食べていくには、買っていただかなければいけません。
その前提として、「知ってもらう」ことだけを考えて毎日を過ごしています。
※大阪のホテルにて iPhone 7 Plusで撮影
「買ってもらう」よりも「知ってもらう」
「買ってもらう」
自分が提供するモノ・サービスとお金を交換していただくことです。
食べていくにはお金が必要であり、買ってもらうことが欠かせません。
ただ、
「買ってください!」
「おすすめです!」
「絶対損しません!」
というのは、好みではありませんし、自分が逆の立場だったら買う気がなくなってしまいます。
そもそも買っていただく前にやることがあるはずです。
それは、「知ってもらう」こと。
買う前に、知ってもらっていないと、買うまでにも至りませんし、売っていない、もっといえば、独立していないのと同じです。
だからこそ、知ってもらうことだけを考えています。
このブログも、「知ってもらう」の一環です。
自分・メニュー・必要性を知ってもらう
じゃあ、何を知ってもらうのかと考えると、次の3つのものがあります。
1 自分
自分がどういう人間で、何を考え、何をしているか、何を知っているか、何ができるかということを知ってもらわなければいけません。
期待値を上げすぎてもいけないですし、期待値がなさすぎてもいけないものです。
・プロフィールを細かく書く(何ができるかを冒頭に)
・自分の考えをスパッと書く(他人の考えではなく)
・自分の行動も織り交ぜて書く
といったことを意識しています。
まとめると「こういうやつだ」ということを直接ブレなく伝えるということです。
2 メニュー
何を提供していて=売っていて、いくらなのか、どういう内容なのかを知ってもらわなければいけません。
よっぽどの有名人なら、メニューを提示しなくても、仕事が来ます。
ただ、そうでなければ、何をいくらで買えるのかを示さないと、買われないでしょう。
私も有名児ではないので、地道に提示しています。
自分を知ってもらったとしても、じゃあ、どうやって頼めばいいのか、何を頼めばいいのか、いくらなのかがわからないと、面白い人、ためになる人で終わってしまいます。
ただ、売り込みはしません。
知ってもらうだけです。
無理に買ってもいただいても、意味がありませんし、長くは続きません。
おいしいお菓子があり、おすすめのものがあったときに、「これ、おいしいから食べて!食べて!」と相手の口に放り投げるような商売もあります。
私が意図するのは、そうではなく、おいしいお菓子がなぜおいしいか、なぜおすすめなのか、どういう人におすすめなのか、いくらなのかなどを説明して置いておくようなものです。
ただし、確実に知ってもらうようにしています。
画面上部にメニュー(固定ページを作り、[外観]→[メニュー]で設定)
すべての記事の下部にあるメニューも知ってもらうためにやっていることです。
このメニューは、WordPressのプラグインQuickAdsenseを使っています。
プラグインを入れ、有効化し、ダッシュボードの[設定]→[QuickAdsense]で、たとえば、「Ad2」を「End of Post] (記事の下)に表示すると設定し、
Ads2の欄に文章やコードを入れれば、今まで投稿したすべてに挿入できる機能です。
※Ads2は私がそうやっているだけで、通常はAds1で大丈夫です。
また、欄の右にある、alignmentは、標準では「中央」になっています。中央揃えという意味ですので、「なし」にしておきましょう。
コードを打つのは大変なので、ダッシュボードの[投稿]→[新規追加]で記事を書くようにして挿入したい文章やメニューをビジュアルタブで入力し、
テキストタブにあるコードを貼り付けましょう。
こうすれば、最新のメニューをブログの全記事へ表示できます。
蓄積している記事、そして読まれる確率(検索)を上げておけば、知ってもらえる機会は飛躍的に増えていくでしょう。
3 必要性
1の自分、2のメニューが自分にとって必要かどうか、買うに値するかどうか。
そして、買わなくてもいいかどうかの判断材料は必須です。
これは日々の記事の中で、文章として表現していきましょう。
私もこういうことを知っている、こういうことをやっている、だからお役に立てる可能性がある、またはお役には立てませんということを示しているだけです。
知ってもらうための工夫を毎日やる理由
知ってもらうためなら、広告を出したり、紹介を頼んだりすればいいのでは?と思われるかもしれません。
広告や紹介はブレがあります。
意図せずして売れてしまうこともあり、そうなってしまうとお互いにとってよくありません。
だからこそ私はブログを選んでいます。
しかも毎日やるのは理由があるからです。
それは自分を知ること。
「自分を知ってもらう」といっても、そもそも自分が自分のことを知っているかどうか。
何が得意で、何が好きで、何が嫌いで、何ができて、何を知っているかを自分が知っていなければ、知ってもらうことなどできません。
文章を書いていれば、「あれ、これって本当に好きなのか?」と気づいたり、「あ、これは自分が好きなことだな」と感じたり、「うーん、昔は好きだったけどもう好きじゃないな」と思ったりすることもあります。
この自分の変化に気づかず、ずっと同じメニューを売っていれば、そこにミスマッチが起きるのは当然です。
自分のことを知るためにも毎日やる価値はあります。
自分をある程度知った上で、知ってもらうのと、そうでない状態で知ってもらうのとでは、出すものや出し方が変わってくるはずです。
「知ってもらう」というのは、数を増やす・有名になるというのではなく、知ってもらう精度を高めることだと思っています。
意図しない仕事が来るのは、その精度が甘いからです。
精度を高めることを意識するようになって、仕事の依頼の精度は間違いなく上がりました。
「買ってもらう」を考えすぎると、ブログは続かなくなり、「知ってもらう」がおろそかになってしまいます。
「知ってもらう」を、自分に合った方法で、毎日徹底的にやっていきましょう。
昨日の朝、大阪城近くのホテルから、新大阪へ向かい新幹線で東京へ。
そのまま私は品川で仕事して、その後、個別コンサルティングでした。
【昨日の1日1新】
※詳細は→「1日1新」
ホテルニューオータニ大阪 朝食ビュッフェ
娘と新幹線
塚田農場の弁当
品川 カフェTAMEALS
PSVR Farpoint
【昨日の娘日記】
大阪遠征、行きはセミナー開催のため先に向かったので別々。帰りは娘も一緒に新幹線で。
おとなしくしてました。
■著書
『税理士のためのプログラミング -ChatGPTで知識ゼロから始める本-』
『すべてをがんばりすぎなくてもいい!顧問先の満足度を高める税理士業務の見極め方』
ひとり税理士のギモンに答える128問128答
【インボイス対応版】ひとり社長の経理の基本
「繁忙期」でもやりたいことを諦めない! 税理士のための業務効率化マニュアル
ひとり税理士の自宅仕事術
リモート経理完全マニュアル――小さな会社にお金を残す87のノウハウ
ひとり税理士のセーフティネットとリスクマネジメント
税理士のためのRPA入門~一歩踏み出せば変えられる!業務効率化の方法~
やってはいけないExcel――「やってはいけない」がわかると「Excelの正解」がわかる
AI時代のひとり税理士
新版 そのまま使える 経理&会計のためのExcel入門
フリーランスとひとり社長のための 経理をエクセルでトコトン楽にする本
新版 ひとり社長の経理の基本
『ひとり税理士の仕事術』
『フリーランスのための一生仕事に困らない本』
【監修】十人十色の「ひとり税理士」という生き方