日曜日に、みやじまパワートライアスロンに参加し、無事完走できました。
これまでの24戦で最もつらかったコースです。
いざ宮島へ
チームメイト紹介
今回は3人の友人と宮島へ。うち2人は、チーム「ポセイ丼」のチームメイトです。
「ポセイ丼」のもう1人(コードネーム:仙人)は、北海道・サロマ湖へ100kmマラソン退治に出かけていました。トライアスロンもやりつつ毎月100km級のレースに出ている強者です。
7月にも出るそうで、8月の洞爺湖アイアンマンにも、もちろんチーム全員で出ます。
「ポセイ丼」は、2月に結成したチームで、まず8月のアイアンマンを目指すことに(なってました。いつのまにか・・)。
多少経験(だけ)がある私が、アイアンマンまでの強化プランとして、設定したのは、
4月の沖縄
6月の大島、今回の宮島
7月のシーガイア
でした。
(大島は大雨で中止・・・)
今回、一緒に出たのは以下の2人。
○コードネーム:にいさん
超一流のビジネスマンでありながら、われわれと遊んでくれる気さくなにいさん。
3月に初フルマラソンかつサブ4(4時間切り)という偉業を達成し、その後、4月に72km、5月の100kmマラソンを着実にこなし、今回もチーム最速だった漢(おとこ)。
最年長なのに、気を使ってくださり、弱音も文句も口にしない模範となる方です。
急遽月曜日に商談が入り、日曜日のレース後、その足で、東京へ戻りました。
家庭、仕事、スポーツを高次元でこなす姿は見習わなければいけません。
○コードネーム:羅王
はじめて会ったのは去年の4月。4月なのに、暑苦しく感じ、距離を置こうと思っていたら、「フルマラソンやりたい」とこちら側に。
しかも「サブ4やりたい!」とさらに暑苦しく迫ってきた漢(おとこ)。
「1人で練習できない」という性質をもつ熊科の人間で、しょっちゅう練習に誘ってきます。しかも急に。
一時期は週4日会っていたことも。。。
去年の4月から、春夏秋冬春夏と季節はうつりかわっているはずなのに、この漢がいたので常に蒸し暑い夏でした。
フルマラソンシーズンが終わり、私がトライアスロンに専念しようとしていた1月頃、さびしかったのか、トライアスロンにもついてきたのです。
「海は塩辛いのでトライアスロンは嫌です。海が甘くなったらやりますが」といっていたのに、今は、「トライアスロン最高!」と長文でブログに書くくらいになりました。
僕がトライアスロン/アイアンマンにチャレンジする些細な、でもとても大事な理由 | ラオウを目指す羅王のブログ
冒頭の写真も羅王です。
90kg近い巨体でありながら、去年11月の初フルマラソンを完走(4時間21分)、今年1月のフルマラソンでサブ4達成、3月、4月のフルマラソンもサブ4。
4月のトライアスロンも見事完走。5月には初の100kmウルトラマラソンも完走、2週間後にも100kmマラソンを完走という偉業を達成。
その精神力、体力、そして、ブログで垣間みることができる知力はすばらしく、実はなんでもこなすスーパーマン(というよりキングコング)
○コードネーム:つっしー
もう1人は、別ルートの友人。
つっしーは、昨年5月に開催したタスク管理セミナーに来てくれました。
そのときがはじめての出会いです。
「トライアスロン TODOリスト」で検索して、うちのブログにたどり着き、会いに来たらしく、懇親会でもトライアスロンの話ばかりでした(^^;)
その後、タスク管理をしたという話は聞いていません・・・。
練習を重ね、昨年9月に、見事トライアスロンデビュー。独身貴族という立場を活かし、秋にはプーケットトライアスロンへ。
今年は、新島、横浜と参加し、今回の宮島、シーガイア、洞爺湖アイアンマンに参加します。
東京から宮島へ
土曜日の8時過ぎに東京からのぞみで広島へ。約4時間です。
広島から在来線に乗り継ぎ、30分ほどで宮島口駅へ。
レース前日の流れとしては、
