ひとり社長にもおすすめ!UR賃貸住宅の7つのメリット+社宅にする税金上のメリット

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今回の引っ越しで選んだのはURでした。
社宅でURにするとお得です。
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UR賃貸住宅とは

UR賃貸住宅とは、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が運営する賃貸住宅です。
(URはUrban Renaissance Agencyの略)

半官半民であるため、民営の不動産会社に比べると優遇されています。
ただ、家賃はそれほど安くはありません。
いわゆる都営住宅、市営住宅(収入に応じて安く住める)とは異なります。

それでも今回住んでみて、いろんなメリットを感じました。

 

 

住んでみてわかったUR 7つのメリット

1 礼金なし

通常、不動産を契約する場合には、敷金・礼金が必要です。
今は、敷金・礼金が0の物件もありますが、URでは、すべての物件の礼金がありません。

2 仲介手数料なし

仲介手数料も必要ありません。
これも物件によっては仲介手数料なしのものも増えてきましたが、うれしいことです。

3 更新料なし

賃貸の場合の悩みの1つは更新料。
通常2年ごとに1ヶ月分程度の更新料を払わなければいけません。
この更新料、お金が出ていくだけではなく、引っ越しのタイミングにかかわってくるのでやっかいです。
「更新料の時期だから、引っ越ししよう・・・でもいい物件がない」
「更新料払ったばかりで、もったいないから引っ越しするのはなぁ。。。}
と意思決定のネックになり得ます。

更新料がないのは、今後住み続けるにしても、引っ越しするにしても非常にうれしいことです。

4 保証人不要

日本のおかしな制度の1つ、保証人制度。
学生時ならともかく、今も保証人を求められます。
手続きの手間もかかり、年金を受け取っている父に、保証人を頼むのも気が引けますし、保証人制度がないのはうれしいです。

ここまではURが打ち出しているメリットです。
その他私が感じたものを書きます。

5 収納が多い

今回、3つのUR、10数戸の物件を見ました。
どれも、数値よりも広く感じます。
収納が多く、さらにトランクルームもあるので、モノを増やしそうです(笑)

玄関も広く、
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廊下にもこういった収納があります。
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台所にもたっぷり収納が。
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6 家賃が後払い

初期費用で礼金、仲介手数料がかからない上に、家賃は後払いです。
8月分は8月末に払います。
また、契約時期も融通がききました(物件、営業所によるかと思います)
私の場合、6月末に契約し、入居は7/17です。
その間の家賃はかかりませんでした。
7月は出張やトライアスロンが多く、ほとんど家にいなかったのでその意味でもありがたかったです。

7 引越しやすい

更新料のところでも書きましたが、やはり次に引越しやすいのはメリットです。
更新料もないですし、仲介手数料も払ってませんので、手間はかかりますが、引越のハードルはぐっと下がります。
同じマンションで、違う階というのもありでしょう。
URに住んでいた友人によると、原状回復費用もそれほどかからず良心的だそうです。

 

 

社宅で契約すると税金上お得

さらに今回は、社宅で契約しました。
税金上お得だからです。

社宅にするメリット

社宅として契約すると、通常よりも安い金額で住むことができます。
大企業や官公庁でやっているのと同じです。
小さい会社、ひとり社長だからできないことはありません。

家賃は、厳密には、次のように計算します。

原則として99平米以下の場合には、

(1) (その年度の建物の固定資産税の課税標準額)×0.2%

(2) 12円×(その建物の総床面積(平方メートル)/3.3平方メートル)

(3) (その年度の敷地の固定資産税の課税標準額)×0.22%

の合計額が家賃です。
ただし、固定資産税の課税標準額を調べるのは難しい場合がほとんどなので、根拠をつけて計算することになります。
(税理士によってこの考え方は異なります。セーフティにいき50%という率を使うことが多いのですが、10%程度負担すればいいケースもあります。社会保険料の計算上の限度もあるので注意です)

これにより、住居費用を経費に落とすことができるのです。
本来は、給料を払い、所得税や住民税、社会保険料(健康保険・年金)を差し引かれた後に、家賃を払います。
社宅にすれば、家賃が安くなるので、給料を下げることができ、その分所得税、住民税、社会保険料も減らすことができるのです。

社宅で手続きする要件

税金上の要件は、「法人で契約すること」です。
今、個人で契約している場合も、管理会社又は大家さんに、法人契約に変えられないかを交渉してみましょう。
個人で契約していると、どうやっても社宅としてのメリットは受けられません。

URでの社宅契約の流れ

URで社宅契約する場合の流れは次のような感じでした。

○仮申込をする
この時点ではキャンセルできます。
インターネットで物件を検索できますが、電話するとネットに載っていない物件がたくさんありました。
電話してみた方がいいでしょう。
現地内覧は、それぞれの物件の管理事務所で申込ができます。
マスターキーを借りて、自分で物件を複数見ることができるのが楽です。
営業所経由で申し込むと、営業所の方が立ち会ってくれるようですが、自分で見る方が気軽でした。
管理事務所は定休日もあるので、注意しましょう。
いい物件があれば、社宅の場合、法人営業所(東京だと八重洲又は新宿)が担当です。

仮申込書はFAXで受信し、記入してFAXで送ります。FAXを使っていない私は苦戦しました(笑)
営業所であればメールでも対応してくれるようです。

○本申込
指定された書類を準備します。
・謄本(3ヶ月以内)
・印鑑証明書(3ヶ月以内)
・前年度納税証明書(その1)
前年度に納税していない場合は、過去2年間の決算書(B/S、P/L)も必要です。
幸い納税してましたので不要でした。

上場企業又は資本金1億円未満の企業およびその子会社は、これらの書類がすべて必要ありません。

これらの書類を郵送又は持参すると本申込完了です。
私は持参し、特に決算書、財務内容のチェックもなく、即OKでしたので拍子抜けしました。
民間の不動産だと、決算書のチェックがある場合もあり、それを理由に断られる(別の理由かもしれませんが)こともあります。
また、社宅OKの不動産じゃない場合もあるでしょう。

○敷金等の支払い
入居日1週間前までに敷金、最初の月の日割り家賃(このときだけ前払いです)を支払います。

○契約書等の書類の返送
契約書等が送られてきますので、所定の事項を記入して返送します。

○鍵の受け取り
鍵は、入居当日、管理事務所で受け取りました。
管理事務所が休みの日は実質引っ越しできないか、事前に受け取る必要があります。
(物件により異なるでしょうね。)

○入居までの期間
「入居日の1週間前に振り込み」というのがルールのようですので、逆に言うと書類をそろえて支払いをした1週間後には入居できます。

まとめ

法人をお持ちの方は、税金上も含めてメリットが多いUR。ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
URの物件は全国にあります。

社宅向けUR賃貸住宅
http://www.ur-net.go.jp/shataku/





【編集後記】
昨日、新オフィス用の椅子6脚がイケアから届きました。
イケアなので、すべて自分で組み立てです。
同時にテレビ台も来てたので、大変でしたが、いい椅子を買えました(^^)

【1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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