独立後の固定費の考え方

独立後、食べていくときに、固定費を意識しがちです。
もちろん意識するのは大事なのですが、ガチガチに考えないようにしましょう。

※夢のマイホーム？（うさぎの家）　by　Sony α7SⅢ+16-35mm F4

固定費のために

固定費とは、売上がゼロでもかかるお金。
・家賃（住宅ローン）
・光熱費
・人件費、オフィス家賃
・保険料
などがあります。

固定費を払えなくなると、「食べていけない」ということになるわけです。
この固定費を極力少なくすれば、売上も少なくて済みます。
私の場合は、人件費、オフィス家賃がありません。
（バーチャルオフィス代は年間5万円ほどありますが）
外注費も0です。

固定費と言えるものは、
・税理士会費（毎年かかります。11万円ほど）
・Dropbox、メルマガ（オートビズ）、サーバー代、ドメイン代、AdobeCC
・Amazonプライム会費、KindleUnlimited、YouTube Premium
などといったものがあります。

食費、娘関係ももちろんありますが、固定費という感覚でもありません。

こういった固定費があるとして、それをまかなうため、売上が必要です。
ただ、その売上も固定している必要はありません。

固定費をまかなうのは固定売上？

たとえば、固定費がプライベート、仕事含めて月50万円かかるとします。
独立前の考え方だと、売上、つまり給料が50万円以上ないとやっていけないわけです。
その考え方は、独立後は捨てましょう。

50万円の売上があればいいと考えると、そこで凝り固まってしまうからです。
別に50万円以上あってもいいし、50万円を下回るときがあっても問題ありません。

毎月の成績だけで勝負しているわけではないのですから。
固定費を払えれば、それがその月の売上であっても、その前の売上でもかまいません。

200万円の月もあれば、40万円の月もあってもいいのです。
過去12ヶ月の売上を見る方法として、移動年計という数字があります。
売上が変動・不安定なら見ておきたい数字【移動年計】とExcelテンプレート

売上に凸凹があってもいいんです。
むしろ安定させないようにしましょう。

安定した売上のデメリット

たとえば、50万円の固定費があり、その都度の経費30万円くらいあると、50万円＋30万円＝80万円くらいでいいやとなるでしょう。
80万円×12＝960万円＝1000万円くらいです。
それくらいでいいやと安定した売上を目指してしまうと、それ以上の売上が実現できません。
月80万円になるように仕事の依頼を受けて、それでめいっぱいの時間を使ってしまいます。

そうなると、いざ固定費が上がったり、必要なお金が増えたりしても、手を打ちにくくなるのです。
手を打ちたくても時間がないということになります。

固定費を意識して、月の売上を固定しようとせず、売上を増やすことを目指しましょう。
1月から12月なら、1月で1年間の固定費を稼いでもいいわけです。
固定費は仕組み上、毎月コツコツ払うのですが、売上はコツコツにする必要はありません。
コツコツするのは、営業や鍛錬。
お金はどかっと入ってきたり、ちょっとだけだったりすることがあっていいものです。

ひとりで仕事をしていても、売上は固定＝限定しないようにしましょう。
固定費分＋αだけと考えないことです。
今お金が必要じゃなくても、今後必要になることはあります。
といっても貯金しましょうというわけではなく、売上の枠は広げておきましょうということです。

時間やお金を使わず、または時間・お金をそれほど使わず、売上が増える分には、まったく問題ありません。
前述の例だと、月80万円以上の売上をどうやったら実現できるかを考えるのです。

固定費以外にも私はお金を使いたいものがあります。
パソコンやカメラといった仕事のアイテムもそうですし、スキルアップの勉強にもお金を使いたいし、趣味や旅行、トライアスロンなどなど。
「固定費を稼ぐだけ」だと、そういったことが十分にできません。
もちろん、安定して売上が多いほうが理想かもしれませんが、そうではなく、たまにドンと、固定費を上回る売上がたつことも狙っておきましょう。
それができるのは独立後のメリットです。
給料だとそうそう増やせませんから。

やってみたいことがあるなら、固定費にとらわれすぎないようにし、その先を目指しましょう。
また、固定費以上のお金があってこそ、やってみたいことが見えてくることもあります。

ひとりだと固定費を極小にしやすいので、つい売上も遠慮してしまいがちです。
（私も昔そうでした）
ひとりだからといって遠慮しないようにしましょう。

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夜は、スパイファミリーの映画の続きを。
映画館でも観たのですが、楽しめました。
3期もあるようで、楽しみです。
この秋は、娘が好きなブルーロックもはじまりました。
パパは、Re：ゼロも。