バイクを預ける→受付をする→説明会、開会式、前夜祭
です。
すべて広島側でやります。
私が取った宿は、宮島側。
翌日朝の受付は、広島側、スタートは宮島側なので、広島側に宿をとるのが正解だったかもしれません。
ただ、宮島側の方が宿が充実していて、スタート前に休めるので、結果としてはOKでした。
広島までの新幹線は往復約4万円。
今回のパックは、日本旅行のJRプランで、2泊3日、夜2回、朝2回の食事付き、温泉ありで47,000円でした。
宮島観光としてはオフシーズンらしく、いい宿をとれたのです。
前夜祭まで終えて、宿へ。
会場からフェリー乗り場までは2Km。
普段ならなんてことないのですが、体力温存のためタクシーを呼びタクシーで向かいました。
宮島口→宮島のフェリーは15分間隔くらいで出ていて、所要時間は10分ほど。
2社が運営していますが、どちらでもOKです。
人が180円、バイクは100円。
厳島神社ももちろん見えます。
「この海を、この距離を泳ぐのか・・・」と若干ブルーになっていました(^^;)
宮島に到着してそうそう、羅王のお好み焼きを狙う鹿。
「お好み焼き食べたい!」という羅王の切なる願いもあり、駅前で購入。食べもののことは一切譲りません。
今回も、ねんりんやのバウムクーヘンを3日間大事そうに持っていました。
帰りの新幹線搭乗前にも、「駅弁は嫌だ、お好み焼き食べたい!」と走って買いに。
おかげで、おいしいお好み焼きを食べることができました。
この執念と食への興味が、あの精神力を生むのでしょう。
宿 錦水館に到着。創業102年の宿だそうです。
部屋もすばらしく、
食事も豪華。自由に選べる浴衣で楽しむ漢4人(^^;)
つっしーは演劇をやっていたらしく、カメラのポーズもおおげさです。
この牡蠣の西京味噌焼きは特に絶品でした。
普段、「黒い」「数字に弱い」「道を間違える」「ちらかす」「クレーム多い」「声が低い」など慕ってくれている羅王が、「宿、最高です!ありがとうございます!」とさらにご満悦。
こんな豪華な食事の後、部屋で、夕方買ったお好み焼きを食べ(おいしかったです)、レース前日の緊張をほぐしていました。
ドキドキがおさまらないレース前
さて、レース当日。
今回は、スイムが2.5km、バイクが55km、ランが20kmです。
通常、このタイプのレースは、バイクが90kmくらいあります。ただし、山を駆け上ることを考慮して55kmになっているらしいのです。
ということは坂がかなりきついということ。
心してかからねばいけません。
今後レースに参加される方のために書いておきます。
6:00〜 広島側バイク置き場で最終登録
6:15〜7:15 広島側バイク置き場から宮島へチャーター便(フェリー)が運航
8:30〜9:10 試泳開始
9:10〜 開会式
9:40 スタート
という日程です。
我々は宮島側に泊まっていたため、宮島→広島→宮島と移動しなければいけません。
一般フェリーに乗るなら5:45の便がありますが、つくのはフェリー乗り場。ここからバイク置き場まで2Kmあります。
チャーター便なら、直接バイク置き場に行ってくれるので、6:15の広島側バイク置き場→宮島のフェリーの折り返し便に乗りました。
ただ、この便の乗船代は、別途500円払わなければいけません。
それでも、2Km移動するよりましでしょう。
6:20くらいに折り返しのフェリーに乗り、6:30に到着、30分くらいでバイク置き場のセッティング(補給食、メット、シューズ等の準備、ラン用の準備)をして再度宮島に戻ります。
その後は公民館のようなところで待機するのですが、われわれは宿に戻って朝食、その後部屋でリラックスしていました。
スイムの道具(ウェットスーツ、ゴーグルなど)も宿に置いておき、着替えてからスタート地点に向かいます。
