税理士試験は科目合格製となっており、その科目のほとんどは、計算50点、理論50点の配点になっています。
理論とは、法律の条文の暗記です。
「○○について述べよ。」「××の場合に適用される手続きについて述べなさい。」と出題された場合に、それが覚えていない法律の条文だったら、その年の試験の合格は難しくなります。(たとえ、計算が50点満点だったとしても)
事務所に持ってきているそのとき使っていたテキストです。
常に持ち歩いてたのと、私の扱いが雑なことから、ちょっとぼろぼろです。
中はこんな感じです。
この法人税法だと、だいたい見開き2ページを1つと数えると、60くらいの法律を暗記する必要があります。
暗記試験に意味があるのか?という疑問もあったのですが、丸暗記というものは難しく、内容を理解しなければ、暗記できないため、私としては、法律の条文を読み、内容を理解する能力を磨くのに役に立ったと思っています。
いろんな暗記方法があると思います。ひたすら書く、読む、録音して聞く、市販の教材を聞く・・・など。
私は、内容を理解するまで読み込んだら、何も見ずに頭の中でその条文を思い出すことをしていました。
これだと、歩いているとき、電車に乗っているとき、ちょっとした時間に実行できていました。
さらには、実際に書くことが一番効果があるのですが、時間がかかり、手も疲れます。
そこで、やっていたのが、Word。書くよりも速いし、1、(1)などの番号も瞬時にふることができ、手も疲れないです。
ただ、漢字を覚えないという欠点があると言われますが、意外と変換するときに漢字のことを考えてると思うので、特に弊害はなかったと思います。
試験2年目からは、ボールペンで書くのは、学校のテストと本試験のみでした。
あまりにマニアックなので、「試験合格法」などには書けないと思います。
今日のお昼に、これから税理士試験を受けようかと思っている友人が事務所に来るので、ちょっと思い出しながら記事にしてみました。
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