見込み客に発信していない理由

「見込み客って言わないですよね?何か理由があるんですか?」とご質問いただきました。
その理由を書いてみます。

※富士山を見ながらブログ中 by Nikon Z9+14-24mmF2.8

「見込み客」という言葉

「見込み客」とは、ChatGPTによると、
”将来的に商品やサービスを購入する可能性が高いと見込まれる顧客のことを指します”
とのことです。

この言葉を私は使っていません。
このブログでも書籍でも、セミナーでもコンサルティングでも。
そして、営業に特化した発信、Voicyでも。

■井ノ上 陽一「営業で独立を楽しく〜ちょうどいい・効率的・好きな仕事〜」/ Voicy – 音声プラットフォーム

冒頭のご質問をいただいた場も、コンサルティングで営業中心だったときでした。
営業について語るのに「見込み客」という言葉が出てこないということで、不思議に思われたのでしょう。

そのときには、「リストも集客も使いませんよね」ということをおっしゃっていただきました。

「見込み客」という言葉はなんか好きではないのです。
音や見た目も好きではなく。
ギラギラしすぎるというか、売りすぎるというか。

私がそうしたくないのも、「見込み客」を使わない理由です。
発信して、必ずしも、お買い求めいただかなくてもいいと思っています。

発信で解決

このブログをはじめとする発信では、読んでいただいて(聞いていただいて、見ていただいて)、解決できればそれでいいのです。
「あ、わかった!」と行動していただければ解決することもあります。
ただ、それで解決したら、私に仕事の依頼をしていただけることはないでしょう。
お金は払っていただけることはないということです。

もちろん、発信でお金がまったく受け取ることができないのは困りますが、すべての発信がお金につながる必要はありませんし、そうしたくありません。
そう考えたときに、はたして「見込み客」という言葉に当てはまるかどうか。
当てはまるものではなく、使いたくもないので、使っていないだけです。

「見込み客!」と考えていたら、
・本音を書けない
・すべてを書けない(続きは有料のサービスで)
・メニューに直結する記事しか書けない
ということもなってしまいます。

とはいえ、「仕事なんて全然いらない」「お金なんて」というわけではなく、その加減が大事ということです。

「仕事につなげる」の加減

発信して仕事につなげることを考えるときに、そのちょうどいい加減を目指したいものです。
仕事につなげることを考え過ぎてもよくありませんし、考えなさ過ぎるのもよくありません。

多くの場合、どちらかに偏りすぎている傾向にあり、
・考えすぎ 20%
・考えなさすぎ 80%
という感じです。

仕事につなげることを考えすぎると、
・毎回力を入れてプッシュする
・つなげることを意識しすぎて発信内容が狭くなる
・発信の宣伝色が濃くなる
といったことになってしまいます。

「北風と太陽」の「北風」のように。

一方で、
・メニューをきちんと載せる
・発信とメニューを一致させる
・続ける
といったことはやっておきたいものです。

ときどき発信していると、「見込み客!」と力が入りすぎてしまいます。
結果、ひかれてしまい、成果につながりません。
そうならないためにも、そして精度を高めるためにも、力を抜いて発信を日々続けたいものです。



■編集後記
昨日は、早朝にVoicy、メルマガ、毎週のタスクなどを。
10時半に娘が帰ってきて、夏休みのスタートでプールへ。

新テントも試しました。
重しが足りず、よく倒れていましたけど。

1日1新Kindle『1日1新』
よみうりランドプール 揚げじゃがいも
PYKES PEAK  ポップアップ テント

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
終業式で早く終わり、いつものよみうりランドのプールへ。
スライダー、バケツ、流れるプール、アンパンマンプール、波のプールを楽しみました。
一番長いスライダーはまだまだ試せませんが。
怖いのと、120cm制限があるので。
来年は、120cm超えているかどうか。

帰りは、お気に入りのパン屋で翌日のパンを仕入れて帰りました。