ゆっくりでき、おいしい朝食も食べれて、トイレもすいているというのは地味にアドバンテージです。
ただ、レーススタートが近づくにつれて、気が重くなっていました。
「あんな距離泳ぐのか。。」
「大丈夫か」
「練習したから大丈夫」
「落ちつけば大丈夫」
「みんなと一緒なのにリタイアは嫌だ」
などぐるぐる考えるばかり。
気を紛らわすためにFacebookを見たり、LINEをしたり、みやじまトライアスロンの過去のブログを見たり、自分がスイム3.8kmを泳いだときのブログを見たりしていました。
ところが、高いクオリティだった朝食も喉を通らず。
ちょっとでも食べておこうと、ご飯と少しのおかずだけを無理に食べるほどだったのです。
もともと緊張をしないたちですが、スイムは別で、なんどやっても緊張します。
今回はちょっとだけ事情が違いました。
その前の週のトライアスロンのスイムで死亡事故があったのです。
原因は定かではなく、マラソンでも死亡事故があるので、トライアスロンのスイムが特別危険というわけではありません。
それでも気にかかったのは、亡くなったのが55歳の税理士だったからです。
同じ税理士だからといって普段はまったく気にしません。
別のカテゴリと思っていますし、違うことをしているからです。
それでも、トライアスロン・税理士という共通点はあります。
その方のFacebookは、今も残っていて、直前に食べた食事、練習の様子、さかのぼると確定申告時期の話やお客様との話が載っていました。
気にしていないつもりでしたが、スタート前はそれが頭に残っていたのです。
(ご冥福をお祈りいたします)
部屋で過ごしたスタート1時間前、にいさんとつっしーは先にでかけ、羅王と2人に。
あほ話をしつつ、緊張をほぐしていました。
そして、スタート地点へ。
ウェットスーツを着て厳島神社の中に入り、
お祓いを受けます。
2人とも濃い・・・。
この頃になって、ドキドキは収まってきました。
「さあ、やるか!」と思い、ゴーグルと取り出してみると、変な形です。
「ん?」と思ってみてみると、パックリちぎれてました。
金曜日に買い、プールで試したばかりの新兵器です
予備のゴーグルを必ず準備しているので助かりましたが、これを不吉と考えずに、身代わりになってくれたといい解釈をし、完全にふっきれました。
いよいよスタートです。
スイム2.5、バイク55、ラン20のレース中に考えていたこと
瀬戸内海を横断!スイム
ドキドキとは別に、なによりスイムが苦手な私は、周回ではない2.5kmに不安がありました。
去年出た最長距離の3.8kmも、1.9kmの2周回。
いったん陸に上がるので、一息つけます。
今回はそれがありません。前々日にプールで2.5kmを泳いだり、海のレースに出たりしてそれなりの準備をしてきました。
スイムはこんなコースです。
厳島神社からスタートして、宮島から広島本土に渡ります。
コースは私が曲がっているわけではなく、こういったルートです。
ただ、ちょっと遠回りしたようで、記録上は2.8km泳いでました・・・。
厳島神社から見たゴール地点。遠すぎます・・・(当日はピンクの目印がたってました)
最後尾に位置し、無駄にバトルにならないようにしました。
バトルになるとパニックになりますし、体力も奪われるからです。
羅王、にいさんはちょっと前の位置でスタート。健闘を祈り握手をし、別れました。
彼らはスイムも速く、同じ位置ではスタートできません。
つっしーもやや後方。自分にも言い聞かせる意味で、「落ち着いていこう!」と声をかけます。
スタート。昨年まで鳥居に下にぷかぷかういてスタートしていたのですが、今年は普通に海に入ってからのスタートです。残念だったような気もしますが、浮くスタート(フローティングスタート)は落ち着かないのでよかったような気もしています。
今回心がけたのは、無理をせずに、止まること。
