『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』がおかげさまで重版となりました。
出版を副業と考えるとうまくいかないような気がしています。
『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』、7刷、24,000部となりました。
2013年2月に発売となった『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』が重版となりました。
7刷目(初版+6回の重版・増刷)で、累計24,000部です。
お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。
つい最近も、Amazonでうれしいレビューをいただき、ありがたい限りです。
出版を副業と考えない
もっと売れている本はやまほどありますが、会社の数字に関する本としては刷っていただいている方だと思います。
もちろん、出版社の皆様(営業の方、編集者さん、デザイナーさんなど)のお力も大きいです。
私ができたのは、「全部書いたこと」しかありません。
別の出版社の方から、「通常、専門家の方には、全部書いていただけないことが多いです。あたりさわりのないことしか書いていただけません」という話をうかがったことがあります。
たしかに、読者として本を読んでいると、専門家は本業につなげるために出し惜しみしている傾向が多いです(意図しての場合も、意図せず無意識にしている場合もあります)。
本を書く上では、副業と考えないことが大事だと思っています。
・本業につなげるため
・自分のブランディング
・宣伝
といった要素が大きすぎると、本としては魅力のないものになりがちです。
出版を本業の1つとして考える
出版を副業ではなく、本業の1つと考えると、その目的は、「自分の知識やスキルを世の中に伝える」ということになります。
となると、出し惜しみする必要はありません。
「自分の知識やスキルを世の中に伝える」と考えると、
・世の中に求められている
・世の中に広められる
・世の中にない
ものが必要です。
本業としての出版ではこういった要素が欠かせないと考えています。
希少価値があるければ、世の中にニーズがあるものです。
希少価値だけでは、単にマニアックなものとして終わってしまいます。
出版が実現するような、つまり売れるようなものでなければいけません。
社長向けの経理本というのは、意外とありません。
「社長は経理のことは考えなくてもいい、プロに任せてください」というのが大きな流れだからです。
ただ、ニーズとしては確実にあるので、『社長!「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ』を書きました。
Amazonで「社長 経理」と検索すると、一応トップに出てきます。
副業と考えて、税理士顧問をガンガンとろうと書いていたら、まったく違った本になっていたはずです。
(本書に限らずすべての本でそう考えています)
その一方で、この本のおかげで、出会った方、いただいた仕事もあります。
これも副業と考えていたら、まったく違ったでしょう。
本業として出版を考え、目指していくのをおすすめします。
昨日は朝からポセイ丼のチームメイトとスイム練に参加。
練習中、プールの中で「井ノ上さんですよね?ブログ読んでいます!」と声を掛けていただきました。
ブログやっててよかったと思います。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
MARUZEN CAFE
代々木体育館スイム練
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
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