「いつか」を捨てる。目標設定は最短で。

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目標を立てるときは、最短で考えるようにしています。
ちょっと無理かな。。と思うくらいでやった方がうまくいくからです。
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1年は長い、2年、3年はもっと。。

数年前まで私はこう考えがちでした。

「来年には、やりたい」
「再来年にはこうなっていたい」
「いつかやってみたい」
と。

ただ、ある日、こういう状況が嫌になって、「いつか」という言葉を捨てました。
その最たるものは、「いつかアイアンマン」というものです。
アイアンマンと同じ距離(スイム3.8km、バイク180.2、ラン42.2km)のレースは昨年達成し、今年アイアンマンを完走しました。
アイアンマンジャパン完走記 洞爺湖入りからスタートまで | EX-IT

 

 

 

 

「いつか」は永遠に「いつか」になってしまうことが多いのではないでしょうか。

1年後○○したいと考えていても、1年後まではかなりの時間があります。
1年前を考えると、かなり昔のことのように思えるはずです。
その多大な時間があれば、何も1年先へ先延ばしにしなくてもいいでしょう。

2年後、3年後を考えると、途方もない先のことになります。

目標を立てるなら、「最短でいつできるか」を考えてみると、いい影響があります。

 

 

半年でアイアンマンになった漢たち

最近、間近で見た事例は、半年でアイアンマンになったチームメイト3人です。
トライアスロンをまったくやってなかった彼らが、1月21日、「アイアンマンに出たい!」と言い出しました。

私はトライアスロンに挑戦してからアイアンマンになるまで5年かかっています。
それを半年でやりたい!といいだし、当初は、「無理だろ・・・」と思ったのです。

ただし、
・メンタル(それまでの付き合いでわかっていた)
・運動能力(マラソン、ウルトラマラソンで成果を出していた)
からすると十分可能で、あとは、
・現実的なトレーニング計画(スイム、バイク、ランの練習、ステップアップのための短めのレース、合宿など)
があれば、実現できると確信していました。

結果的には、私よりも全然速いトライアスリートになり、もう引退したいくらいです(笑)

そして、何よりも彼らの最短での目標設定がすばらしいものでした。
最短で考えると、今年アイアンマンに出るしかなく、それを来年にする理由はありません。
私が5年かかっていたのは、「いつか」とか「2,3年後には・・・」という曖昧かつ遠い目標を立てていてからです。
もはや目標とすら言えないでしょう。

チームメイトの1人、羅王が以前行っていたことがあります。
「目標設定については、自信があります」と。

一流のビジネスマンである彼は、熾烈な争いの中生き残っています。生き残るだけでなく勝ち進んでいるといえるでしょう。
去年今頃は、ランもろくにやってなく、皇居ランの後、「(足が)痛い」「温泉で療養したい」「タクシー乗りたい」「肉食べたい」「コーラ飲みたい」とうるさかったのですが、今ではウルトラマンでありアイアンマンです。
これも去年4月にフルマラソンデビューを決意し、最短である11月のフルマラソンを申し込んだ(私が代理で激戦の申し込みをしたのですが。。)からでしょう。

目標は最短で立てるべし!の好例です。

彼らの軌跡は、ブログで連載されています。
IRONMAN JAPAN 2014 完『騒』記〜半年間の奇跡の軌跡 その1〜
IRONMAN JAPAN 北海道2014完走記①:アイアンマンになりました。

 

 

○円以内&人に迷惑をかけなければ、すぐやる!

1日1日を大事に

目標を最短にすると、行動力が身につきます。
目標時期まで時間がないので動かざるをえないからです。

「今年中に」といっても、まだ3ヶ月半ちょっとあるんで、まだ遠いでしょう。
今日何をやるか、この3連休に何をやるか、9月に何をやるかくらいがちょうどいいでしょうね。

人生は、1日の積み重ねですので、遠い日を見て毎日をおろそかにせず、1日1日を大事にしたいものです。
その意味で、私がブログの末尾にあえてアップしている、「1日1新」をおすすめします。
毎日、何か1つでも新しいことをやるものです。

8月末に行った2日間セミナー(メルマガ『税理士進化論』読者限定のひとり税理士養成塾)後の課題としても、この1日1新をやり、Facebookグループに投稿していただいています。
みなさん、びっくりするほど毎日新しいことをされていてすばらしいです。

すぐやる基準

その新しいことの基準、つまりすぐやることの基準として私が考えているのは、
・○円以内にできる
・人に迷惑をかけない
というものです。

○円というのは、その時期によって異なりますが、今だと月で10万くらいで考えています。
もちろん毎月そんなに使っているわけではありません。
だいたい、2万円あれば、たいていのことは体験でき、それを週1回できればと思っています。
世の中、無料でできることも多く、1,000円くらいで体験できることも多いです。
大事なのは、お金が理由で躊躇しないことでしょう。
(前提としてお金の管理をし、日々無駄遣いをしないことが必要です)

そして、それが人に迷惑をかけないことであれば、躊躇なくやっています。
私が人を雇っていない理由の1つはここにもあります。
何かをはじめる、何かをやめるなど行動することは、少なからずスタッフに影響があるからです。
(気にしなければいいのですが)

 

 

まとめ

大きな目標を立てて、それに向かってコツコツできるタイプの方は、遠い目標でもいいかもしれません。
私も含めてそうでないタイプの方は、目標を小さく、最短で考えてみてください。

・引っ越ししたいなら、物件を見に行ってみる、解約のタイミングを確認する
・試験に受かりたいなら、最短の日付を考える(特に長期間になる税理士試験は最短で考えるべき)
・海外旅行に行きたいなら、最短でいついけるか考える
・Macデビューしたいなら、実物を見に行く、すぐ買いに行く
・フルマラソンに挑戦したいなら、最短でいつのレースに出れるか調べる(現実的には来年1月のかつたマラソンでしょう。申し込み開始は10月1日です)
・トライアスロンに挑戦したいなら、最短でいつのレースか(現実的には、来年のレースでしょう。11月2日の土佐トライスロンもまだ申し込めます)
・転職したいなら、最短でいつできるか考える(引き継ぎ、退職届のタイミングなど)
・起業したいなら、最短でいつできるか考える
・行きたいセミナーがあるなら、最短でいつ出れるか考える
・会いたい人がいるなら、最短でいつ会えるか考える
・欲しいものがあるなら、最短でいつ手に入るか考える
などなど、いろいろあります。

動いて調べてみると、意外とすぐ、かつ安くできることも多いです。

 

 





【編集後記】
昨日、お客様(お花屋さん)にお願いして観葉植物を置いてみました。
やはり緑があるのはいいものです(^^)

【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」

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