昔は、スイムで止まってしまう(泳ぐのを休んでぷかぷか浮く)と不安になっていましたが、今はいい意味で休むことができます。
休んだらアウトではなく、うまく休むことが仕事でも人生でも大事です。
スタートしてすぐにいったん休み、落ち着いてから進みました。
ガーミン(時計)は、500mごとにバイブが鳴るようにしてあります。
500mごとに落ち着こうという作戦です。
泳ぎ出して300mから500mいくと、落ち着いてきます。いつもここまでがつらいので我慢しなければいけません。
リタイアも、この300mくらいまでの間が圧倒的に多いです。
私がデビュー戦がリタイアしたときも、50mか100mくらいの地点でした・・・。
300mほどいくと、ようやく人に会いました(笑)
顔を上げつつ、すすんでいます。あまり慣れていないのかもしれません(人のことは言えませんが)
その方を抜いたくらいで、500mのバイブが鳴りました。
あと2Kmです。まだまだ油断できません。ちょっと息が苦しくなり、小休止して、再度進みます。
隣にライフガードの方が見え、ちょっと安心です。
瀬戸内海は、波がないのが救いでした。
透明度はなく、下は見てませんが、波がなければなんとでもなります。
前方確認を多めにしながら、ちょっとずつ進んでいきました。
1,000m地点で、残り1.5km。
「ん?いつもの距離だ。知っている距離だ」と俄然元気が出てきました。
その風貌に似つかわしくない文才がある羅王のブログで、100kmマラソンを走ったときの記事にこういう表現があったのです。
あと40km。フルマラソン一回分以下だ。知ってる距離だ。
死ぬ気で行け。
100kmマラソンで、60kmほど進んだ地点での心境で、これを思い出したのです。
おかげでかなり楽になりました。
1.5kmなんて、なんどレースでやったことがある距離か。
「羅王、いつもめんどくさがってごめん、いいこと書くじゃん」とこのときは思いました。
途中、同じくらいの速さの選手がいて、後ろにつきます。
後ろにつくと、前の選手の流れに乗って楽に泳げるのです。
ただ、この選手、結構蛇行します。。。右に行ったり左に行ったり。
コバンザメ作戦はあきらめて抜くことにしました。
ここで、だいたい1.5kmくらい。
あと1kmくらいでコーナーに来ました。
潮の流れが変わるとここをきれいに回れないとのことですが、なんとかクリア。
岸を目指します。
若干、目指すところを間違っていたみたいで、ライフガードの方から、「もっと左です」といわれ、コース修正。
この間違いで、300m多めに泳いでしまいました。
2.5kmが不安で、食事ものどが通らなかったのに、多めに泳ぐという失態。まあ、トライアスロンはそんなものです。
岸からほど遠いところで、5回目の500mバイブが鳴りました。
スイムが終わって上陸、バイクへ向います。
呼吸も乱れてなく、疲れもそれほどありません。
もっともゆっくり泳いでいましたからね・・・。
タイムは1時間と34秒。直前に東京体育館で2.5km泳いだときは1時間9分でしたので、多めに泳いだ300mも含めて海の方がやはり早いです。
私も場合、筋肉で沈むので、浮く海&ウェットスーツだとちょっとだけ速くなります。
ただ、そうはいっても、442人中安定の405位(T_T)
制限時間は1時間25分でした。
バイク置き場で、ウェットスーツを脱ぎ、ゴーグル、キャップを外し、ゼッケンベルト、メット、サングラス、シューズをつけ、日焼け止めも一応塗って、バイクコースへ向かいます。
長い長い急坂!バイク55km
スイム、バイク、ランごとに関門があり、制限時間にこえられないとそこでリタイアです。
スイムは1時間25分に対し、着替え含めて1時間10分ほど。15分しかありません。
全体の制限時間は、7時間。当初6時間の目標を掲げていました。
バイクは坂を警戒してリラックスして平地を進みます。
