HP・ブログ運営者にタダで質問しにくい理由とその解決策

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HPやブログ経由で、気軽に質問をしにくいものです。
その理由と解決策について考えてみました。

EX IT SS
※新宿サザンテラス スタバ。DSC-RX100M3

無料掲示板、Q&Aサイトは、無料で質問に答えてくれる

ネットは無料でみることができるものです。
特に、無料掲示板(2chなど)やQ&Aサイト(Yahoo!知恵袋、教えてgooなど)は、質問に無料で答えてくれます。

こういったサイトにいけば、ある程度の疑問は解決できるので便利な世の中です。

質問をしなくても、ネットで検索すれば、やはりある程度の情報は手に入ります。
以前と比べると、お金を払わずに情報を得ることは簡単になりました。

しかし、特定の個人に質問をするとなると、敷居は上がります。
HPやブログを見ていて聞きたいことがあったときに、私はやはり聞きにくいです。
質問して怒られるかも・・とすら思ってしまいます。

HPやブログも見るのは、無料だけど、質問のハードルは高い

HPやブログを見るのは無料ですが、質問に答えてもらうのは、なぜハードルが高いのでしょうか。

その理由は次のようなものが考えられます。

・やりとりに手間がかかるから

自発的に書くブログやHPと異なり、質問にこたえるとなると、やりとりに手間がかかります。
質問の意図、背景などをとらえるのにも時間がかかるからです。

・サポートセンターではないから

いわゆるサポートセンターであれば、専用の人員がいて体制が整っています。
質問する相手がそうでなければ(特にフリーランスや少人数でやっている場合)、なかなか聞きにくいです。
回答にどのくらいの手間がかかるかわかりませんし、気が引けます。

また、サポートをするのは次のようなケースです。
・商品やサービスをすでに買っている→サポートすると明記している場合に限ります。一度買ったから一生サポートされるわけではないかと思います。
・商品やサービスをこれから買う→買う見込みがある場合に質問ができます。

このいずれにも属さない場合、やはり質問をしにくいです。
買うつもりっぽくみせるという方法もあるのでしょうが。。。

 

・個別の質問に回答するのは有料だから

もし、その人が、事業として有料のサービスをやっているのなら、余計に質問はしにくいです。
セミナー、コンサル、顧問、CD販売、動画配信、執筆などの有料のものがあれば、それらを利用しなければいけないと思います。

・その人が好んでいるかわからないから

「気軽にご質問ください」「なんでも聞いてください」という方も大勢いらっしゃいます。
Twitterで答えたり、コメントで答えたり、メールで答えたりする方も多いです。
そういうタイプの方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。

どちらのタイプであるかわからないと、質問はしにくいです。

・答えてもらえるか不安だから

質問したところで、答えてもらえるかはわかりません。
その不安があるとやはり質問しにくいです。

以上の理由から考えると、私は、質問したいときはこう考えています。

・有料のサービスがあれば、それを利用する
・質問窓口があれば、それを利用する

こういったものがなければ質問はなかなか難しいです。
(私の場合は)

もう1つの方法としては、「仲良くなる」というものがあります。
仲良くなれば、食事をしたり、一緒にいたりしたときに聞けるからです。
ただ、この「仲良くなる」はお互いが感じる距離感の問題ですので、これはこれで難しいところがあります。

質問を受ける側の葛藤

質問を受ける側から考えてみると、葛藤があります。

「いいじゃん、気軽に答えれば」
というものと、
「いやいや、そうはいかない」
というものです。

基本的には、「質問に答える」が含まれる有料サービスを提供している以上、無料で答えるのはよくないと考えています。
無料で答えていると、有料、つまりお金を払っていただいている方に申し訳がたたないからです。
「無料で聞いたもの勝ち」というのは変な話でしょう。
私が逆の立場だったら、もうその人にはお金を払いたくありません。

「気が向いたら」とそのときどきで判断するのも、ちょっと違う気がするのです。

「時間があるときに教えてください」といわれるのが一番困ります。
時間がある、なしではないのです。
必要ならば時間はいくらだって作りますし、そうでないなら時間があってもやりません。

一方で、友人なら、「何でも聞いて」と言っていることもあり、起業直後の友人から無料相談を受けていたりもします。
時間は限られていますので、どこを無料にし、どこを有料にするかは、常に考えなければいけません。
ブログは情報発信を無料で行うものですが、情報発信自体も有料の方もいらっしゃいます。
単価が大きいビジネスは、すべての相談を無料にする手もあるでしょう。
保険、不動産、弁護士などといったビジネスは、単価が大きいので無料又は安価で相談を受けるのです。

こういった葛藤の解決策として、次のようなことをやっています。

・「何でも質問してください」と気軽に言わない・書かない

基本的なスタンスとして、「何でも聞いてください」と気軽に言わないようにし、書かないようにしています。

・有料のサービスを明記する

有料のサービスが何か、何が有料になるかを明記しています。

・リクエストを受け付ける

メルマガ『税理士進化論』では、リクエストを受け付けています。
個別に回答するのではなく、メルマガで取り上げる形での回答です。

当ブログでも、試験的にリクエストフォームを作りました。
https://www.ex-it-blog.com/request/

フォームにも書いてあるとおり、下記の点をご理解いただければ。

※個別の回答はいたしません。ブログ記事で紹介の上、回答させていただきます。
ただし、質問の内容によっては回答しかねる場合があることをご了承ください。

※リクエストはより具体的に書いていただくようお願いいたします。可能な範囲で職業、今の状況等をお知らせいただくと、より詳しく回答ができます。

※リクエストの前に、一度、ブログ内で検索しておいていただけると助かります。

ブログ運営者は、上記のようなことをやってみていだただければ、葛藤も解決できますし、質問する側にもわかりやすくなるのではないでしょうか。

無料で情報発信していると、無料で答えてくれると思われてしまいがちです。
質問してもいいのかしてはいけないのか、質問を受け付けているかを明記しておきましょう。

それが双方のすれ違いを防ぐ方法だと思うのです。

 
この記事にも関係します。

 





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【1日1節】
時間術の本を1日1節書く。12月22日完了予定。
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