ネット上で入力して、郵送できる請求書サービス。
私はMisoca(みそか)
を愛用しています。
他社のサービスとも比較してみました。
追記:Misocaは弥生に買収され有料となり使いにくくなりました。
請求書業務で効率化できないこと
モノやサービスを提供し、請求、入金まで終わってはじめて「売上」といえます。
”請求書を発行する”
のは、
・請求書を作る
・プリントアウトする
・押印する
・封筒、切手を準備する
・請求書を折る
・封筒に請求書を入れる
・宛名を書く
・切手を貼る
・投函する
といった流れです。
手間もかかりめんどくさいこともあるのですが、仕方ありません。
請求書を作る→システム、ソフト、Excelで工夫
押印する→あらかじめ印影を準備し(押印したものをスキャン)、請求書のフォーマットとして使う(カラー印刷が必要)
宛名を書く→請求書に表示させ、窓あき封筒にする
切手を貼る→料金後納の手続きをする
など効率化する方法は確かにあります。
何よりも、人を雇って、請求書発行業務、投函をやってもらえば済む話です。
しかし、資源に乏しいスモールビジネス、つまりひとり社長やフリーランスは人に任せることができません。
私も同様です。
となると、人手のいる、プリントアウト、封入、切手、投函などが非常に手間がかかります。
もちろん、
・請求書を出さない(契約書で決めておく)
・自動振替を利用する
・メールで済ませる
・請求書のPDFを送る
などといった方法はあるでしょう。
現状、私は、税理士業務については請求書を郵送するようにしています。
お客様によって、PDF送付、郵送と分けると複雑になり、一括して処理した方が楽だからです。
クラウド請求書サービスとは
請求書を作って郵送するという業務を効率化してくれるのが、クラウド請求書サービスです。
ネット上で、必要事項を入力すれば、請求書ができあがります。
1通180円(税込)で郵送でき、初期費用、月額利用料はかかりません。
上記の手間を考えれば、安いものです。
ネットで請求書を作成・郵送できるmisoca。8つのいい点・8つの気になる点 | EX-IT
現状は、Excelで売上データを作成し、それをMisocaに取り込んで、Misocaから郵送しているという流れです。
misoca×Excelで請求書を一括作成する方法 | EX-IT
比較すると、現状ではMisoca
・郵送する
・一括取込をしたい
という条件で考えると、現状ではMisoca(みそか)
がベターな選択でしょう。
他のサービスと比較してみました。
Makeleaps
同じくクラウド請求書サービス。
このような料金体系です。
残念なのは、Excel一括取込をするには、月額3980円必要なこと。
一番安いプランでも1,780円かかります。
25社まで登録できるとは言え、そこまで使わない方も多いでしょう。
プラン名もちょっとわかりにくいです。。。
freee
会計ソフトfreeeにも請求書発行機能があります。
請求書を発行すると、その取引が会計データに反映されるのは魅力です。
しかし、郵送サービスがありません。
MF(マネーフォワード)
MF(マネーフォワード)も、請求者発行機能があり、郵送もできます。
今なら100通まで無料です。
Misocaと甲乙つけがたいところだったので、自分宛に送ってみて比較してみました。
同じような封筒で届きます。
見ると、発送代行している会社は同じでした。
差出人の文字が、発行代行会社と同じ大きさなのは紛らわしいです。
一瞬「どこだろ、これ?」「架空請求???」と思ってしまいました・・・。
中もほとんど同じです。紙の質も同じものでした。
気になる点を比較するとこんな感じです。
郵送はどちらも可能ですが、受付の時間が異なります。
この関係からか、Misocaは、一度発行した場合、取り消しできませんが、MFはできます。
到着日数にも違いがあり、Misocaは平日12:00頃に出して、翌日発送、翌々日に到着し、MFは平日12:00頃に出して、3日後に到着しました。
そのときの郵便事情にもよるのでしょう。
同じ発送代行会社なので違いはないはずです。
(契約上あるのかもしれませんが)
締切時間の違い、取り消しの有無とも関係あるかもしれません。
Excelからの一括取込はMisocaではできますが、MFではできません。
定期的な請求書を作るモードはあるのですが、両方とも使いにくいです。
定期なもの、そうでないものが混在すると使いにくく感じます。
発送完了メールは、Misocaはありますが、MFはありません(確認できませんでした)
料金は、Misocaは180円、MFは100通まで無料です。この差も大きいでしょうね。
会計ソフトの連動については、MFは当然、MFクラウド会計と連動できます。
請求書を作ると、仕訳になるのは便利です。
ただ、MisocaもMFクラウド会計で設定すれば連動できます。
[金融機関登録]でMisocaを選んで登録できるのです。
(MFはよく許可したなぁ・・と思います)
Misocaは、その他、弥生会計のデータ形式への変換、freeeとの連携もできます。
ただ、1つずつ送信しなければいけないようなので、ちょっと手間でしょうね。
まとめ
私の事情は、
・Excelで売上管理をしているので、一括取込は必須
・会計ソフトは使ってなくExcel管理(ソフトとの連携は必要ない)
・郵送するようにしている
というものです。
この条件だと現時点ではやはりMisoca(みそか)
になります。
まずは使ってみることが大事ですので、一度使ってみて自分に送ってみましょう。
Misoca(みそか)
このブログ記事はスタンドファーム株式会社が主催する『Misocaブログ記事コンテスト』にエントリーしています。
ありがたいことに機会があり、昨日、はじめて相撲を観戦しました。
タマリ席という土俵すぐそばの席です。
相撲には全然詳しくなく、祖父がよくみていたなぁ。。程度でしかないのですが、生でみる相撲は大迫力でした。
写真は、大人気だった≪遠藤≫
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
某社からインタビュー
iPhone 6 Plus
両国国技館で相撲観戦
ミッドタウン 鮨
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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ひとり税理士の自宅仕事術
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ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
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