今シーズンはじめのレースですねが痛くなるトラブルもあり、フォームを調整してから臨んだつもりです。
最終的には、思い切り脚を使ってしまい、ランで苦労することになりました。。。
コース、高低差はこんな感じです。
序盤と終盤に急で長い坂があります。
今までも坂がつらいコースは経験しました。
五島長崎は180.2km
青森鰺ヶ沢は40km
これらのコースと比べても坂がつらくて長いコースです。
きけば、木を切ってそれを転がして運搬するために作られた道だとか。
どうりで急で長いはずです。
トライアスロンの場合、脚を温存しなければいけないのですが、そうもいってられません。
ここを乗り越えないとランにもいけないのです。
準決勝で負けると決勝に行けないように、バイクで負けるとランに行けません。
つらい坂を登るときは、「つらい坂は必ずいつか終わる」と言い聞かせています。
ずっと続いていたら、どこまでものぼらなければいけませんからね。
人生もこれと同じで、つらいときがあっても、ちょっとずつでも進んでいればいつか終わると考えています。
止まっていたら何も変わりません。
そして下り坂。
下り坂は楽で気持ちいいです。
(カーブには気をつけなければいけません)
ただし、下っていると言うことは、登りもだいたいあるということで、油断してはいけません。
人生もうまくいっているときほど、気をつけなければいけないでしょう。
そんなことを考えつつ、バイクをこいでました。
沿道のみなさまの応援には元気づけられ、「ありがとう」作戦(応援に「あざっす」「ありがとう」でこたえる)もきっちりこなし、感謝しながら進みます。
関門ごとの制限時間までのマージンはだいたい35分。少し余力を残していました。
ただ、45kmくらいからの急な坂道はペースダウン。
押して歩く人もちらほら出てきます。
押すかどうか迷いましたが、バイクからいったん降りると坂の途中で乗ることは難しいです。
極力我慢していましたが、スイム同様いったん休んだ方がリフレッシュできるのでは?と思い、再発進できそうなところでいったん休止。リフレッシュして最後までかけあがることができました。
急坂の途中で、つっしーを発見。羅王、にいさんははるか向こうに行っていましたが、つっしーには追いつきました。
バイクの最後の3kmほどは、ご褒美とばかりに下り坂。
最後が登りだともっとつらかったでしょうね。粋なコース設定です。
関門を通過して、制限時間を見ると、あと14分しかありません。
急坂で、21分もロスしたのは痛かったです・・・。
ただ、これが限界だったと言えば限界でした。
バイクは、3時間19分。390位です。。
やっぱりきつい登り!ラン20km
バイクが終わってランへ。
バイクを預けて、ランシューズに履き替え、補給、トイレを済ませました。
補給はアミノダイレクト、ガスター10など。塩味用にハッピーターン250%を準備してましたが、喉を通らず。
脚の状態を確認すると、左太もも前がちょっと痛みます。
太もも前が痛くなるのはフォームが悪い証拠です。
5kmくらいまでは、平坦でしたが、長い長い坂があらわれました。
登りになると、太ももが痛み、つる寸前です。
セオリーどおり、登りは歩き、下りは走る作戦をとることにしました。
ランスタート時で制限時間まで14分。決して油断できません。
太ももがつったり、痛めたりしたら最後でしょう。
坂の途中で、にいさんとすれちがい、つっしーに抜かれ、羅王とすれ違いました。
仲間と来ると、このすれ違いで勇気をもらえます。
もちろん、自分が前の方がいいのですが・・・。
にいさんは気を遣ってくれて、「先にいってすいません・・・」と。
どこまでもジェントルマンです。
羅王とすれ違いざまにハイタッチすると手が痛いので、やらないことに決めています。
空手家でもある羅王、熊が獲物をとるかのようにハイタッチが強いのです・・・。
