「Excel」「エクセル」といった表記がありますが、私は「Excel」を使っています。
よりアルファベットで考えた方が、PC、ITになじめると考えているからです。
日本人がPC、ITに違和感を持つ理由
「Excel」と書く場合、「エクセル」と書く場合があります。
私は、本、ブログを含めて、「Excel」としか書きません(入力しません)。
もともと日本以外で開発されたものであり、本来は、「Excel」であるはずだからです。
もちろん、「エクセル」と書くのを否定するわけではありません。
ちょっとしたこだわりです。
私も含めて日本人が、PC、ITに対して違和感を持つのは、アルファベット(英語)であることが大きな要因の1つであると思っています。
多くのソフトは、日本語に訳されていますし、アイコンをクリックすることで、操作はできます。
ただし、より使いこなそうとすると、どうしてもアルファベットが出てきてしまい、壁があるのも事実です。
たとえば、Excelでコピー、貼り付けをするだけならいいのですが、関数を入力するとなると、アルファベットになります。
セルA1が1だったら、○、そうでなかったら×という関数なら、
=IF(A1=1,”○”,”×”)
です。
もっと複雑な関数になると、
=IFERROR(VLOOKUP(A1,C:D,2,FALSE),””)
といったものもあります。
マクロを使おうとすると、
ブック→Workbook
シート→Worksheet
セル→Range(又はcells)
といった表記にしなければいけません。
PCを使いこなしている方が、英語が得意というわけでもなく、英語が得意だからPCを使いこなせるというわけでもないです。
ただ、アルファベットが苦にならない程度の慣れは必要ではないかと考えています。
日本人は、この点で、PCを使う上で不利なわけです。
英語を積極的に勉強する必要はありませんが、アルファベットに慣れることと、PCに慣れることは相関関係があるのではないでしょうか。
PC関係の用語は、アルファベットで考える
「PCを使いこなしたい」
「PC苦手を克服したい」
という方は、アルファベット、用語に慣れるように意識してみましょう。
和製英語でなんとなく使っていると、スキルが伸びない可能性が高いです。
知らない用語が出てきたら、アルファベットに直して、意味を調べてみるのをおすすめします。
デスクトップ→Desktop
ファイル→file
保存→Save
開く→Open
閉じる→Close
ピボットテーブル→Pivot Table
ファンクション→Function
その中で、日本語でも英語でも表示しているようなもの、たとえば、Excelとエクセルであれば、「Excel」と表記するのがおすすめです。
自分で使っていると、慣れも早くなります。
「エクセル」と打った方が楽という考えもあるかもしれませんが、日本語モードで、e、x、c、e、lと打って、F10キーを押せば、半角英数字に変換可能です。
見た目はこうなりますが、かまわずF10キーを押すと、
excel→EXCEL→Excelと変わっていきます。
その他、LINE、Facebook、Word、Power Point、Google、WordPress、iPhoneなども同じです。
「英語ができないからPCもダメだ・・・」と思う必要はありません。
あくまで「アルファベット」、PCに関する英単語に慣れるということです。
Excelマクロ、ブログ、HPにも役立つ
さらに、PCを使いこなそうとすると、プログラミングやちょっとした制作もやるようになってきます。
Excelマクロ、ブログ、HPなどをやるときにも、アルファベットへの違和感は立ちはだかるのです。
日頃から意識しておけば、こういったものに挑戦するときも、多少敷居は下がります。
もちろん、先に挑戦すれば、アルファベットへの違和感を一気に払拭できる可能性もあります。
PCやITは、日本語に寄り添いすぎな部分もあるのではないでしょうか。
日本語に訳し、アイコンを作り、マウスで簡単に操作できる・・・というのは、PCを広める上で必要だったのは確かですが、PCスキルアップの弊害にもなっています。
PCスキルを上げるなら、アルファベットにも慣れていきましょう。
余談ですが私が多少なりともアルファベットに慣れることができたのは趣味のおかげです。
PCを使い始めたのは24歳で遅かったのですが、それまで、さんざんゲームやアニメ、漫画、映画を見ていました。
そのおかげで抵抗は少なかったです。
Mobile Suits、Newtype、Zion、fantasy、Quest、Experience(EXP)、HitPoint(HP)、Levelなどなど、日常にアルファベットがあふれていました(今も多少)。
日常でアルファベットに触れていくのもいいでしょうね。
スポーツでもたくさんアルファベットはでてきます。
昨日は朝から、辰巳のプールへ。
ウェットスーツを着て泳ぐスイム練習会でした。
動画も撮っていただき、その後解説会も。
自分の泳ぎを見ると、フォームはまずまずなのですが、動きが遅いです。
柔軟性の問題もあるのでしょうが、講師の方曰く、「神経です!」と。
確かに運動神経は鈍いので。。。
どうしようもないかもしれませんが、やれることやっていきます。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
辰巳国際水泳場で、ウェットスーツを着たスイムレッスン
横浜で同窓会
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方