PCその他の機器を使うときには「使いこなす」を意識しないようにすべきです。
「使いこなせていない(T_T)」
「Excelが使いこなせていない」
「iPhoneが使いこなせていない」
「Gmailが使いこなせていない」
などと、「使いこなせていない」という言葉をよく聞きます。
謙遜も含まれているのでしょうが、「使いこなす」を意識しすぎてはいけません。
自分にとって便利であり、自分なりに仕事やプライベートで活用できていれば問題ないのです。
100%使わなくてもいい
「使いこなす」とは
”使い方を心得て、十分に活用する。能力・特長などを十分発揮させるように働かせる。 ”
という意味です。
(三省堂 大辞林)
「十分」と書いてあるとおり、100%性能を発揮させることが「使いこなす」ではありません。
私も、ExcelやMac、その他のソフトの機能を100%使っているとはいえず、むしろ、使わない機能も多いです。
100%使えないからあきらめる、従来のやり方のままでいるというのはもったいないことではないでしょうか。
使いこなすには
PCやIT機器を使いこなすようになるには、次のような方法が有効です。
1 マニュアル・ヘルプを読む
遠回りのようで、これが一番確実です。
「使いこなす」には、「どう使えるのか」を知っておく必要があります。
マニュアルやヘルプは、ハードやソフトの開発者・制作者が作ったものです。
一度は読んでおくべきものでしょう。
ポイントは、少し使ってからマニュアル・ヘルプを読むことです。
最初に読もうとすると挫折する可能性もあります。
少しでも使っていれば、どういうことかが具体的にイメージできるので、効果的です。
2 人に教わる
セミナーや書籍で人に教わるのも有効でしょう。
ただし、気をつけなければならないのは、人によって教え方が違うことです。
人によっては、説明が難しい場合や「初心者」「入門」の位置づけが異なる場合があります。
複数のセミナー、書籍で学ぶことをおすすめします。
うちのセミナーもご利用ください(笑)
3 とりあえず使ってみる
「便利そうだな」と思ったらまずは使ってみることです。
「使えこなせそうにない」と躊躇していては、いつまでたっても使えません。
人に教わるよりも効果的なのは、実際に自分でやってみることです。
時間やお金を費やしてこそ得られるものはあります。
その時間やお金を節約するために2の[人に教わる]という方法があるわけです。
上記3つのうち、どれが先でもかまいませんが、3つをぐるぐる回すことで、使いこなせるようになります。
日曜日のレースの筋肉痛がようやくとれ、軽く走りました。
けがの痛みもほとんどなく、今週末のレースにも出れそうです(^_^;)
今日も走って様子を見ます。
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