独立後、サービスを提供するとき、根拠は「自分」にしています。
明確な根拠、正しい根拠なぞ、世の中にないからです。
※AIの答えの根拠 by Sony α1+24-70mmF2.8Ⅱ
根拠があるAI Perplexity
AIが回答してくれるサービスがあります。
ChatGPTもそうです。
当ブログのテーマ、「独立を楽しくするには?」を聞いてみました。
僭越ながら申し上げると、なかなかいい答えです。
2の「ストレスを発散」は違うかなーと思いますけど。
(ストレスをためないのが大事なので)
いわゆる「AIチャット」「ヘルプ」は、AIではないかと。
人が回答をパターンごとに入れているわけですので。
このChatGPTは、そうではなく、情報を瞬時にあつめ、編集して回答してくれます。
同じ質問をすると違う答え、表現になることも。
これをPerplexity(パープレキシティ)でも聞いてみました。
同様のAIサービスです。
英語で出てきてしまうので、翻訳してみました。
こんな感じです。
ChatGPTと比べて、その「ソース」=根拠が表示されるのが特徴です。
私のブログもソースとしていただいていました。
(3のNTTは適当記事ですけど)
AIに根拠があるのがいいことなのかどうか。
この根拠について、常日頃、考えていることがあります。
それは、根拠は自分ということです。
根拠は自分
このブログで書いていることはもちろん、
・YouTube
・メルマガ
・本
そして税務顧問やコンサルティングで答えていること
などの根拠は自分です。
私(井ノ上 陽一)が
・経験したこと
・感じたこと
・考えたこと、思うこと
を根拠にしています。
・世間で人気がある
・偉い人が言っている
・他の本に書いてある
・ネットで話題
・科学的に検証されている
ということは、関係ありません。
税金の話も、法律で決まっていることもありますが、ほとんどのことはそうではなく、自分で判断する必要があります。
判例は目安になっても、個々の事例にあてはまる訳でもありません。
効率化ネタも、私がやってみて効果があったことが根拠ですし、人を雇わないという選択も私自身が選んだことです。
「これが便利!」「おすすめ!」と私が話して(書いて)、「その根拠は?」と聞かれても、困ります。
・売上ランキング1位
・ネットの評価が高い
・○○さんが使っている
というのが本当に根拠になるのかどうか。
客観的な意見が必要という話もありますが、その客観的なものは本当に客観的かどうかです。
その人やメディアの主観だったりします。
本、TV、新聞なども根拠になり得ないものです。
このブログでは、他のホームページ・ブログへのリンクをほとんど貼っていません。
私のブログですし、根拠は私なので、リンクを貼る意味がないからです。
小難しい法律をべたっと貼ったり、著名なホームページにリンクを貼ったりすることも、本を引用することもありません。
AIであるPerplexityがその根拠に当ブログを選んでいただけて光栄ですが、鵜呑みにしないほうがいいです。
独立後、ひとりで仕事をするなら、根拠は自分でいいんじゃないか、むしろそうすべきじゃないかと。
(これも根拠は自分です)
「その根拠はあるんですか?」と聞かれるなら
・信頼がない
・関係性が築けていない
そして、「お客様ではない」かもしれません。
私がサービスを利用するときに
・ここに載っています、載っていました。
・こう習いました。
・○○(他の人)に聞いてみます
と言われると、がっくりきます。
その方の意見を聞きたいわけで、もっと自信を持ってくれればと。
根拠は「自分」
にするために、日々練習しましょう。
根拠を示さない練習
私は昔から、
根拠は「自分」
だったわけではありません。
他に根拠を求めていたのです。
それを取り去るために、練習を続けました。
自分の意見を発するときに根拠を言わない・書かない練習です。
・自分がこう思う
・自分がこうしてきた
・自分はこっちがいいと考える
といったことだけを発していきましょう。
もちろん、発するときに理由は必要です。
このブログでも、その記事で、理由はひたすら書いています。
自分が、なぜそう思うのか、なぜそう断定するのか、なぜそうしているのか。
背景や判断基準まで示すと、
根拠は「自分」
にしやすくなります。
その練習の場としても、発信=ブログやYouTube・メルマガはおすすめです。
まずは、外へのリンク、紹介の比率を減らしていきましょう。
根拠は「自分」
が、AIと共存していくためにも欠かせません。
AIには「自分」がありませんので。
根拠は「自分」
こそ、独自性であり主体性です。
(この記事も根拠は「自分」です。)
■編集後記
昨日は、朝、ヨドバシカメラで試しつつ、買い物。
その後、千葉・四街道の渡邉朝生さんの税理士事務所を見学に。
独立前からお付き合いのある方が事務所を建てられたので。
自分好みの事務所を建てるのもいいなぁと。
予定はありませんが。
帰りは千葉市動物公園へ。
ライオン、チーター、レッサーパンダ、ゴリラなど予想以上に充実していました。
娘にも今度行こうとプレゼン。
夜はダンス教室だったので、間に合うように帰りました。
■1日1新→Kindle『1日1新』
渡邉ともお税理士事務所
千葉市動物公園
Sony A306
■娘(5歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ダンス教室へは走って行きたがります。
保育園からちょっと遠くなったので、1km弱。
パパはカメラ2台が大きめでしたが、まあ走るのは得意なので、一緒に。
ダンス教室では、ちょっとずつ新しいダンスをはじめています。
3月にも発表会です。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方