利益を上げる方法は2つあります。
利益は収益-費用で計算できるため、
・収益を増やす
・費用を減らす
という方法があるはずです。
どちらをとるにしろ、そのコントロールの容易さと効果を考えなければいけません。
コントロールしやすいかどうか
自らの意思でコントロールしやすいかという観点で考えてみます。
収益はなかなかコントロールしにくいでしょう。
費用はコントロールしやすいものとコントロールしにくいものがあります。
買うのをやめればいい場合もありますし、値段交渉や契約変更など手間がかかるものもあるでしょう。
効果があるかないか
収益を上げると当然利益を上げる効果があります。
しかし、それにともなって生じる費用も考慮しなければいけません。
例えば、売上が100万円増えても、それに伴って増えるコストが98万円だったら、利益への影響は非常に少なくなります。
費用についても、細かい費用を削減しても効果が少なく、仕事に支障をきたすこともあるでしょう。
コントロールと効果のマトリクス
上記のコントロール性と効果をマトリクスにすると次のようになります。
収益にしろ、費用にしろ、【コントロール 易】-【効果 大】のものがあれば、即実践すべきでしょう。
ただ、どちらかというとこの部分はやり尽くしている感があると思います。
それでも、使っていないのにそこそこの金額を支払っているサービス、無駄に払っている保守料、年間契約労などには要注意です。
費用の内訳を今一度確認してみましょう。
一般的な経費削減は【コントロール 易】-【効果 小】であることが多い気がします。
やりやすいから実践しているけど、実は効果が少ない、又はかえって効率が悪くなっているケースです。
コピー用紙の裏紙や過剰な節電がここに属するでしょう。
(もちろん紙の節約、節電は必要です)
下手にサービスをけちって効果が少なくなるケースも多いものです。
利益を上げるためには、【コントロール 難】-【効果 大】に積極的に取り組む必要があります。
細かい費用を気にすることも重要ですが、単価を保つ、仕入値を交渉するなどの方法で利益率を上げることができれば、大きな効果が期待できます。
手続きが面倒、これまで使ってきたから……などという理由でコントロールが困難な費用についても、効果が見込めるのであれば、検討の余地があります。
コントロールしやすいかという軸よりも、利益に与える効果が大きいかという軸を重視すべきでしょうね。
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赤ワイン+バター+ケチャップ+肉汁でソースを作ること、アボカドをトッピングするのがお気に入りです。
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