カメラ(ミラーレス)、レンズを買うときに、お得なのは、2021年以前のものです。
それ以降は割高になっています。
お得度を踏まえてのカメラの選び方をまとめてみました。
※お得なカメラたち by Nikon Z9+105mmF1.4
高いカメラは何が違うのか
カメラで、高いものは何が違うのか。
・写真の画素が大きい
・オートフォーカスが速い、かしこい
・連写で撮れる
・ファインダーがきれい
・手ぶれ補正が強力
などといった理由があります。
ただ、カメラの進化も過渡期。
そうそう変わらないという見方もできます。
画素が大きいと、データ量も多くなり、パソコンへの取り込み、編集に時間がかかり、保存容量も必要です。
オートフォーカスが速くてもミスをするときはミスをします。
連写といっても、そこまで必要ありません。
ファインダーがきれいなのはいいことですが、かといって900万ドットも必要かどうか(360万あるといいかなと)
手ぶれ補正が強力でもブレるときはぶれますし。
高いと軽くて小さいかというとそうでもなく、重く大きくなることもあります。
これらの他にカメラの値段に影響するのは、発売時期です。
物価高騰、コロナの影響前のカメラ・レンズ
発売時期が古いと、一般的にカメラは安くなります。
ただ、最近の事情はそれだけではありません。
物価高騰、部品不足、半導体不足、コロナなどの影響もあり、カメラも確実に高くなっています。
スマホによりカメラ離れも進み、一般的に安くよりも、高性能で高くという傾向になったことも理由でしょう。
そうせざるを得なくなったとも言えます。
おおむね2021年を境にして、カメラもレンズも高くなりました。
10万円ほど。
お得に買うことを考えなら、2021年以前のものを選びましょう。
もちろん、それだけがカメラを選ぶ要素ではありませんが。
私が持っているもので、お得なものはこういったものです。
FUJIFILMのX-E4。
10万円ほど。
今、次のE5が出たら、20万円ほどになるでしょうね。
(このE4はもう製造中止で、高騰していますが)
Sonyのα7SⅢ。
2019年のモデルです。
36万円ほど。
これも次のα7SⅣが出たら、50万円くらいになるでしょうね。
NikonのZ fc。
2019年に発売されたZ50がベースとなっています。
10万円ほど。
これも次が出たら、20万円くらいになるでしょう。
価格.comで、一覧を出し、「登録日」で並べ替えてみましょう。
値段の目安になります。
比較もできますし。
このあと、マップカメラで中古を見てみるのがおすすめです。
美品、良品、並品とあり、美品か良品で、コメントをみて(傷がある、不足品があるなど)選びましょう。
マップカメラは価格.comでは出てきません。
今(2023年9月28日時点)は、セール&ポイント5倍をしているのでお得です。
発売時期によるお得さで、メーカーごとにまとめてみました。
お得なカメラ
主要メーカーのものを表にするとこんな感じです。
「割安」とあるのは、おおむね2021年以前に発売されています。
値上げ、中古市場といった要素もあり、それらも含めて分けてみました。
赤字はおすすめです。
フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズは、大きい順にセンサーのサイズ。
フルサイズが最も高く、カメラも大きくなりがちですが、大きさに関して言えばフルサイズの小型化が進み、APS-Cとの差はさほどでもなくなっています。
APS-Cでも明るいところで撮るなら、さほど違いはなく、フルサイズよりもボケが小さくなるのですが、レンズを選べばそれなりにボケます。
ただ、暗いところだと、やはりフルサイズが有利かなーと。
屋外の運動会ならいいのですが、室内だと、暗い→手ブレしやすくなる・画質が落ちるということになりやすいです。
カメラの手ぶれ補正がなくても、レンズに手ぶれ補正があり、しっかりとかまえれば、それなりになんとかなります。
昨今の事情により、フルサイズとAPS-Cを両方持っているメーカーは、やはりフルサイズに力を入れているので、そのあたりも踏まえて選ぶといいかと。
Sonyは4年ぶりにAPS-Cの新型、Nikonはしばらく出してなく、Canonは、ようやく出し始めたという感じです。
ただ、フルサイズだと、APS-Cよりもレンズが重く高く大きくはなります。
各メーカー、種類別にコメントを。
・Sony(フルサイズ)→いろいろありますが、オーソドックスなα7シリーズ(SもRもつかないもの)で選ぶなら、α7Ⅲが中古18万円ほど。ただ、もうちょっと出して中古で25万円ほど(セール時)のα7Ⅳがおすすめです。
Sonyはメニュー画面が使いにくく、α7Ⅳ以降(SⅢも)刷新され使いやすくなりました。
小型だとα7Cもありますが、古いメニューです。
・Sony(APS-C)→手ブレ補正のあるα6600は割安ですが、古いメニューです。α6700は最近出たばかりで、割高(+8万円。ただし新品で)。
