【苦手でもやりたいこと】を続けると人に優しくなれる

2014年9月15日

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自分の苦手なこと、弱点を補うかどうか、そこに時間や手間、努力を費やすかは難しいところです。
「必要性が出てきたら・・」くらいに考えておけばいいと思っていますが、苦手なことに挑戦するのは、非常にいい効果があります。
※写真は友人に撮ってもらったサンポート高松トライアスロンでのスイム。後ろが私です。
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1 基本は、強みを活かすべき
2 苦手でもやりたければやればいい
3 苦手をやっておけば、人に優しくなれる

基本は、強みを活かすべき

ドラッカーがいうように、人は強みを活かすべきでしょう。
得意で、好きなことをやるのが一番です。
成果も出やすく、何よりもストレスがありません。

仕事でいえば、現実的には、得意・好き、に加えて、「お金をいただけるかどうか」という要素が加わりますが、それでもかたくなにその3つの要素が交わるところを探し続けるべきでしょう。

苦手でもやりたければやればいい

では、「苦手なことはやらなくていいのか」というとそうでもありません。
周りの環境、職場、状況、立場によりやらざるを得ないこともあります。
（やらなくていいように、環境を変える、立場を変えるのも1つの手です。）

そんな苦手なことの中に、「苦手だけどやりたい」というものがあれば、やってみればいいと思っています。

今やなんとか完走するレベルになったトライアスロンのスイムもその1つです。
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小五まで泳げず、海で泳いだこともなく、ろくに25m泳げなかった私でしたが、「トライアスロンをやりたい」と思い立ったのが、2010年6月30日。
翌日ジムへ入会し、泳いでみるとボロボロで25mたどりつくのがやっと。
途中で立つとかっこわるいから・・と必死に泳ぐくらいでした。
いきなり申し込んだマンツーマンレッスンでは、「泳いだことありますか？？」とコーチから言われました(^_^;)

2ヶ月後のデビューレースでは、こわくなってあえなくスイムでリタイア。
ボートにのせられて、岸に戻ってきました。
集中連載「鉄人への道」Vol.01 トライアスロンデビューは海が怖くてリタイア | EX-IT

その後、これまで29回レースに出ていて、アイアンマンのスイム3.8kmも泳ぎ切りましたが、得意とはいえず、数レースに1回は怖くなります。

（スイム1.5kmでいえば、平均は30分を切るくらいで、私は35分です）

苦手をやっておけば、人に優しくなれる

苦手なことをやると、いい勉強になります。
「あ、苦手なこと、はじめてのことをやるときってこういう気持ちで、不安だよな」
と自分に思い出させるのです。

人は、得意なことばかりやっていると、自分のことを無敵と感じてしまいます。
でも一歩ずらせば、苦手なことは多いはずです。
（たまに万能な人もいますが）

苦手なことをやっていると、
「自分にも苦手なことがある」
「昔は苦労した」
「自分は万能じゃない」
と常に意識し続けることができます。
今でもスイムは人より遅いです。
プールに行くと、隣のレーンで泳いでいる人の速さを見て、毎回へこみます。
どM的考えかもしれませんが、これが欠かせません。

私が専門とする、税金、会計、経理、Excel、IT、ブログ、そしてマラソンやトライアスロンも、ついつい「簡単だよ」といいがちです。
しかし、自分が苦手なことと常に触れていると、「おいおい、自分も苦手でできないことあるじゃん」とつっこみを入れることができます。
「たまたまできるからって、調子に乗るなよ！」と自分に喝を入れられるのです。

だからこそ、初心者のサポート、0から1のお手伝いが苦になりません。
（その分、苦手なこと、苦手な人は多いです・・）

苦手なことに触れ続けるのをおすすめします。
人に優しくなれるでしょうし、自分にもいい効果があるからです。

ただし、苦手で、かつ、やりたいことを探しましょう。
苦手で、やりたくないことだと、続きません。
なおかつ、克服しきれないくらいのレベルのものが理想的です。
私にとってのスイムはまさにそれで、他にも英語、掃除などがあります。

スポーツやIT、Excel、料理、掃除などがおすすめです。