Evernoteにはノートブックとタグという機能があり、その使い分けに悩むところです。
最近、ノートブック中心の使い方に切り替えました。
ノートブックとタグの違い
私がEvernoteに入れているのは、
・メモ(記録)
・自分がアウトプットしたもの
・アイデア
などです。
ノートブックは、これらの種類別に分けています。
国語、算数、社会・・・・・・といった科目ごとにノートを分けるような感覚です。
タグは、1つのアイデア(ノートの1項目)に複数つけることができます。
たとえば、「Evernoteのノートブックとタグ」というネタがあれば、[ブログネタ]、[セミナーネタ]というタグがつきます。
「Macは本当に効率的か?」というネタなら、[ブログネタ]、[メルマガネタ]、[セミナーネタ]というタグをつけます。
ブログネタにもなるし、メルマガネタにもなるし、セミナーネタにもなるという意味です。
執筆している原稿や書籍のネタにもなる場合もあります。
これをノートブックにすると、[ブログネタ]というノートに入れたアイデアをコピーして、[メルマガネタ]にも入れなければいけません。
タグで運用した方が便利です。
複数のノートブックに入れることはできませんが、複数のタグをつけることはできます。
「じゃあ、全部タグにすればいいんじゃないか」と考えて、ここ1年はタグ中心で使っていましたが、最近は、ノートブックも少し増やしています。
ノートブック
現在のノートブックは以下のとおりです。
・INBOX
最重要ノートブック。思いついたアイデアやメモはまずここに入ります。
iPhoneでメモしたものもここです。
INBOXに入っているものは、毎朝整理します。
逆にいうと整理するのは朝の1回にしています。
情報の収集と整理は明確に分けたいからです。
今朝の段階だと22個のノートがありました。
これに適切なノートブックに分け、タグをつけていくのが毎朝の日課です。
・soon
電車の経路やメモなどすぐ使うものはここに入れています。
・Output
ブログ、Twitter、Facebook、ニュースレター、原稿など自分がアウトプットしたものを入れています。
ブログ等は自動で連動させています。
・ ブログ更新後、自動的にEvernoteに記録できるBlogtrottr » EX-IT
・PASS
ID、パスワード等を入れています。
セキュリティ対策もしています。
・クライアント
クライアントごとにメモが入っています。
次回話すべきこと、これまでの記録などです。
病院のカルテのようなものですね。
・INPUT
アイデアやセミナーメモ、読書メモが入っています。
・チェックリスト
セミナーチェックリスト、トライアスロンチェックリストなど主にiPhoneと連動して使うチェックリストを入れています。
決算書・税務申告書等のチェックリストは、Excelです。
・リスト
やらないことリスト、強みリスト、禁句など日々見るリストが入っています。
・テンプレート
メールなど各種テンプレートが入っています。
最近は別のソフトを使うことが多いですので、近々廃止します。
・マニュアル
業務のマニュアルというよりも記録です。
随時追加しています。
・名刺
最近いただいた名刺は、Evernoteに入れています。
最近の名刺管理方法ーScansnap+Evernoteでシンプルに- » EX-IT
・領収書等
Amazonやメールで来た領収書・支払明細等はいったんここに入れています。
タグ
最近、タグをシンプルに整理しました。
アウトプットする先に応じてタグをつけています。
そもそもEvernoteをアウトプットの素材集めとして使っているからです。
漠然と情報をストックするよりも、目的を持ってインプットした方が効果的であると考えています。
メインのタグは2つ。
今集めているネタ[アンテナ]と過去に集めていたネタ[done](完了)です。
[アンテナ]は、
・メルマガ
・ブログ
・書籍
・募集中のセミナー(今は「Excelを12倍スピードアップさせるセミナー」)
・書いている原稿(今は「ペーパーレス」
などがあります。
お客様に関する事項についても常にアンテナを張っていますが、思いついたことはお客様ごとのノートブックに入れています。
タグが便利なのは、前述の通り複数つけられることです。
たとえば、セミナーを企画するときに、「Excel スピード」「Excel 効率化」「Excel スキル」などで検索すると、今までのメモやブログ、Twitter、原稿などから関連するものを抽出できます。
その中からセミナーのコンテンツとして使えそうなものに、[Excel12倍]というタグをつけていくのです。
もちろん、新ネタとしてひらめいたメモにも[Excel12倍]をいうタグがつきます。
タグは多くなりすぎるので、すでに終わったセミナーや執筆に関するタグは[done]の方にわけています。
状況に応じて、タグを増やしたり、移動させたりします。
セミナーを企画すれば、執筆の依頼を受ければ、タグを増やし、プロジェクトで仕事を受けた場合もタグは増えます。
自分が今何にアンテナを立てているかも一目でわかるのです。
ちなみにノートブックやタグの名称の前に数字をつけると、その順番に並び変わります。
これはこれで便利なのですが、厳密につけるとめんどくさいので、適当にしかつけていません(^_^;)
昨日の午後は、IT・効率化コンサルティングでした。
テーマは、集中できる環境作り、Evernote、Dropbox、Gmailなど。
セミナーとはまた違ってマンツーマンで相談できるサービスです。
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