昔、「幼稚」というのはコンプレックスでした。
ただ、今はそれが強みになっています。
別に「大人」になんてならなくていいのでは?と。
※娘と全力で楽しむ! by Sony α1+24-70mmF2.8Ⅱ
「幼稚」というコンプレックス
中学、高校と成長するに従って、大人への憧れ、大人になりたい気持ちは大きくなるものです。
ただ、私は葛藤がありました。
そういった大人になりたいかもと思う気持ちの一方で、自分が好きなものを変わらなきゃいけない、捨てなきゃいけないというのが嫌だったのです。
たとえば、ゲーム、アニメ、漫画など。
こういったものは子供のものだから、卒業しなきゃと。
中学の頃は、そういったものを「幼稚」と表現していました。
幼稚だとカッコ悪い、モテないと。
名前の「陽一」とかけてバカにされたことも。
「おたく」と揶揄される言葉が流行ったのもその頃。
(1989年に事件が起こったことも影響しているかと)
自分が好きなものでもなんとなく隠していた時期がありました。
「大人」のふりをして。
その一方で、大人になりきれず、むしろ否定していました。
「大人」ってそんなに立派か
ゲーム、アニメ、漫画を捨てて、大人になるとは、どういうことか。
・新聞、難しい本、大人の付き合い(酒)
・理不尽なオジサン社会
・趣味なんて捨てて、家族を顧みず、仕事、というよりも会社に尽くす
など、昔から興味は持てません。
「大人なんだから」
「いい年して」
「子供じゃないんだから」
といった表現はありますが、じゃあ、立派な大人がいるかどうか。
そうそういません。
昔も今も。
かしこまって、型にハマって、笑いがない。
そういった大人になることに意味があるのか。
昔もモヤモヤしていて、就職活動にも興味を持てず、普通の会社は嫌だなと、セガ、任天堂などのゲーム会社、IT会社だけ受けて全滅。
就職浪人して、なんとか這い上がろうと選んだのはこともあろうか公務員。
(就職浪人してしまい、ちゃんと食べていくには、資格や試験しかないと思いこんでいたからなのですが)
「大人」だらけでした。
絶望を感じ、転職しても同じだと考え、独立の道へ進み、寄り道しながら子供のまま独立したのが2007年。
そして、今に至ります。
子供のまま、幼稚のまま、50歳を迎えました。
6歳の娘とも全力で楽しめます。
そのうち、娘のほうが大人になるかもしれませんが……。
今は、
・すみっコぐらし
・スパイファミリー
・ワンピース
・フリーレン
・推しの子
・ゲーム
などを一緒に楽しんでいます。
明日はすみっコぐらしの映画に行く予定です。
自分だけでも
・ガンダム
・マクロス
・ドラゴンボール
・ジョジョ
・キン肉マン
などを愛し、昨日の仕事中は、ジョジョのストーンオーシャンやPLUTOを、夜はSwitchでマリオ、娘が寝てからはVampire Survivors。
今スタバで仕事をしているときは、ギルティクラウンのサントラをかけています。
プレイ中のゲームは、イースⅩ、ファイアーエムブレム 風花雪月、FC24など。
毎週、キン肉マン、ワンピース、推しの子などは読んでいます(休みのこともありますが)。
こんなふうに大人になりきれていませんが、独立後、こういったことも強みになり得ます。
「大人になりきれない」は強み
大人になりきれない、大人にならないことは強みです。
なぜなら、世の中は大人だらけだから。
大人にないのは、
・柔軟な発想
・気力、体力
・時間
など。
お金は大人のほうがあるでしょうけどね。
(私も多少は)
大人だらけの中で、大人にならないと違いになるのです。
みな大人のようなプロフィール、大人の話、大人の考え方だとつまらないですから。
幼稚だからこそ趣味も多いです。
趣味や遊びがきっかけで仕事になることもあります。
私はその趣味そのものも仕事の1つです。
動画 趣味のつくり方入門 – タイムコンサルティング オンラインショップ
趣味が仕事になったものも。
パソコン、IT、効率化、プログラミング、トライアスロン、写真など。
「大人」になっていたら、こういったこともなかったでしょう。
頭の中も幼稚なので、
「誰よりも強くなる」
「あのモンスター(合わない人、めんどくさい人)をどうやって倒すか、逃げるか」
「新しい武器を手に入れた!」
と常に考えています。
「ピンチを乗り越えると強くなる」というメンタルも。
独立後はスキルの差ももちろん、メンタルも差がつきます。
このブログも、「今日も続けられるか」「おもしろいことが書けるか」というゲームであり私の冒険譚です。
後世に残す銅像のようなものでもあります。
その一方で、「幼稚だな」「大人のくせに」「おたくだ……」と仕事を失うこともあるでしょう。
ただ、失うことなくして得るものはありません。
無難に大人を演じていると、ミスマッチも増えます。
大人か子供か、大人っぽいか子供っぽいかではなく、好き・楽しい・面白いを解放しましょう。
つまらない大人か、楽しい子供か。
学校、会社で、「大人」を強いられてきて、楽しさを忘れてしまっている可能性も高いです。
独立後に、楽しい自分を取り戻しましょう。
もちろん、食べていくことは大事ですが、
・つまらない人生で食べていく
・楽しい人生で食べていく
のうち、後者を目指したいものです。
その鍵は、大人にならないこと。
大人になりきれないならそれでいいのです。
独立を楽しく!
■編集後記
昨日は午前中自宅で。
午後は、上野動物園に。
年間パスポート買っていて、ちょくちょく行きます。
癒やしと写真の鍛錬と、新レンズを試しに。
この日は、トラもゴリラも元気でした。
持っていったMacトラブル、というよりも、初期化してしまったので、一度帰宅……。
まあ、いろいろあるものです。
夕方、Zf発送予定の連絡が。
ようやく来ます。
■1日1新→Kindle『1日1新』
400mF4.5を動物園で使用
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
サンタさんへのプレゼントも決まったようです。
毎年、トイザらスのサンタポストに行きます。
今年も行こうかと。
夜は、マリオワンダーやマリオカート。
マリオカートは、最初のうちはいいのですが、しだいに順位が下がっていきます。
集中力なのかどうか……。
なぜかTVにどんどん近づくのもよくないかもですが……。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方