お客様を心配しすぎるデメリット

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お客様がこうおっしゃったらどうしよう、こうしたらどうしよう……と心配しすぎてはいけません。
非効率であり、逆効果になることもあるからです。

※「風が強いのでお気をつけください」の看板はなし by Nikon Z9+14-24mmF2.8

クルーズが快適だった理由の1つ

先日、5泊6日のクルーズに行ってきました。
快適だったことの1つは、注意が少ないこと。
耳障りなアナウンスも少なく、看板もなく、快適でした。

イタリアの船だからというのもあるかもしれませんが。

アナウンスは嫌いで、日本の電車はアナウンスが多すぎ、かつ音が大きすぎます。
イヤホン必須です。
いや、アナウンスしないと、文句を言う人がいるということもあるかもしれませんが、そういう方がどのくらいいるか。
むしろ、アナウンスが通常になっているので、そういう文句になるのではないでしょうか。

看板は、写真を撮るときにめちゃくちゃ邪魔です。
せっかくの景色もその看板で台無しになることも。
もちろん、撮る範囲を工夫しますが。
(なお、ソフトで消すことは、私はしないようにしています。)

クルーズでアナウンスがあったのは、
・避難訓練(義務です)
・寄港(途中で降りるとき)
・下船
のときくらい。

あとは、食事の時間、ショーの時間、イベントの時間、スマホ、喫煙、やってはいけないことなどといったアナウンスは一切ないのです。
それでもみな自分で考えて、アプリで見て行動しています。
日本人も。
(通常なら文句を言いそうな属性の方々も)
もちろん、それに慣れている方が乗っているという考えもありますけどね。

風が強い日に注意もなく、柵が低いところも看板はなく。
唯一、「すべりやすいので気を付けて」という看板はありました。
また、通っちゃいけないところにはロープが張っています。

あとは、何をしてもOK。
どこで飲食してもいいし、写真もどこでも撮ってOKでした。
(有料のショーは、写真と15秒の動画はOKというアナウンスが。フラッシュ禁止も)

それでも大きな問題はなく、成り立っています。
(裏ではあるのかもしれませんけど)

寄港のときも遅れたら置いていくだけ。
そのアナウンスもしつこくありません。

ギャンギャン注意があるから、それが日常になって意識が薄れることもありえます。

ギャンギャンいうからきかない

私が観察している範囲では、
ギャンギャン叱っているほど、子どもは言うことを聞いていない
というのがあります。

いつもそうなっているので、日常になっているのでしょう。

うちでは、娘に朝の支度も「早くしなさい」と言いません。
遅刻したら自分のせいということにしています。
そうしないと、時間を見ず、だらだらすることもあったからです。

最近は自分で時計を見るようになりました。
心配しすぎると、お互いにとってよくありません。

さらに、そこに私がワンピースやブルーロックの最新話をiPadで与えて、意思を試しています。
そういう誘惑があっても、きちんと準備をして、学校に行くという試練です。

心配しすぎないようにしましょう。
お客様に対しても。

お客様を心配しすぎるデメリット

独立後、クレームは怖いもの。
かといって、心配しすぎると、デメリットが大きくなります。

・新しいメニューを出せない
・新規のお客様が怖い
・ガチガチに注意事項で縛る
ということになると、お互い非効率ですし、行動力は落ちるものです。

もちろん、お客様は大事ですが、大事だからこその距離感もあります。
私が丸受けの仕事をしないのもその一環です。

キャンセルポリシーや必要最低限のルールはつくっていますが、あとは自由。
まあ、なんかあったらそのときにというスタンスです。

そのなんかあったときに真摯に対応する姿勢、時間に余力を持つようにしています。

求めるのは、
・期限までにお支払いいただく
・対面、Zoomならその時間に来ていただく(参加していただく)
くらいです。

契約、規約でガチガチにしても、もめるときはもめます。
「規約に書いてあるとおり」ということは言いたくありませんし。

お客様のことを心配、考えるというよりも、トラブルがあったらやっかいだから一応ということが多いかなーと。
それがアナウンスや看板、注意事項になるわけです。

独立当初、私も心配しすぎて、書類を無駄に増やしたり、やりとりが無駄にあったり、注意事項に時間をかけたりしていました。
その結果、結局はいい関係を築けず、失敗したことがあります。
「かまいすぎ」はよくないのです。
非効率で、疲弊します。

もちろん、多くのお客様に対するときはまた違うという考えもあるでしょうが、ひとりで仕事をしているなら、それほど多くのお客様ではないはず。
今の心配をちょっとずつ外せないか考えてみましょう。
心配しすぎるということは、責任回避や信頼していないということにもなりえます。

並行して、「心配をしなくていい」お客様に来ていただくという営業も大事にしつつ。



■編集後記
昨日は、朝、税務申告の効率化セミナーを開催しました。
夕方から出かけて、家族でライブへ。
スマホのみですが、写真撮影OKなのも含めて楽しめました!

1日1新Kindle『1日1新』
YOASOBI ライブ
税務申告の効率化セミナー開催
東京ドーム からあげ

■娘(7歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
家族でYOASOBIのライブへ。
フリーレン、推しの子の曲だけではなく、ダンス教室でも使われている曲が多く、娘も楽しめました。
ファミリー席で、座って観ることができる席です。
娘もスマホで撮影(OKなので)。
やたらと、ドラマーを撮影。
い、イケメンだからか……。

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