独立前に気にしていた修行。独立後は?

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独立前に、「修行が足りているか」と独立を躊躇したり不安になったりしなかったでしょうか。
その修行を独立した今、どのくらいやっているかどうか。
ひょっとすると、さほどできていないかもしれません。

※厳しい修行中 by Nikon Z f+24-120mmF4

独立前に気になってしかたない修行

独立前の不安の1つは、経験。
経験をもっと積んでから独立、修行をもっとしてから独立!と思いがちです。
私もそうでした。

独立前の不安にはお金もあります。
ただ、独立前にお金をためるとしても限界があるものです。
一方、修行は、独立を遅らせれば遅らせるほどできるように感じます。
しっかり修行してから独立と思うのは無理もありません。

しかしながら、独立のタイミングを逃し、結局独立しきれないということもありえます。
熱量があるときに独立しておきたいものです。
(私も幾度目かの熱量で独立しました)

独立前にできる修行にも限界があります。
・仕事の依頼をどうやって受けるかという営業
・勤めている会社や上司ではなく、自分が主体となって仕事をすること
・1日8時間×5日間という拘束がなくなり、突如得られる自由の使い方
などなど。

独立後も修行はあるのです。
私は、「鍛錬」という言葉を使っており、これ以降は、「鍛錬」で語ります。

この独立後の鍛錬、おろそかになりがちですので、気をつけましょう。

独立後も鍛錬

独立前は鍛錬への熱量も高いものです。
独立すると、試合と考えて、鍛錬よりも試合をこなす=仕事をしてお金を得ることに傾きがち。
むしろ、そうなるのはしかたありません。
食べていけなくなったら独立前へ戻らなければいけませんから。

そうこうしているうちに、鍛錬への熱は下がっていくでしょう。
そして、食べていけるようになると、鍛錬への熱はさらに下がるものです。
軌道に乗って、さほど鍛錬しなくても食べていけるようになりますし、仕事が増えてきて、鍛錬どころじゃなくなるということもあります。

鍛錬への熱というよりも、鍛錬する時間の余力、時間をつくることが課題です。
そのために私がやっていることをまとめてみました。

 

独立後に鍛錬する時間をつくるには

独立後の「鍛錬」。
まずはその定義からです。
これは、独立前も同様に考えていただければ。

鍛錬でないは、
・本を読むだけ
・セミナーに出るだけ
・教えてもらうだけ、コンサルを受けるだけ
などいったものです。

インプットだけではなく、そのあとに動いてこそ鍛錬。
走り方やシュートの方法を聞くだけでは鍛錬になりません。

インプットとアウトプットを含めた時間を確保する必要があります。
セミナーに出て仕事に戻って……というだけではなく。

そして、鍛錬してどうするかという視点も大事です。
独立後の鍛錬は、活用できてこそ意味があります。
詳しくなる、試験でいい点をとる、資格をとるということの意味合いは薄いものです。
(もちろん、それを重視する生き方もアリですが)

お客様のお役に立てる鍛錬をすることで、結果的に時間をつくることができます。

私が鍛錬の時間をつくるためにやっているのは、
・鍛錬にもなる仕事に依頼を受ける
・鍛錬にもなる仕事を自らする
・効率化できることはとことん効率化し、鍛錬という非効率に向き合う
といったことです。

・望む方向性の税理士業
・出版
・講演
・コンサルティング
・メールコンサルティング
といったものは、受けることができる鍛錬にもなる仕事。
鍛錬にならない仕事は受けていません。
熱量が上がらない仕事です。

そうしておけば、仕事の時間を鍛錬に使えます。
鍛錬をしてから仕事、ではなく、鍛錬しつつ仕事ということです。
すべてのことを知り尽くしてから仕事を受けることはできませんから。
浅く仕事をするなら別ですが。

この半年、税理士の方に、税金の問題を出すという仕事もしています。
毎月5問、事例を交えて問題を出し、それに回答していただき、コメントするという形式です。
こういった仕事も最高の鍛錬であり、売上にもなっています。
この鍛錬がお互いというのも最高です。
学び続けるから教え続けられます。

教える側が弱かったら説得力はないですから。
「昔は強かった」と言っても……。

出版の仕事を続けているのも鍛錬できるからです。
めちゃくちゃ過酷ですけどね。
お金だけなら、他の仕事のほうが割はいいのですが、仕事を選ぶ基準はそれだけではありません。

一方、
・発信(ブログ、メルマガ、YouTube、Voicy)
・Kindle出版
・自主開催セミナー
・動画
などは、自分でつくることができる鍛錬&仕事です。
このブログ記事も同様で、こういうことを書くと鍛錬の熱量がさらに上がります。

毎日発信だと、毎日鍛錬でき、営業にもなり、売上にもなるので効率的なのです。
動画 ブログをおすすめする理由100 – タイムコンサルティング オンラインショップ
動画 YouTube入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

より鍛錬になるようにするには、難易度を上げましょう。
・スピードを上げる
・新しいことをする
・より深く仕事をする
ことで、なんい

効率化できることは効率化して、時間をつくることも欠かせません。
そして、インプット時の工夫でも、鍛錬はできます。

前述した読書、セミナー、コンサルティング、そして日々の出来事、遊び。
こういったものをアウトプットに変える意識は鍛錬になります。

そのインプットのときにメモをしてアウトプットにつなげましょう。
セミナーやコンサルティングならそのときまでにやってしまう、そのときに行動するということもできます。



動画 Notion超入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

こうやって常に鍛錬しておけば、独立前に心配だった鍛錬を、好きなだけすることができるのです。
鍛錬に時間を割くことで、それが違いになり強みになり、値付けを工夫でき、時間をかけずに売上にすることができます。
鍛錬に時間をかける→時間あたりの稼ぎが増える→鍛錬に時間をよりかけることができる
という循環を目指しましょう。

その仕事、鍛錬になっていますか?
ぬるくなっていないでしょうか。



■編集後記
昨日は、朝、バイクトレーニング、9時からひとり税理士実務セミナー【不動産譲渡所得】を開催しました。
動画を編集して、録画参加の方へも送信、動画も販売開始しています。
動画は、今日まで3連休セールです。
動画ショップ
夜は、村上トライアスロンにむけてバイク等の梱包。
集荷にきてもらい、宿に送ります。

1日1新Kindle『1日1新』
ひとり税理士実務セミナー【不動産譲渡所得】 の開催
Apple Watchバンド プロダクトレッド
BOSEサイト

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
クロールを練習したい!ということで、日々練習しています。
まずは安定して腕をかくところから。
陸上でやったり、ゆっくりを意識してもらったり、息づきはその後に。
このあたりは、カナヅチからアイアンマンになったパパのノウハウを伝えられます。
そのうち、パパより速くなるでしょうけどね。

 

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