昨日、ダイアログ・イン・ザ・ダークを初体験してきました。
ダイアログ・イン・ザ・ダークとは
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、完全な暗闇を体験できるイベントです。
8人のグループ(通常のイベント)で暗闇を体験し、お互いに対話(ダイアログ)しながら進みます。
時間は80分ほど。昨日のイベントでは、「東北の夏」というテーマ(9/1までだそうです)でした。
真っ暗闇の中、白杖(つえ)を使い、手探りで、草地や橋、ブランコや民家があるスペースを進みます。
途中には露店もあり、お金を払って飲食する(ノンアルコール、アルコールあり)場面もありました。
目が見えないと、どこに何があるかもわかりません。
声をかけあい、自分がどこにいるかを発信しながら進みます。
アテンドをしてくれるのは、資格障害者の方。
白杖の使い方、手の使い方(手を伸ばすと危険だから、手の甲を伸ばす)などを教えてもらい、サポートしてもらえます。
昨日の方は20歳の男性でした。
場所は、外苑前と千駄ケ谷の間くらい。
大阪会場もあるそうです。
3Knot CLUBにお世話になりました
このダイアログ・イン・ザ・ダーク、書籍やセミナーで知り、以前から気になっていました。
今回行くことができたのは、3Knot CLUBのイベント「大人の社会科見学」のおかげです。
3Knot CLUBでは「今は3ノット(時速15kmくらい)で進んでいるけど、これからどんどん加速していこう」という考えのものに、勉強会やイベントを開催されています。
http://ameblo.jp/zuka813/entry-11603339341.html
ダイアログ・イン・ザ・ダークに行くと知り、即のりました(^.^)
今後ともよろしくお願いいたします!
暗闇の感想
体験した感想について書いてみます。
本当に対話してるのか
目隠しをするというレベルではなく、ダイアログ・イン・ザ・ダークは本当に暗闇です。
いくら見ようとしても見えません。
となると、頼れるのは耳(聴覚)、手(触覚)、におい(嗅覚)です。
体験前は、目(視覚)以外の自分の五感を使ってすすむものだと思っていましが、最も助けてもらったのは、アテンドの方、同じグループの方でした。
(8人のグループのうち、6名は初対面の方でした。)
自分の五感なんて限界はあります。
「壁があります」「○○(名前)、右にいます」「段差があります」といった情報や、「大丈夫ですか?」「どこにいますか?」「こっちです」といった対話なしには進めません。
改めて思いました。人との対話に視覚を使いすぎているのではないかと。
見た目で判断して、「なんか苦手なタイプだな」「怒ってるのかな」と思ったり、目で訴える、見ればわかるよねみたいな態度が多かったりすると思うのです。
よくよく考えると、1日のうち、目だけで対話している時間は長いです。
メールを見る、ネットの情報を見る、本を読む。
これはこれで、重要なことではあるのでしょうが、本当の意味での対話をするには、目以外の口や耳を使った対話をもう少し増やしていくべきなのでしょう。
私は、もともと実際に会うことを重視していますが、暗闇を体験してますますその重要性に気づかされました。
よりシンプルに
常々いわれているように、目からの情報量は多すぎます。
目の前のことに集中するために、情報を減らしたり、物事をシンプルにしてきたつもりでしたが、暗闇を体験してみると、「まだまだ余計なものを見ている」と感じました。
シンプル化、そぎ落としをより徹底していきます。
われわれはこのイベントが終われば、視覚が戻ってきます。
幸いにも親からもらったこの目で、「何を見るか」「何を学ぶか」ということをもっと真剣に考えつつ生きていかなければいけないと思うのです。
自分の体を感じることの重要性
トライアスロン、マラソンをやりだしてから、自分の体について感じる、考える機会が圧倒的に増えました。
腕がどう動き、脚がどういう仕組みになっているかを感じるようになって、心身ともにコントロールがしやすくなっています。
心の異常は体に現れますし、体の異常は心に影響があります。双方がつながって影響しあっているのですが、どちらかというと体への意識がうすれがちです。
健康を度外視して、食事を抜く、睡眠を削る、長時間仕事をするなどもやりがちでしょう。
体にちょっと意識を向けると、全体的にいい影響があります。
今回のダイアログ・イン・ザ・ダークも、目、耳、口、手、鼻など体のパーツに意識を向けることができました。
頭(脳)だけで考えず、「五感をとぎすます」ことをもっと意識すべきなんだと思います。
ーーーまとめーーー
言葉にできない感覚もありましたし、体験してみなければわからない部分もあります。
気になる方は是非いってみてください。
ネットで予約もできます。
8人定員で、見知らぬ人との対話を重視するため、同時申し込みは4人までという制限もあるようです。
仲間と行くのも、1人で行くのも楽しめるかと思います。
次回は10月頃のイベントに1人で行っていきます。
http://www.dialoginthedark.com/did/
今日は、北海道・洞爺湖でのアイアンマンジャパン、明日は、佐渡トライアスロン。
どちらもスイム3.8km、バイク180km(佐渡は190km)、ラン42.195です。
多くの友人も出ています。
6月の五島長崎トライアスロン後、「ロングのトライアスロンはもういいや」とも思っていましたが、やっぱり出たくなりました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方