「〜したいと思います」といった抱負や宣言を発信してはいけません。
その理由をまとめてみました。
※2023年正月。妻の実家にて by Sony α1+24-70mmF2.8Ⅱ
「〜したいと思います!」の効果
ブログセミナーでお伝えしていることに1つに、
「〜したいと思います」はNG
というものがあります。
(次回は12/31です。2024年からは77,000円となります。→12/31 毎日更新ブログ入門セミナー)
これ、私もやっちゃっていました。
2012年の正月まで。
「あけましておめでとうございます! 今年は〜」
というように。
「〜したいと思います」と発信することで、宣言することになり、自分がそれを実践できるというような考えでした。
この考えは今もあります。
ただ、本当にそうかです。
私はそれ以降「〜したいと思います」を正月だけではなく、普段もしていません。
その理由は、誰も読みたくないからです。
「〜したいと思います」を発信してはいけない理由
発信するときに考えたいのは、自分が有名人・芸能人かどうか。
常にその発信が注目される(いい意味でも悪い意味でも)有名人なら、「〜したいと思います」のニーズはあるでしょう。
そうでないなら、ニーズはありません。
ましてや、普段発信をしておらず、新年だけ、挨拶と抱負だけを発信することに意味があるかどうか。
まったくゼロよりもいいかもしれませんが、じゃあ、それで成果につながるかどうかです。
本気で発信をするなら、年1回、毎年の発信だけでは難しいでしょう。
正月からスタート、再開して、日々発信するならともかく。
「〜したいと思います」ということで、誰かに読んでいただき、自分の覚悟を決めるという効果もあるかもしれません。
ただ、
・それが年に1回でいいのかどうか。
・正月に宣言して、その効果は持続するのかどうか。
・日々の発信で、「〜したいと思います」と宣言して、実際にできたことがどれだけあるか。
と考えると、効果をもっと出す、発信を自分の力に変える方法はあります。
発信を自分の力に変えるには
発信を自分の力に変えるには、「〜したいと思います」という時点で発信しないのがオススメです。
仮にそれをなしえたとしても、読んでいただく方のメリットはありませんから。
「〜したいと思います」でも成果はできるかもしれません。
ただ、もっと大事なのは、実際に行動して、なし得ること。
「〜しようと思います」も、もちろんダメです。
「奮闘記」「見守ってください」というものも、知らんがなでしょう。
似たようなもので、「お互い成長しましょう」ともダメかと。
発信を通じて仕事の依頼をいただくには、少なくともその分野について、圧倒的に考え、行動し、成果を出しておく必要があります。
そうでなければ、無料または安くでしかご依頼いただけません。
いや、無料や安いとしても仕事を受けてはいけないでしょう。
「〜したいと思います」段階では発信せず、ひたすら行動し、成果が出てから、発信するのがおすすめです。
じゃあ、成果が出ないと発信できないのか。
その成果の定義も大事です。
この部分では、そんじょそこらの人よりも深く知っている、行動しているというものを出していきましょう。
日々行動していれば、できてないこと、今後のことを出す必要はありません。
今の私も、「これはまだ出さない・出せない」というネタは山ほどあります。
それらを出せるように日々考え、行動しているわけです。
・「〜したいと思います」→行動促進になるかもしれないが、読者の方の役には立たない
・行動した結果を出す→それを出すことを目指すことで行動促進になり、読者の方の役に立つ可能性もある
という違いです。
年1回の発信なら、年初の「〜したいと思います」よりも年末の「こういうことをやった、うまくいった、失敗した」のほうがまだいいでしょうね。
ただ、年に1回で、行動したこと、成果が語れるかどうか、そこで語りきれるくらいの行動・成果か。
私はそうじゃないので、語り切るために、毎日発信をし、それをオススメしているわけです。
(まあ、年1回なら、まったく発信しないほうがいいかと。「発信なんてしないよ!」というスタンスということで。)
毎日発信し、「〜したいと思います」は封印するとなれば、行動し成果を出さざるを得ませんから。
この上もない、行動促進であり、さらには、貢献できる可能性もあるわけです。
私が、
「〜したいと思います」という記事を封印しようと思います!
という記事を書いてもなんの役にも立たないでしょうから。
(10年以上前、2012年の私に叱りたいです)
発信を毎日続けていて仕事につながらない理由の1つは、「〜したいと思います」でしょうね。
(発信を続けていて仕事につながらないなら、毎日発信してみるのも1つの方法です)
■編集後記
昨日は、朝は自宅で仕事しつつ、娘と母とランチ、買い物へ。
夕方は、娘のダンス教室へ母を連れていき、見てもらいました。
午前中に、新アイテムが到着。
ここのところいろいろ検討した結果、フィルムカメラのLeica M6にしました。
昨日6枚撮りましたが、どう撮れているかはまだわからず(現像しないと)。
こういうのが楽しいです。
M4も最終候補でしたが、28mmのレンズのフレームがないのがネックで。
M-Aは露出計と金額がネック。
残ったのがM6でした。
CCDセンサーのM9、M-Eも狙っていましたが、市場に在庫がなく。
■1日1新→Kindle『1日1新』
Leica M6
無印のワークショップ
■娘(6歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
ばぁばと出かけて、いつもの室内遊び場で遊んで、大好きなうどんを。
クリスマスだからか、いつも1つのおもちゃが2つでした。
その後、無印で、カレンダーづくりのワークショップに。
残り7日のカレンダーで毎日1つずつお菓子を入れてそれを食べるというもの。
夜は、ばぁばが好きなお好み焼きと、娘の好きな鴨鍋うどん。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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AI時代のひとり税理士
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新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方