お客様からのご要望にどのくらい答えるべきか

お客様（または準ずる方）からご要望をいただくこともあるでしょう。
そんなときどのくらい答えるべきか、答えているかについて書いてみました。

※トライアスロン当日の朝にメルマガ　by　Sony α7SⅢ+24mmF1.4

大事なお客様からのご要望

大事なお客様からご要望をいただいたときには、もちろん答えたいものです。
すぐ対応！というのが、ひとりで仕事をしているメリット。
「社内で共有させていただきます」
「上の者に確認いたします」
「貴重なご意見ありがとうございます」
などと保留することも取り繕うこともする必要はありません。

お客様からのご要望からうまれたサービス、セミナーもたくさんあります。
特に、セミナーはお一人でもいらっしゃれば開催するスタンスなので、実現可能性が高いです。

顧問としてがっつりというサービスではなく、単発（複数回もあります）で提供するコンサルティングもお客様のご要望から生まれたものでした。
メールコンサルティングもそうです。
動画販売もそうでした。

お客様の要望は、基本的に答えたいもの。
逆の立場で、要望に答えていただけると本当にうれしいものです。
こういったことがありました。

メルマガシステムへの要望を取り入れていただいた件

私が10年以上愛用しているメルマガシステムオートビズ。
おすすめもしており、メルマガセミナーでも取り上げました。
動画　メルマガ入門セミナー – タイムコンサルティング オンラインショップ

今は、こういったメルマガで使っています。
・メルマガ税理士進化論　毎日　税理士向け
・週刊メルマガ『社長にこっそり伝えたい税理士のノウハウ』 毎週水曜日　社長限定
・セミナー情報メルマガ →不定期

また、セミナーの申込みフォーム、本のキャンペーンフォーム、オフ会参加フォームなどといったフォームとして使う場合も便利です。

先日、（私にとっては）大きな変更があり、要望を出しました。
ダメ元で。
文句というわけではなく、「こういうことで困っているんですが」ということです。

結果、要望に答えていただけました。
本当にうれしいことです。

私の要望は、こういったものでした。
アップデートで、このように「署名」の欄が大きく表示されるようになりました。
私はここを使っていません。
スニペットツールPhraseExpressで、署名まで含めて瞬時に出しているからです。

じゃあ、なんで困るのか。
この大きな入力画面があると、下にスクロールして［内容を確認する］を表示するまでに、コンマ2秒ほど時間がかかるのです。
毎日使っていると大きな痛手。
それで要望を出しました。

無理かもなーと思っていましたけど。
社内で検討していただけたのか、他にも同じ要望があったのかはわかりませんが。

ただ、この入力画面がなくなったあとも、確認画面でこの大きなフォームが……。
同じ手間なので、これも要望を出し対応していただけました。

私もなんでもかんでも要望を出しているわけではありません。
どんなものにも要望はありますから。

可能性があるかどうかで判断はしています。
会計ソフトにも要望を出したことがありますけどね。
もっと税理士以外が使いやすいようこうしたらどうかと。
鼻で笑われ、根に持っております。

ま、税理士を通じて商売したほうが儲かりますからね。

もう1社は、半分取り入れていただきました。
ただ、その後はますます大義を失い……。
大きくなりすぎたんでしょうね。

ひとりで仕事をしているなら、ご要望は、柔軟に受けられるもの。
時間がないから受けられないということないようにはしたいものです。
さらに、基準もつくっておきましょう。

お客様からのご要望に答える基準

お客様からのご要望に答えるとして、
・お客様に聞く
・声をいただく
・要望フォームをつくる
といったことは基本としてやっておくべきです。
私もセミナー要望フォームをつくっています。

ただ、そのご要望で
・絶対NGなもの
は決めておきましょう。

たとえば、税理士業で言えば、脱税です。
それ以外にも、もう1つ決算書をつくる、レシートを入力するなどといった108のことはやりません。
いくらご要望いただいても。

ただ、絶対NGなもののご要望をいただくということは、こちらの落ち度。
事前にそれを出していないからです。

絶対NGなものは、先に出しておきましょう。
値下げがダメならそう出しておきたいものです。
（みなダメでしょうが）

そうすれば、ご要望に答える確率は格段と上がります。

そして、ご要望を先回りすることも大事です。
ご要望に答えるという受け身だけではなく、「こういうご要望があるのでは？」と攻めもやっていきましょう。
こういった完全新作セミナーは攻めです。
10/8 コミュニケーションセミナー│独立を楽しくするブログ
10/27 ひとり社長のための税務調査入門セミナー│独立を楽しくするブログ
（もう1つ、メルマガ税理士進化論読者限定のセミナーがあります）

どちらかというと、攻めを多めに。
ご要望はそれほどいただけるものではないからです。

日々の発信も、守り＝ご要望だけでは成り立ちません。
すぐにネタ切れというやつになりますから。
だからこそいい鍛錬になるのです。

お客様からのご要望にどのくらい答えるべきか？だけではなく、ご要望の先回りもやっていきましょう。

■1日1新→Kindle『1日1新』
村上　Day is
村上　樹庵
村上　大江戸温泉汐美荘

■娘(7歳）日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
パパは村上、娘は、昨日から宇都宮へ泊まりに行っています。
引っ越した友達に会いに。
行きはママと。
遊びに夢中で、LINEをなかなか見ず……。
夜は、娘、ママ、パパで3者LINE。
「家が広い！」と楽しそうでした。
よく眠れるといいのですが、大丈夫でしょう。