2007年にセミナーをはじめて、今(2025年)では、多少なりともご参加いただけるようになりました。
セミナーをやってみたい方のために、そうなるまでにやったことを書いてみます。
※セミナーのセッティング中 by Sony α7SⅢ+16-35mmF2.8Ⅱ
セミナーにサクラを呼んでいた頃
独立時、セミナーをしたいなー、仕事になったらいいなーと願っていました。
なぜそう思っていたか。
1対1ではなくセミナーだと、より多くの方へ届けることができます。
ひとりで独立し、その後1人雇いましたが、大きくするのもなー、むしろ嫌だなと思っていたので、すぐに限界は来ます。
その限界を突破したいなと、セミナー・出版を考えていました。
セミナーが儲かるとは考えておらず。
そのうち、自分もセミナーに出るようになり、セミナーという仕事がより楽しそうに見えました。
「あーーいいなー」とか、「ちっ」という感情も。
そんな中、はじめてのセミナー。
2人の友人が来てくれて、初の売上。
ただ、気を使っていただいた感は否めません。
サクラは1人。
当時、仕事で付き合いのあった方を無料で招待しました。
文字通り「つきあい」で来てくださったわけです。
なんかもやもや感があったのも事実ですが、
そのときは、一人でも多くの方に来ていただくのが目的でした。
そうじゃないと恥ずかしいという思いも。
そして、2回目は、共同セミナー。
なんで共同??と今だと思います。
2人なら来ていただけると思いつつ、結果はゼロ。
そりゃそうです、1人で開催して来ていただけないような2人が組んでも効果は薄いですから。
そして、有料で来ていただくのはあきらめて、当時のつながりのある方を10人呼びました。
サクラが10人です。
これに疲弊して、その年はセミナーなし。
セミナーをしなければ来ていただくこともできません。
そんな中、セミナー毎月開催を思い立ちます。
セミナー毎月開催
2009年、セミナー毎月開催を決めました。
かつ、サクラなし。
結果、2名の方に来ていただきました。
7000円×2=14,000円です。
ただ、いきなり2月は開催なし……。
開催告知して参加者ゼロではなく、開催しなかったのです。
当時、そんな感じでした……。自己嫌悪になるくらい。
3月からなんとか盛り返し、結果11回。
12回はできず、毎月でもありませんが、0.1歩進みました。
2010年は、毎月開催達成。
それ以降、2019年に3ヶ月入院したとき以外は、セミナーを毎月できています。
有料でご参加いただきつつ。
(今思えば、入院時にオンラインセミナーをすればよかったのですが)
セミナーを毎月開催するということは、毎月告知するということ。
告知にはエネルギーが必要ですが、それをし続けたからこそ今があります。
毎月告知しましょう。
セミナーは告知からはじまる
今もセミナーは告知しています。
ブログ、メルマガ等で告知を切らさないようにしているのです。
そうすれば、発信の意味が増えます。
セミナーを告知していない期間はロスです。
セミナーを開催して参加していただきたいなら、告知しましょう。
もちろん、告知せずに、セミナーの依頼を受けることもできます。
私が「講演」と呼んでいるものです。
この講演は、セミナー自主開催よりも圧倒的に少なく、10分の1以下。
セミナー自主開催のほうが私は好きで、今後は、よほどのことがないと講演を受けません。
なぜなら、セミナーは、自分を知ってくださる方が来てくださいます。
話しやすいし、より楽しいのです。
研修や講演は、そうはいきませんからね。
人前で話すのが苦手な人ほど、セミナー自主開催をしましょう。
そのための告知を発信しながらやっていくのです。
告知の内容は、日々の発信の中で考えています。
あ、これ喜んでいただけるかなと。
告知の回数が多いほど、その考える機会が増えます。
結果、来ていただけるようになるのです。
その告知に至るまでの思考は、たとえ告知だけで終わっても無駄になりません。
それを発信したり、本に書いたり、お客様に伝えたりすればいいのですから。
もちろん、ご参加いただくことを目指すわけですが、参加者ゼロでも、そして参加者1人、2人でもいいじゃないですか。
サクラを呼ぶ必要はありません。
今でも参加者ゼロということはあります。
参加者ゼロでも自分を責めすぎないようにしましょう。
タイミングもありますし。
告知を第一にしていれば、参加者ゼロでもいいはずです。
(もちろんお申し込みいただいたほうがいいのですが)
参加に重きを置くと
・安くしてしまう
・無難な内容にしてしまう
・サクラも呼んでしまう
ということになります。
結果セミナーが続かなくなります。
これは、発信でも同様のことがあり、読んでいただく・見ていただくに重きを置くと、つまらなくなり(自分も読者の方も)、続かなくなりがちです。
参加者がゼロでも、告知し続けて、値段も内容も攻めていきましょう。
内容でいえば、税理士だから税金という思い込みも捨てました。
Excel、Excelマクロ、独立ノウハウ、営業、時間、タスク管理、ブログと広げていった結果、ご参加いただける確率が上がったのです。
自分がしたいセミナーを告知しましょう。
そのリスク分散として、複数のセミナーを告知すればいいのです。
私は少なくとも2つは告知するようにしています。
チャンスは2倍以上ですから。
値段が違うセミナー、内容が違うセミナー、対象者が違うセミナーというようにすれば、よりリスク分散になります。
セミナーをしたい方は、この記事を読んですぐ告知しましょう。
複数のセミナーを。
■編集後記
昨日は、雨模様。
逆にチャンスと思って上野動物園へ。
案の定、すいていました。
雨の日に行くのもいいかもです。
私は興味ありませんがパンダも10分待ち(通常40分~60分)。
現地や道中で本を書きつつ、戻ってからも。
■1日1新→Kindle『1日1新』
雨の上野動物園
LUSHアプリ
SSSダイナゼノン
■娘(8歳)日記→Kindle『娘日記』・ Kindle『娘日記Ⅱ』
昨日、アプリ先行でLUSHのシナモロールが発売。
9時、10時とチェックするもまだで、10時半くらいに発売開始で買えました。
LUSHもシナモンも好きなので。
最近、再評価しているクロミも。
キティはあんまりだとか。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
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AI時代のひとり税理士
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新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
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【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方