AmazonのKindleストアが昨日よりオープンしました。
早速使ってみてわかったことをまとめてみます。
Kindleのしくみ
Kindle(キンドル)はAmazonが運営する電子書籍サービスです。
日本以外では以前から利用できたのですが、当然英語の書籍ありませんでした。
そのサービスがいよいよ日本で利用できるようになったのです。
Kindleの特徴は、「電子書籍を読む端末(ハードウェア)」と電子書籍(ソフトウェア)を両方とも提供することでしょう。
ハードウェアの方は、3種類がこの年末に向けて発売されます。
ソフトウェアは、昨日から利用できるようになりました。
Kindleストアで購入した電子書籍は、iPhone、iPad、Androidなど他の端末でも読むことができるのです。
Kindle版書籍のメリット
Kindle版のメリットは次の5つのものがあります。
1 Amazonで検索しやすい
紙の書籍を検索したときに、Kindle版があればすぐわかります。
これまでAmazonを利用していた方にはわかりやすいでしょう。
2 端末を選べる
前述したとおり、Kindelストアで購入した電子書籍は、他の端末でも読むことができます。
わざわざKindleの端末を買わなくても、今持っているもので利用できるのです。
しかも、個人利用に限れば端末に制限はありません。私はiPadとiPhoneに入れています。
日本のサービス、例えば「honto」は3台までの制限があり、制限を解除するためにかなりの手間がかかります。
3 安い
たとえば、『MAKERS』という本は、紙だと1,995円です。
Kindle版は、1,714円になります。
一方、他の電子書籍ストア、例えば紀伊國屋(Kinoppy)では、1,799円で販売しています。
この差額は消費税です。
「Kindleを利用する=国外から購入している」ことから、消費税はかからないのです。
消費税はあくまで国内から購入した場合にのみかかります。
ただし、出版社によっては、Kindleでも消費税がかかるようになっています。
Amazonではなく日本の出版社が出店しているからです。
赤囲みの部分を見ていただくと、販売元が集英社になっています。
それでも、紙の書籍よりも安いです。
しかし、経理処理は複雑になりそうです。。。
4 他のサービスにない本がある
電子書籍は、どのサービスを使ってもだいたい同じものが販売されています。
Kindleでは、他のサービスにない独自の本も多いです。
私が買ったこの本もそうですね。
5 iPad、iPhoneアプリのできがいい
私は様々な電子書籍アプリを使ってみましたが、起動が遅かったりページめくりがスムーズでなかったり、使いにくいものもありました。
Kindleのアプリはどちらも使いやすいですし、読みやすいです。
ただし、コピペして保存することができないのが難点ですね。
Kinoppyだと、コピーして、Evernote(Fastever)に貼り付けることで、読書メモを作ることができました。
Kindleだと、ハイライト表示(黄色の線を引く)、メモを書き込む、共有(TwitterやFacebook)することはできるのですが、コピペはできません。
今考えているのは、専用のTwitterIDを非公開で作って、そこに共有し、さらにEvernoteへ自動保存する方法です。
ただ、このKindleの辞書機能は結構使えそうですね。単語を選択すると瞬時に辞書が開きます。
iPad、iPhoneで読むには
iPad、iPhoneで電子書籍を読む方法をまとめてみました。
(若干私は手間取りました(^^;))
①iPad、iPhoneにアプリをダウンロードします。
②AmazonのID、パスワードでアプリにログインします。
③上記の設定が終わってからウェブ上のAmazonでKindle版の書籍を購入します。
当然、Kindle版がないものもあります。
④送信する端末を選びます。
端末がネットワークでつながっている必要があります。
初回だけこのような画面になるようです。
一度設定すれば、購入ボタンの下に配信先を選ぶことができます。
私の場合、iPhoneもiPadも登録していますので、iPhoneを配信先にしても、iPadの方にも同じものが送信されます。
同じ本をどちらの端末でも読むことができ、なおかつ、自宅でiPadで読み、外出先でその続きをiPhoneで読み、さらに帰宅して続きをiPadで読むこと尾できます。
この流れで購入します。
iPad、iPhoneアプリでは書籍を購入することはできません。外出先で購入するなら、ウェブブラウザ又はAmazonアプリで買います。
iPad、iPhoneでも読めるので、Kindle端末を買うかどうかはわかりません。
iPad mini、Nexus7という選択肢もあります。
(追記)iPad、iPhoneだと読めない書籍も結構あります。ダイヤモンド社、中経出版、サンマーク出版の本はKindle、Androidにしか対応していません。
移動中に読むのであればiPhone5で十分です(慣れました)。漫画は見開きのページがあるとiPhoneではつらいですけどね。
7インチのタブレット(iPadminiは7.9インチ)が必要なのかどうかはわかりませんが、ブロガーとしては、買って比較してみたいところですね(^^;)
Kindleのおかげで電子書籍が新しいステージに到達したのは事実ですし、今後が楽しみです!
昨日は、数年来の友人と久しぶりに会いました。
28歳(私と約10歳差(^^;))で、新たな選択をし、イギリスへ旅立ちます。
私が公務員を辞めたのも28歳になる年。非常に親近感を感じます。
今後の活躍が楽しみです!
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