つっしーは、ランで下りが速く、あっさり抜かれました。
ただ、平地と登りでゆっくりになるので追いつき、追い抜き、また下りで抜かれます。
太もも痛がきつくなり、右太ももも痛くなり、エイドでもらえる水で冷やしたスポンジをウェアのパンツのいれて、太ももを冷やすと、効き目がありました。
登りは、冷やして緩和しつつ脚を温存し、下りは走ってまた痛くなり、また冷やすの繰り返しです。
気をつけていたのは、登りも下りも大股にせず、ピッチを速くすること。
大股にすると余計に負担がかかるからです。
ランの関門は1カ所、11km地点。
「大丈夫ですよ〜まだ間に合いますよ〜」と声をかけられ、「おおげさだなぁ、まだ大丈夫っしょ」と計算してみると、結構きわどいということがわかりました。
これは登りも走らないとまずいくらいです。
無理すると太ももがまた痛くなるけど、無理しないとリタイアになる・・・という葛藤の中、ひたすら走り続けます。
途中、エアーサロンパスもかけてもらったことも助かりました。
なんとか、関門をあと4分で通過。
残り9kmを1時間弱で走ればいいことになりました。
普段なら、1時間あれば、10kmから12km走れますが、今の状態だときわどい感じです。
救いは、行きの長い登りを下れること。
登りはじっくり我慢して、下りにかけました。
つっしーは、相変わらず下りが速く容赦なく置いて行かれます。希望は、最後の平地。コースからすると2kmほどあったのでそこで抜けるかも・・・という思いがありました。
得意(?)の計算をしながら進み、ようやく下りへ。
開放感とともにとばして、平地に行くと、前方につっしーが。
勝ち負けではありませんが、目の前にいるならがんばらなければいけません。
徐々に追いつき、ゴール500M前くらいでようやく抜きました。
結局、ランは2時間19分で284位。
ベストだと20kmで、だいたい1時間36分くらい、普通に走っても1時間50分くらいなので、結構負担は大きいものでした。
8分、9分台のところが登りです。
総合では、6時間40分2秒で、375位。結果的に制限時間まで20分でした。
レース後の太もも。
羅王いわく「いつもそのくらい太い」というのですが、さすがにちょっとはれてたようです。
今はやや縮んでいます。
太いだけで無駄な筋肉です・・。
途中応援してくださった亀仙人のじっちゃんと。
ランでも応援が手厚く、家の前、車の中からも応援していただけました。
メルマガ税理士進化論の読者の方もボランティアをしてくださっていたということで、本当にありがたいです。
まとめ
「もう1回、このレースに出るか?」と聞かれると、まだ「出たい!」とはいえません。。。
それくらいつらいレースでした。
その分、達成感も大きかったですけどね。
宮島や今回お世話になった宿「錦水館」にはまた行きたいです。
http://www.kinsuikan.jp/
このあと、7月に実家宮崎のシーガイア(羅王、にいさん、つっしーも一緒)、石川県七尾トライアスロン(1人で参加。翌月曜日は近くの羽咋市で講演)、そして、8/23のアイアンマンジャパン・洞爺湖に出ます。
屈指の難コースといわれる宮島をぎりぎりながらも完走でき自信もつきました。
トライアスリートのみなさん、ぜひ一度は挑戦してみてください〜。
ご飯もおいしくいいところです。きついけど・・。
昨日は、トライアスロンの太もも痛をひきずりながら、新刊や新イベントの打ち合わせ。
階段の上り下りがつらいのですが、頭は十分動いてました(^^;)
リハビリにウォーク、スイムをやって、だいぶましになりましたが、今日もちょっと痛いです。。
【1日1新】
※詳細は→「1日1新」
某所にて新企画打ち合わせ
特別な案件の打ち合わせ
新しい形での断りメール
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方