Excel活用の本質ーExcel12倍セミナーのご感想よりー

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10/23(火)の夜に、Excel12倍セミナーを開催させていただきました。
次回は11/4(日)です(申込は締め切らせていただきました)
参加者の方のアンケートで、Excelの本質について改めて考えてみました。
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”Excel活用の本質について、おそらく決定的な誤解をしていた”

参加者の1人、加賀佳子さんは、

”Excelについては完全に我流で、非効率な使い方をしていると自覚しながらも、なかなか勉強する機会がありませんでした”

という理由でセミナーへ参加していただきました。

(ありがとうございました!)

さらに

”Excel活用の本質について、おそらく決定的な誤解をしていたことに気がつけたと思いますし、それが最大の収穫と感じています。”

というセミナー後の感想をいただいています。

※感想では「エクセル」という表記でしたが、当ブログでは「Excel」と表記しているため、一部表記を変更させていただきました。

 

 

本質って??

Excelセミナーでは、どうやってExcelを活用するかをお伝えしています。
もちろん、個々のテクニックも重要なのですが、どういう考え方でExcelを使うかといった、考え方のクセ、習慣の方が重要です。

「本質」という語を改めて調べてみると、こういった意味がありました。

”物事の本来の性質や姿。それなしにはその物が存在し得ない性質・要素。”(大辞林より)
”物事の根本的な性質・要素。そのものの、本来の姿。”(大辞泉より)

私は、15年、ひたすらExcelを使い続け、試行錯誤してきましたが、セミナーや書籍、ブログでアウトプットするようになったのは、ここ数年のことです。
アウトプットすればするほど、「Excelとは」という「本質」を話すことが多くなってきています。
Excelの活用の場はそれぞれ異なりますので、「本質」を身につけた方が、その後の応用がききます。

そのうち、5時間くらい、それを語るだけのセミナーになるかもしれません(^^;)
誰もこないかもしれませんが。。。。。。

 

 

たとえると「ミキサー」

セミナー中に思いつき、お話しした事例としてミキサーがあります。
(参加者の方が女性だけだったからこそ思いついたのかもしれません。)

例えば、ミキサーでジュースを作るときには、ミキサーに果物や野菜を入れてボタンを押すだけです。

(ジュースを買ってくるというのはこの場合は考えないでください(^^;))
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その中にグレープフルーツを入れるか、
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バナナを入れるか、
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ときには赤ピーマンを入れるか
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は、その時々に考えます。

毎回ジュースを作るたびに、ミキサーを買いに行ったり、ミキサーを一から組み立てたりはしないはずです。
そんなことを毎回やっていると時間もかかりますし、「どんなジュースを作るか」「今度は何を入れようか」まで考えが回らなくなります。
ミキサーを作るところで力尽きたり、時間切れになったりすることもあるでしょう。

つい先日書き、好評だった記事の事例もこの考え方です。
毎回、人間がデータを削除するするのではなく、しくみ、つまりミキサーを作っておいて、中に入れるデータを変えます。

Excelでいらないデータ(列)を除いて加工する方法 » EX-IT

 

 

 

 

 

ミキサーの「かき混ぜてジュースを作る」部分は自動的にやっているわけです。「どの部分をExcelでしくみ化するか、どの部分を人間がやるか」を見極めて、しくみ化できることはExcelでやり、しくみ化できないことは人間がやるというのが、Excel活用の本質の1つといえます。

毎回、手で果物をすりつぶしてジュースを作っていると体がもちません(^^;)

せっかくミキサーがあるのに、使わないのはもったいないです。
完成したミキサーを買ってきてそのまま使ってもいいのですが、できれば自分の使いやすいミキサーを作り上げるスキルがあった方が便利といえます。これがExcelでいえば、個々の数式・関数、ピボットテーブル、テーブル、マクロなどのスキルなのです。

 

 

 





【編集後記】

昨日はマイクロソフト品川本社にて、MicrosoftMVPのミーティングがありました。
こういった集まりは嫌いなのですが、これは別です(^^;)
いろんな発見がありました。

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