α6700に18万円出すなら、α6600かなと。
・Nikon(フルサイズ)→Z5(13万円ほど)はお得です。暗いところにはちょっと弱いのですが、手ブレも防塵防滴もあります。昔持っていましたし。
これに24-200mm(8万円ほど)の組み合わせもおすすめです。
もうちょっとがんばれば、Z6Ⅱ(20万円ほど)。
・Nikon(APS-C)→しばらく新型がないのですが、私が愛用しているZ fcは申し分ありません。中身はZ50も同じです。
Z50は、グリップがあり持ちやすく、Z fcは、レトロ感が魅力、Z30はファインダーなし。
Z50のほうがちょっと安く、9万円ほどです。
・Canon(フルサイズ)→RPのコスパが際立ちます。新品でも13万円ですから。
それでいて軽くて小さい。デメリットはシャッター音、サイレントシャッターがしづらいといったところです。手ぶれ補正もありません。
昔持っていました。
後継機のR8は、軽くて小さくていいのですが、20万円(新品)です……。
これに20万円出すなら、R6(24万円)でしょうね。
・Canon(APS-C)→出た時期が遅いので、すべて割高なのですが、R50はなかなかいいかなと。
R100までいくと、ちょっと物足りないかもです。
Canonは、高いもの、安いもののメリハリがあり、それも人気の秘訣でしょうね。
・FUJIFILM(APS-C)→フルサイズがないFUJIFILM。気分的にもラクです。ラージフォーマットというものはありますが。
FUJIFILMは、製造をやめるので、逆に高騰します。
そんな中、S10のコスパはよく、中古で13万円。
ただ、高騰はしています。
発売時は11万円ほどだったので。
新型は軒並み高いです。
S20は18万円(新品)ですし。
それなら、H2やT5のほうがいいでしょうね。
(H2は、値下がりも大きく、買ってみました)
・パナソニック(フルサイズ)→パナソニックはいいカメラなのですが人気がなく、買取価格も安いです。値下がりもあり買うときには助かりますが。
S1やS5は15万円ほどで変えるのでお得です。
・パナソニック(マイクロフォーサーズ)→新型は高いのですが、前の機種Ḡ9、G100あたりはお得に買えます。
どちらも持っていました(G100は今も)。
Ḡ9Proは、8万円ほど。それでいて写りは悪くありません。
ただ、さほど小さくなく軽くなく、どっちみち持ち歩くなら他のカメラがいいなと手放しました。
ファインダーがいまいちだったということも。
新型のḠ9ProⅡも気になりましたが……。
フルサイズだったら……と考えるのがマイクロフォーサーズの最大の欠点でしょうね。
お得感=値段は大事な要素です。
その他、カメラの見た目、操作性(大きすぎても小さすぎてもダメ)も大事ですね。
写りも大事ですけど。
最終的には、重さはもっとも許容できるかもしれません。
ストラップを工夫したり、クラッチを使ったり。
カメラの純正ストラップを使わないという選択。1万円以上するとしても。
その他、こういった記事も書いています。
参考にしていただければ。
Sony、Nikon、Canonのカメラを今(2022年11月)買うなら
カメラを選んだ理由 Canon RP。レンズ・小ささ・AF。
Canonのフルサイズミラーレス RPとR6の比較・おすすめポイント
カメラを選んだ理由 Panasonic S1編。ファインダー・レンズ・エフェクト。
カメラを選んだ理由 Panasonic G9 PRO編。マイクロフォーサーズ・Leicaレンズ・望遠
フジフィルムのカメラを買い直した話。FUJIFILM X-E4を選んだ理由。
Nikon Z9レビュー。1.3kgを軽く感じるその魅力・Z7Ⅱとの比較。
さよならCanon。Canonをやめた理由。Sony・Nikonとの比較。
小型軽量の望遠レンズの選択肢 (Sony、Canon、Nikonのフルサイズ)
■編集後記
昨日は、自宅近くで。
午後は、娘と合流して、『映画プリキュアオールスターズF』へ。
だいぶ覚えたつもりでしたが、知らないプリキュアも。
パンフレットが売り切れだったのが残念で、別途探しに行きます。
新レンズが発表され、これは買わねばと。
3本のレンズと交換する予定です。
■1日1新→Kindle『1日1新』
『映画プリキュアオールスターズF』
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
コンビニで、スパイファミリーのお菓子があったので、買ってみました。
意外とおいしいです。
(ピーナッツとキャラメル)
その後、映画へ。
ライトをもらえて、映画に合わせて光らせて振って楽しんでいました。
パパの分はなく……(中学生以下とのこと)
映画の後は、スタバで宿題とワークを、パパはブログを。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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