カメラのレンズで、マニュアルフォーカスのものを好んで使っています。
その魅力をまとめてみました。
※この日はどちらもマニュアルフォーカスで。 by Sony α7SⅢ+24-70mmF2.8Ⅱ
マニュアルフォーカスとは
カメラ(スマホを含めて)では、オートフォーカス(AF)という言葉をよく聞くでしょう。
自動でフォーカス、ピントを合わせてくれる機能です。
今のカメラ、スマホはオートフォーカス。
一方とは、マニュアルフォーカスとは、手動でフォーカス、ピントを合わせる機能です。
カメラで「マニュアル」というと、
・マニュアルフォーカス
・マニュアル露出(モード)
があります。
マニュアルフォーカスは焦点(ピント)を合わせること、マニュアル露出は、明るさを合わせることです。
今回は、マニュアルフォーカスの話をします。
マニュアルフォーカスには細かい種類があるのです。
・マニュアルフォーカスしかできないカメラ、レンズ
・マニュアルフォーカスもできるカメラ、レンズ
今のカメラは後者です。
どのカメラでもマニュアルフォーカスを楽しめます。
あえてやらないでしょうが。
ただ、マニュアルフォーカスは、カメラ、写真の勉強になるので、おすすめです。
私はマニュアルフォーカスしかできないカメラを長年使っています。
カメラがマニュアルフォーカスしかできないなら、レンズはマニュアルフォーカスしかできません。
マニュアルフォーカスしかできないレンズは、オートフォーカスができるカメラに使ってもオートフォーカスはできないのです。
アダプターでマニュアルフォーカスをオートフォーカスにできるものもありますが、私は使いません。
マニュアルフォーカスのメリット、楽しさがなくなるからです。
マニュアルフォーカスのレンズは、こういった1,2,3,4,7,∞というメモリがあり、リングで操作します。
∞は、遠くのものにピントを合わせるものです。
このレンズだと、最短で1mのものにピントが合います。
このマニュアルフォーカスのレンズ、デメリットも当然あります。
マニュアルフォーカスのレンズのデメリット
マニュアルフォーカスのレンズのデメリットは、
・手間がかかる
・ピントがずれる可能性がある
・防塵防滴ではないことがほとんど
といったもの。
オートフォーカスはだと、
1 カメラを構える
2 シャッターを切る
でいいのですが、
マニュアルフォーカスだと、
1 カメラを構える
2 ピントを合わせる
3 シャッターを切る
と確実に手間が増えます。
マニュアルフォーカスかつズームレンズだと、
1 カメラを構える
2 ズームする
3 ピントを合わせる
4 シャッターを切る
とさらに手間です。
、オートフォーカスよりも、そのピントがずれる可能性も高いです。
たとえばこの写真。
娘のちょっと奥にピントが合っています。
動いているものを撮るときは、ピント合わせがさらに難しいものです。
特に手前や奥に動くものは、ピントがずれやすくなります。
マニュアルフォーカスだけのレンズは古いものが多く、防塵防滴ではないことがほとんど、さらに故障しているリスク、故障するリスクも大きいです。
こういったデメリットの一方で、メリットもあります。
マニュアルフォーカスのレンズのメリット
マニュアルフォーカスのレンズのメリットは、
・安い
・軽い、小さい
・楽しい
というもの。
だからこそ私は使っています。
マニュアルフォーカスのレンズは古いものも多く、安く手に入るのがメリットです。
ただ、その状態には気をつけましょう。
傷はともかくカビ、くもりなどの可能性はあります。
くもりはまだいいのですが、カビは広がるのでやっかいです。
マップカメラでいえば、美品、良品、並品、難ありとランクがあり、難ありは買ってはいけません。
1万円以下でレンズが手に入ることもあります。
ただ、例外もあり、Leicaは、安くはありません……。
そして、軽くて小さいのがマニュアルフォーカスのレンズの特徴です。
オートフォーカスの部品が必要ないので、軽く、小さくできます。
そして、そこが壊れるということはありません。
50mmレンズで、左はオートフォーカス(ただ、F1.2)、真ん中と右はマニュアルフォーカス(F1.4)です。
まあ、左のはまた特別ですが。
マニュアルフォーカスのレンズをオートフォーカスのカメラで使うには、アダプターが必要です。
これをつけると大きくなるのが、残念ではありますが。
そして、マニュアルフォーカスのレンズは楽しめます。
味のある写りをするものも多いです。
手間が嫌い、効率化が好き、ステップが増えるのが嫌いな私が使っているということは、それを超えるメリット・楽しさがあるということ。
マニュアルフォーカスのレンズを使うポイントとして、フォーカスピーキングという機能があります。
これは、オートフォーカスのカメラについているもので、ピントが合っているところを色で教えてくれるものです。
それで合わせれば、ある意味オートフォーカスよりも速いことも。
オートフォーカスもカメラ、レンズにより性能が違いますし(パナソニック、シグマは、オートフォーカスが弱いです)、迷うことはありますから。
望遠や動くものは、ピントを合わせにくくなりますが、不可能ではありません。
娘に踊ってみてもらいました。
昨日の手づくりクリスマスケーキもマニュアルフォーカスで。
フォーカスしやすくするなら、F値を大きく(F1.4→F2→F2.8→F4……と)するのもおすすめです。
ピントが合う範囲が広がりますから。
これは、F1.4。
これはF8。
これはF1.4。
これはF8.
動くものだとリスクヘッジにF値を大きくするのもありです。
マニュアルフォーカスでおすすめなのは、
コンタックスの50mmF1.4、85mmF1.4
ペンタックスのスーパータクマー50mmF1.4
NikonのAi 55mm F2.8
あたりです。
Leicaはもし使うなら、やはりカメラも持ちたいもの。
そうでないと割高感があります。
カメラを買ってからのほうがいいかもです。
ズマロン、エルマリート、ズマリットあたりは、まだ安く手に入り、私も使っています。
なお、Leicaの沈胴レンズ(小さくなる)は、ミラーレスでは使わない方がいい(カメラが壊れる可能性)ので、安くていい写りをするのですが、ご注意を。
■編集後記
昨日は、妻、娘、母と出かけました。
ランチして、買い物して。
夜は、クリスマスパーティーをして、イルミネーションを。
■1日1新→Kindle『1日1新』
豊洲 鳥開
お台場デックス屋上
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ばぁばも含めて出かけました。
大好きな親子丼を食べ、みんなでフランフランへ行き、毛布などを。
本屋では、ばぁばに本を買ってもらいました。
夜は、丸ごと鶏を焼き、ケーキも。
娘も手伝い、楽しんでいました。
夜は、近くを散歩。
そして、Googleの「サンタ、今どこ?」を楽しみつつ、早めに寝ました。
■著書
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