「5年後何をしているか?」「1年後何をしているか?」と考えるときに、デジタル記録があると役に立ちます。
5年前、1年前を詳細に思い出せるからです。
※keynoteで作成
5年後を考えるときに、5年前を見る
5年後、1年後、1ヶ月後などを考えるときに、私は、5年前、1年前、1ヶ月前を見ます。
○年後なら、○年後を見るわけです。
その結果、次のようなことがわかります。
・○年後は、かなり先の話であること
・○年あると、自分がどのくらい変化できるか
・○年後は、世の中がどのくらい変化しているか
5年となると、かなり先の話で、自分も世の中も大きく変化しています。
「〜しておきたいな」というくらいな気持ちはありますが、それほど真剣に考えていません。
今の積み重ねが、5年後だからです。
その積み重ねを実感するため、または積み重ねが足りないことを実感するために、5年前の記録を見ると参考になります。
デジタルで記録しているメリット
デジタルで記録していれば、その記録を見るのが簡単です。
紙で記録していても、きちんと保管していれば問題ないかもしれませんが、瞬時に取り出すのはなかなか難しいでしょう。
紙が劣化している可能性もあります。
この意味で、デジタルで記録するメリットがあるのです。
その他、
・どこでも記録できる
・編集、削除がしやすい
というメリットもあります。
今回、5年前、つまり2011年の記録を見たのは、カレンダー、ブログ、経理(数字)でした。
これらのものをデジタルで記録し、すぐに取り出せるようにしておくと便利です。
今日からでもデジタルで管理してみましょう。
カレンダー・ブログ・経理の記録
カレンダー
カレンダーはGoogleカレンダーのしくみを使い、mocaというアプリ(Mac、iPhone)で使っています。
5年前のカレンダーも瞬時に読み出せるのが便利です。
こうやってみると、
・今はつきあいがない方も、今でもつきあいがある方
・今はやっていない仕事、今もやっている仕事
・今はやっていないこと、今もやっていること
がわかり興味深いです。
人の関係、仕事の内容、自分がやっていることは、5年後さらに変わっている可能性があります。
当時やっていたテニスはもうやっていません(けがのリスクがあるため)。
トライアスロンは、このころ初めて2年目。必死にスイムレッスンに通っています。
(今も、そうたいしたものではありませんが)
5年前の2011年は、独立4年目になる頃。
いい感じで、予定が少なくなっています。
カレンダーをデジタル記録するならGoogleカレンダーのしくみがおすすめです。
後で見返すなら、
・急に入った予定もカレンダーに入れておく(入れないでその予定をこなしがち)
・あとでみてわかるように、ある程度具体的に入れる
といった点に気をつけましょう。
【関連記事】時刻付きの月表示がみやすい!Mac&iPhoneアプリの「月特化カレンダーMoca」 | EX-IT
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ブログ
ブログも5年前の時点、2011年5月は、まだアメブロで書いていました。
(WordPressにして今のブログに移行させていますが、フォーマットがおかしくなっている部分もあります)
ブログ下部の月別一覧で見ることができます。
さらりと見てみると、いい記事もあればそうでない記事もあり、そうでない記事のほうが多いです。
「ノマド」という言葉も懐かしく感じます・・・。
記事の視点はもちろん、言葉が弱いのがダメダメです。
〜と思います。まだまだ〜ですが、など逃げが多く、そういうメンタルだったのでしょう。
ブログ、つまりデジタルで文章を残しておくと、心情やそのときの状況を見返すことができます。
日記をデジタルに残すと、より心情が残せるのでいいのでしょうが、私が書いているのはブログだけです。
「見返す」という意味では日記が好ましいのですが、読んでいただく、価値提供するという役割は、公開するブログにしかありません。
経理
経理や家計簿の記録もデジタルに残しておくと便利です。
会計ソフトにだけあると、取り出すのがめんどくさい場合も多いので、Excelに記録しておくことをおすすめします。
(過去3年間しか見ることができない、ソフトを変えていたら見ることができない場合もあります)
私の場合、独立以来からの数字をExcelで瞬時にみることができるようにしていますので、今回も5年前を見てみました。
全財産も多少なりとも増えています。
(多少なりともですが・・)
ただ、売上は同じくらいです。
停滞しているのかもしれませんが、中身が変わっているのでよしとしています。
上が2016年5月、下が2011年5月の売上構成。
これを踏まえると、5年後にどういう構成にしたいかがわかります。
私の場合、右肩上がりを目指していないので、構成のほうが大事なのです。
数字を見ると、自分のやっていることが明確にわかります。
むしろ、わかるような数字の記録をしなければいけません。
「売上高」とだけにしていると、記録の意味がないということです。
経費に関しても、5年前とほぼ同じか少ないくらいで、いい感じで成長していませんでした。
経理の記録、こうやって見返し今後の指針とできるなら、やる意味があります。
【関連記事】独立後9年弱の会計データをすべて1枚のExcelシートに入れている理由。管理しやすさ・使いやすさ・宝の山。 | EX-IT
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昨日は、天ぷら屋さんで会食。
楽しいメンバーとともに、おいしい料理を楽しみました。
ここはもう一度行ってみたいところです。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
曙橋 天ぷら庄司
ハーゲンダッツ アルフォンソマンゴー&クリーム
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