月100時間という言葉が出回っていますが、ひとりしごとなら、この月100時間未満「労働」を目指してみましょう。
※お台場から撮影 Nikon COOLPIX P900
ひとりでも「残業」の意識を持つ
勤めていると、「残業」つまり、「残って仕事をする」という概念があります。
そこに対価が払われることもあれば、そうでない場合もあり、ときには、コミコミプランもあるでしょう。
(給料に残業時間分を含めているプラン)
ひとりだと、いつでも仕事をし、いつまでも仕事で、残業という概念が薄くなります。
だからこそ気をつけなければいけません。
・時間を管理する
・仕事をしない時間帯、曜日を決める
・生産性を上げる
といったことは必須です。
そうしなければ、ひとりのメリットが1つなくなります。
時間をコントロールできるというメリットがなくなるのです。
月100時間労働を目指す
最近、「月100時間」という言葉をよくききます。
ひとりである私には関係なので、気にしていませんが、「残業」が月100時間未満ということだそうです。
(年間の制限、月平均、通常月の制限もあります)
残業80時間が過労死のラインと言われているのに、月100時間が基準というのは理解できませんが、それが企業の理屈なのでしょう。
これまでは制限がなかったところに制限ができたので、「よかった」「一歩前進した」という声もあるでしょうが。。
私なら月100時間の残業があったら、全力で逃げます。
(実際月30時間くらいでも逃げました)
それはさておき、「ひとり」の場合、月100時間を目指してみましょう。
残業が月100時間ではなく、仕事をするのが月100時間です。
土日休んで、22日だとすると、1日4.5時間。
ちょうどいい数字です。
9時からだと13時半、7時からだと11時半に終わります。
これなら、給料を捨て、独立するリスクをとる価値は十分あるでしょう。
ただし、この「仕事」とは、売上に紐づくもの・アポで、その他のことは別カウントです。
・アウトプット(ブログ、メルマガなど)
・インプット(勉強、読書など)
・自分の仕事の改善、研究
・新しいことへのチャレンジ
・オフ、遊びからの学び
などは別で考えています。
次の世代(娘)への投資も加わりました。
むしろこういったこと=投資をやっておかないと、リソースが小さい「ひとり」は食べていけません。
1日8時間費やしていると投資の時間がなくなります。
私も100時間制限です。
セミナー等で1日4.5時間を超えることもありますが、他の日で調整しています。
そうしないとトライアスロンもゲームもブログもできません。
また、原則としてアポを午後のみ1件と決めているのは、この100時間制限があるからでもあります。
それくらいしかアポを入れることはできません。
生産性の分子ではなく分母を減らす
独立して3年目に、「このままだと勝てないな〜」と考えたことがあります。
それなりに時間を使い、それなりの売上だったのですが、それ以上になるのはどうすればいいかわからなかったのです。
人を雇って売上だけ増やしても、望まない仕事で売上を増やしても意味はありません。
その売上のままでいくとしても心もとないですし、自分の力も伸びません。
そこでたどり着いたのは、分母(時間)を半分にすること。
分母とは生産性の分母です。
生産性=成果/時間 と考えると、成果が2倍になっても時間が2倍になっては意味がありませんし、おもしろくありません。
普通のことだからです。
さらには、時間には限りがあります。
今の成果を出すのに10時間かかっていたら、それを20時間にするのは難しいです。
そこで、当時考えたのは、分母の時間を1/2にすること。
8時間で仮に1000万円の売上があったら、それを4時間で1000万円の売上を上げられるようにするのです。
生産性は2倍になります。
時間をいったん圧縮しておけば、先程挙げた投資もでき、その投資効果で成果を上げることができるのです。
実際、その後成果は上がっています。
当時は「4時間」を記録し、仕事をしている時間=売上を上げている時間をカウントしていました。
「あと3分しかない・・」と焦ることもありましたが、そのときの圧縮努力が今につながっています。
当時、このアプリを使っていました。今でも使えます。
iPhone版
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.aloggers.atimeloggerapp&hl=ja
半分にすると考えると、目の前の仕事の効率化だけでは無理です。
仕事の選び方、やり方、自分の軸など、すべてを考え直す必要があります。
それができるのも「ひとり」のいいところです。
国に、会社に決められた制限ではなく、自分が望んだ制限として、月100時間未満を目指してみましょう。
昨日は娘に会うため病院に妹2人が来てくれました。
甥っ子2人もいたのですが、12歳以下は面会できないため、近くのバスケコートで待っててもらうことに。
その後お茶してから病室に戻り、妻のシャワーの間に娘と1対1。
泣き始めたましたが、だっこして、おむつ替えたら寝てくれました。
一安心です^^;
今日退院して我が家に戻ってきます。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
妹2人を娘に会わせた
田町 ロッテリア
1対1で過ごしておむつ替え泣き止ませ
ニトリ 衣装ケース
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方