率を考えるときに、分母が大きいほうがいいとき、そうではないときがあるなぁと思います。
その違いについて書いてみました。
※投げなきゃ入らない by Sony α1+70-200mmF2.8Ⅱ
利益/売上
利益/売上は、利益率ともいい、重視したいもの。
率を大きくするには、分子を大きくするか、分母を小さくするか。
この場合、分母も大きくしてしまっていることが多いものです。
拡大すればするほど利益率が下がるということ。
独立後、売上よりも利益率を重視したいのですが、売上を増やすほうで派手でわかりやすいもの。
ただ、利益率に派手も地味もありません。
利益率をじっくりと上げていきましょう。
利益の金額も大事ですが、売上の金額は大事ではありません。
そして、分母の売上には時間も含めて考えましょう。
売上だけが増えるのも、仕事をする時間が長くなるのも、利益率を下げることになるのです。
通常、数字で表現されるのは、売上のみ。
時間も加味しましょう。
自分/同業
同業を分母として、自分を分子とすると、分母は小さいほうがいいもの。
ライバルがいない、自分だけの市場で活動するほうが有利です。
しかしながら、分母を大きくしてしまいがちです。
レッドオーシャンという言葉があるとおり、競争が激しい市場で活動しないようにしましょう。
・みんながやっているから
・自分だけ違うことをするのは気が引ける
・「〇〇しなきゃいけない」「●●なんてありえない」
と、同業に染まっていたら、分母は大きくなります。
分母に対する自分は、小さくなるわけです。
一方、分母が小さくなり、自分の割合が増えてくると、それが値付けや依頼にいい影響があります。
自分だけの市場だと分母が1、分子が1で、100%ですから。
混ざるな危険!です。
ヒット/手数
独立後、手数は増やしたいもの。
そして、ヒットさせたいものです。
ヒットとは、望む仕事、望む行き方。
ヒット/手数の数値は大きくしたいものです。
数字上は、手数を増やさずに、ヒットだけを増やしたいもの。
ただ、現実として、ヒットを増やすのは、なかなか難しいものです。
これだけは、分母の手数を増やしたほうがいいのではと。
少なくとも一定の手は打ちたいものです。
ヒット率が高くなりますから。
この手数が足りず、ヒットもでないケースが多いような……。
また手数を打つのが遅いというケースも多いです。
9の手数で、ようやくヒットが出ることもありえます。
そして1回のヒットで、ある程度の期間、食べていけるわけでもありません。
継続して手数をうち、一定のヒット率を保っておきたいものです。
その手数の最低ラインは、毎日。
毎日発信というだけではなく、毎日何かしら手を打つということが欠かせません。
その結果、ヒット率も上がり、効率がよくなります。
ただ、そこに至るまでは、量、手数が必要です。
よほどの運、センスがない限り。
私はこれらがないので、手数=分母重視でいます。
通常は分母を減らすべきである中、増やすべき分母の1つが手数です。
数撃ちゃ当たります。
おもわぬヒットも。
■編集後記
昨日は、昼前からから汐留へ。
スタバで、昨日締切だった本の原稿を仕上げました。
8月発売予定です。
その後、仕事しつつ、15時から新刊の打ち合わせでした。
1月発売予定で動き出します。
夜は、リアルセミナーに参加。
ひさしぶりのセミナー、楽しめました。
■1日1新→Kindle『1日1新』
RS3 Miniを外で使用
三越 夢むすび
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
夜はセミナーで遅めでした。
「また遅いー!」と。
「また」でもないのですが。
いたらいたで、つんつんしているのですが、いないと寂しい?ようです。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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