすまないこと、そして自分の軸を発信していれば、断るようなことはなくなります。
「その人が発信を見ていない」としても、発信することにより自分の覚悟が決まるので、少なくとも断れるようにはなるのです。
1 断れるようにする
↓
2 断ることがなくなる
というステップで、平和な人生を送りましょう。
■編集後記
昨日は、午前中にラン&撮影、スタバで仕事。
午後は個別コンサルティング。
Kindle出版のサポートでした。
おもしろい本がうまれそうで、楽しみです。
■1日1新→Kindle『1日1新』
スタバ TSUTAYA BOOKSTORE 宮交シティ店
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
保育園の延長が楽しいようで、「今日は延長しなくていい?」と聞いてきます。
まあ、普通に仕事が終わるというか、終えるので、延長じゃなくて全然いいのですが。
保育園が楽しいのはいいことではあります。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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